『ヴァニタスの手記』は19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼と人間にまつわる物語を描いた作品です。2人の主人公の奇妙なやり取りや関係性、そして幻想的な世界観が面白さのポイントになっています。アニメの第1クールは終了しましたが、2022年1月に第2クールが始まることで注目されています。今回は、第2クールが始まる前に、あらすじをネタバレ込みで紹介したいと思います!
はじめに:どんな物語?
吸血鬼と人間が混在する世界が舞台です。主人公の一人であるノエは、魔導書である「ヴァニタスの書」を探してパリに向けて旅をしていました。その後騒動に巻き込まれ、吸血鬼専門の医者を名乗るもう一人の主人公であるヴァニタスによって解決されます。ヴァニタスは、ノエが探していた「ヴァニタスの書」を所有していました。ヴァニタスの目的、そしてヴァニタスの書とは何なのか?吸血鬼と人間を巡って奇妙な物語が始まります。
原作は何巻まで出ているの?
原作の漫画は9巻まで発売されており、まだ完結はしていません。原作が最終回を迎えていない以上、第2クールで物語が完結する可能性は低いと思います。アニメオリジナルの最終回を放送するというケースもありますが、原作に対する愛が強い人も多く、賛否両論巻き起こることも度々あります。
『ヴァニタスの書』とは何なのか?
元々ヴァニタスの書は童話「蒼月の吸血鬼」に登場する本の名前であり、あくまで架空の存在とされてきました。しかし、19世紀のフランスで実在することが明らかになります。「先生」と呼ばれる師に頼まれて、ヴァニタスの書を探しにパリへ向かっていたノエは、旅の途中でアメリアという女性に出会います。実はアメリアは吸血鬼で、呪い持ちでした。人間を襲ってはいけないという吸血鬼の掟を無視して、制御不能の状態になるアメリア。そんな中、ヴァニタスの書の持ち主であるヴァニタスは、アメリアの窮地を救います。実はパリでは呪い持ちの吸血鬼による事件が多発しており、ノエとヴァニタスは協力して事件を調査することになりました。吸血鬼事件とヴァニタスの書は密接に関係していることが分かります。
仮面舞踏会とヴァニタスの思惑
シャルラタンという存在が、吸血鬼を呪い持ちに変えています。シャルラタンの手がかりを掴むため、ノエと幼馴染のドミニク、そしてヴァニタスも仮面舞踏会に向かいます。ドミニクはヴァニタスという名前から、蒼月の吸血鬼について何か知っているのではないかと怪しみ、ヴァニタスを問い詰めます。するとヴァニタスは、蒼月の吸血鬼に復讐をしようとしていることを明かしました。仮面舞踏会にはジャンヌとルカも来ており、ジャンヌは呪い持ちの吸血鬼を見たことで、吸血衝動に駆られてしまいます。その後ヴァニタスが機転を利かせ、ジャンヌに自分の血を吸わせます。ノエとドミニク、ジャンヌやルカも応戦し、事態は収束します。
ルスヴン卿との出会い
仮面舞踏会での騒動の原因と誤解されるヴァニタスの前に、ルスヴン卿(画像の人物)が現れます。一度はヴァニタスを疑いましたが、ノエの説得に応じ、事件の収束に注力します。その後ルスヴン卿の自宅に招かれたヴァニタスとノエは、ジャンヌとルカに再会します。ジャンヌに対する振る舞いに怒るルカに対し、ヴァニタスは血を吸わせたことによる所有印を見せ、ジャンヌとは相思相愛なのだと主張します。その後ヴァニタスはわざとルスヴン卿の怒りを買うようなことを言い、城から追い出されます。わざと言ったのはヴァニタスの作戦で、ある情報を手に入れるためでした。
ドクター・モローとの戦い
ルスヴン卿の城から追い出されたヴァニタスとノエは、吸血鬼が連れ去られる事件が起きたという情報を耳にします。事件を調査していく中で、首謀者のドクター・モローと会うことになりました。ドクター・モローは吸血鬼の研究をしており、恐ろしい実験に手を染めていました。かつての知人であるヴァニタスとの再会を喜びますが、ヴァニタスのことをNo69と番号で呼ぶなど、まるで人では無く物のように扱います。その後戦闘になり、暴徒化した吸血鬼も参戦します。
『ヴァニタスの手記』あらすじネタバレ紹介まとめ
あらすじをネタバレ含めて紹介しました。第1クールの段階では謎が残る部分も多く、第2クールではどこまで進展するのか気になるところです。もしかしたら、第3クールもあるかも知れないので、ファンにとっては堪らないですよね!それで今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。