EX-ARMは2021年の1月から放送されるSFバトルアクションです。アンドロイドやAIなどの分野が特に発達した2030年の近未来を舞台に、EX-ARMと呼ばれるオーバーテクノロジーの兵器を巡って犯罪組織との戦いやEX-ARMの謎に迫っていくストーリーです。そんなEX-ARMに登場した事件の数々をまとめて紹介していきたいと思います!!
目次
事件ファイルその① 始まりの自動車事故
2014年6月12日に起こった交通事故。当時、高校生の夏目アキラが交差点を横断中に大型のトラックに撥ねられるという交通事故が発生。夏目アキラは病院に運ばれるも死亡。しかし、その16年後の2030年に夏目アキラの脳が収容されたユニット、EX-ARM“No.00”が発見されます。夏目アキラは大規模なハッキング能力を持つEX-ARMとして警察に押収されるも、本人には事故に遭った後の記憶はありませんでした。その後、EX-ARM対策課の士牙によって能力に大幅な制限を課された上でEX-ARM対策課に配属されることになります。
事件ファイルその② EX-ARMの第一次接触“オリンピックテロ”
2020年6月28日4時38分に起こった新型爆弾による大規模な同時多発テロ。死傷者行方不明者200万人超の被害を出し、日本の治安を大きく変えることになった事件です。ただしこれらは表向きの発表であり、本当はEX-ARMによる強力な電磁パルスを伴う謎の高エネルギーによって東京の総面積の17パーセントが一瞬で消滅したというのが真相。これらがEX-ARMの第一次接触とされ、夏目アキラのEX-ARM“No.00”を含めた全てのEX-ARMが関与していたと推測されています。この事件をきっかけに世界の金融市場から見放された日本は先進国としての立場を失うこととなりました。
事件ファイルその③ 連続自爆テロ事件“9号事件”
都内で連続自爆テロ事件が発生。ここ最近で同じ事件が多発し、その特徴は「爆弾を何も持たない人間が突然爆発する」というものでした。ターゲットとなるのは主に東京湾メガフロートの利権に大きく関わっている人物で、爆弾となった人間は貧困層の住人達でした。テロリストの要求は東京湾メガフロートの建設中止で、その事件に使われたEX-ARMがNo.09で人体の体内物質の組成を入れ替えて爆弾を作り上げる能力を持つものでした。
事件の顛末
対策課が出動することになり、爆弾化したストリートチルドレンを液体窒素で急速冷凍し救出するも、その間にも次のテロが起こります。対策課は爆弾化した人物の言動から犯人を特定します。犯人は何らかの手段で洗脳した貧困層の住人たちを爆弾化していました。最終的に爆弾はリモートで起爆させていることとリモートの範囲から居場所を突き止め、対策課職員の近藤の狙撃によって射殺。しかし、No.09には他者を洗脳する機能はなく、犯人ですら別の誰かによって洗脳され記憶を書き換えられており、背後にいた黒幕にはたどり着けませんでした。
事件ファイルその④ セクサロイド娼館襲撃事件
セクサロイド娼館の従業員、用心棒合わせて4名とアンドロイド7体が破壊された事件。ただし、その現場ではタングステン合金でできたアンドロイドが鋭利な刃物で切断されており、実行犯はEX-ARM“No.17”のレッグブレードを装備していました。捜査を行う地域がオリンピックテロ後の国連軍の参加各国が合同のベースキャンプを作ったことに由来される地域で治外法権が適用される地域でした。そのため大きく動くことができず、手がかりを掴むためにアルマの中に入ったアキラがセクサロイド娼館に潜入捜査を行います。
事件の顛末①
襲撃の犯人はムアンジ共和国で医師をしていたレアン=ヴァリウスであり、2026年にムアンジ共和国で行われたムアンジの大虐殺により婚約者とその娘を失い、その後の革命に参加していました。レアンの目的は虐殺を実行したモラウ大統領とアンドロイドのエルミラを殺害することでした。
事件の顛末②
レアンや対策課がモラウとエルミラを追いつめるも二人は二脚戦車を持ち出したうえに空間消失のEX-ARMを使い無差別に一般人を襲撃し始めます。二脚戦車を制圧すべく、対策課はNo.00にとって切り札と言えるSAクラス戦闘用ボディ『オーガ』を投入し制圧にあたります。その後、モラウは既に脳死状態でエルミラとブレインインプラントで繋がっているだけの状態であり、エルミラはマスターを守るという指令を忠実に実行しているのみであることが判明。最終的にアキラがGPSに位置情報を書き換えるという荒業によりエルミラは自滅しますが、その行動は世界に大混乱を巻き起こします。
事件ファイルその⑤ ムアンジの大虐殺
2026年にムアンジ共和国で行われた大虐殺。大統領のモラウに反発した市民を虐殺し、その際には空間消失のEX-ARM“No.13”によって首から上を消滅させていたことからモラウ大統領には“首狩りモラウ”という異名がついていました。その後、クーデターにより政権が倒されるものの、モラウは日本との取引で亡命が成立し逃亡。この際、日本は国際社会から多くの非難を浴びるものの利権から亡命を受け入れたと言われています。
事件ファイルその⑥ バーディーン共和国の王族襲撃事件およびプラント襲撃事件
8年前の2022年にバーディーン共和国で起こったテロ事件。無人ドローンの搭載したミサイルによってアル・ジャードの親族が暗殺された事件。表向きはテロリストによる報復でしたが、実際には日本の仁國社のトップである葉山雅邦がテロ組織に武器と資金を流したのが真相でした。当時、アル・ジャードの叔父が外国資本の参入を阻んでいたことが原因で、叔父を失ったバーディーン共和国は日本企業にプラント事業を乗っ取られてしまいます。
プラント襲撃事件
日本企業の行ったプラント建造は日本企業が建設費用を着服したことで手抜き工事が横行し、当初予定したものとはかけ離れていたものでした。しかし、そのことに憤った日本企業の技術者たちが内部告発を画策していました。その技術者が美波の父親である上園一真でした。彼らは仲間の技術者やアル・ジャードとともに会社の上層部を告発しようとしていましたが、情報が洩れ口を塞ぐために美波の両親を含む技術者たちは皆殺しにされていましたが、美波の弟である蒼真だけはかろうじて生存し、全身サイバネ化の手術を受けて生きながらえていました。
【EX-ARM】作中で起こった事件まとめ
EX-ARMで起こった事件についてまとめてみました。過去に起こった様々な事件が現在にも繋がっており、中でもEX-ARMを巡る大規模な事件の数々ではかなり大きな被害を出しています。そんな事件をどのように解決していくのかが、本作においての見どころなので1月から始まるアニメを是非ともチェックしてみてください!