異世界で帝国と戦う超人高校生達。その基盤となっているのが御子神司のリーダーシップ、そして大星林檎の発明品の数々です。ちょっとした作業に必要なお手軽なものから、個人で作れるとは考えられないようなとんでもアイテムまで。とにかく林檎の開発力無しでは帝国と戦う事は不可能と言っても過言ではありません。今回はそんな林檎の発明したアイテムや施設を紹介していきます!
目次
冒頭で超人高校生達が乗っていた「飛行機」
結果的にこの異世界へとやってくる事になってしまうきっかけになった7人を乗せた飛行機。これももちろん林檎の発明した飛行機になります。操縦士はおらず、飛行機を操縦しているのは林檎が作ったマネジメントAIのクマウサ(その名の通りクマとウサギが混ざったようなキャラ)さらにこの飛行機には小型原子炉が使われているのですが、これももちろん林檎が作ったものです。
ボーキサイトを使った「アルミニウム制作」
林檎たちが乗った飛行機の墜落現場ではボーキサイトの鉱床が発見され、林檎はそれを使ってアルミニウムの製造を考えます。アルミニウムは林檎がこれから様々なものを開発していくうえで必須となってくるアイテム。その為に精錬炉や設備に使う資材が必要となるのですが、材料さえ集まれば後は頭に設計図があるので3日もあれば出来るとのこと……そして作り上げられた第一弾がこのアルミ製のシャベルでした。アルミニウムの加工段階までのスピードにはさすがの司も驚いています。
世紀の大発明!「万能手袋」
林檎が発明した「世紀の大発明」の1つがこの万能手袋。面倒な機材など一切必要なく、電源を接続すれば手袋1つで溶接・切断・切削が可能となります。これは異世界だけでなく現代でも世紀の大発明であり、この万能手袋により世界の生産速度は飛躍的に向上。現代の世界では技術者の必需品として使われています。
歴史を変えた金属「ジェラルミン」
林檎はボーキサイトから取り出した際にマグネシウムなど複数の金属を使い世界の文明を数世紀一気に進歩させたと言われているジェラルミンも制作していました。そのジェラルミンで作られたのが村人たちも手にしている身体を覆うほどの大きな盾!矢や鉄砲をはじき返す圧倒的な強度と片手で持って走れるほどの軽さが最大の特徴となっています。
城門を吹き飛ばす「劣化ウラン弾」
フィンドルフ侯爵の城を攻める際、先制攻撃として使われたのが林檎の打った七十七ポンド劣化ウラン弾でした。その破壊力は城門を消し飛ばし城の中庭まで抉り取るほどの威力。ただし即席で作った物だったため、発射の威力に砲塔が耐え切れず一度使っただけで砲塔も溶けて使い物にならなくなってしまいました。ちなみに発射までの斜角調整なども全て林檎が1人で調整して発射しています。
ライフルを作る「工場の建設」
司は来る戦いに備えて七光騎士団に近代化した武器、つまり銃武装をさせようと考えます。その為に林檎にはライフルなどを作る工場の建設を依頼。ライフル自体を林檎が作るのは簡単な事なのですが、異世界に暮らす人々の手で武器を作らせたい為に武器ではなく工場施設の建設を依頼します。そこで今回林檎が用意したのは銃を作るのに必要な旋盤・フライス盤・ボール盤などを備えた工場施設でした。
ラージュソレイユに対抗する「迎撃ミサイル」
次に司が林檎へ依頼したのはがら空きの上空を守る防空システムの制作でした。過去に滅びたヤマト皇国が「天の炎により火の海に沈んだ」という武勇伝を知り急務として取り掛かったようです。林檎は領内に4つの迎撃ミサイルポットを用意し、来る空からの攻撃に備えるのですがラージュソレイユに対しては軌道をわずかに変えるのが精一杯。それでもなんとか着弾点を市街の海へとそらそうとするのですが、貴族の子供たちの悪戯によりミサイルポットの起動不能が発生し……
ラージュソレイユを破壊した「誘導ミサイル&葵」
悪戯により上手く作動しなかった迎撃ミサイル。その結果、ラージュソレイユは領内の貴族街へ落下してしまいます。リルルから今の状態ならミサイルでも槍を破壊できると聞いた一同はクマウサに積んでいる最後の誘導ミサイルを使おうとするのですが、対空レーダーの範囲外であったり乱気流であったりと誘導ミサイルを使用するのは難しい状態。そこで葵はミサイルにつかまり林檎がロックオンできるところまでミサイルを誘導し、無事ラージュソレイユを破壊する事に成功しました。
城塞都市ダレスカフを落とした「巡航ミサイル」
アークライドとの戦いの中で近代化装備であるライフルや手りゅう弾などを使い圧倒的有利に戦争を進めていた七光聖教。すべての攻撃手段が破られてしまったアークライド侯爵たちは城塞都市ダレスカフへと籠城する事にします。堅守な守りで「攻め勝てずとも守り切ることは出来る」そう考えたアークライド侯爵でしたが、その淡い希望を吹き飛ばしたのがクマウサに搭載された巡航ミサイルの一撃でした。
復活したギュスターヴ!それを打ち破るために使われた「核ミサイル」
一度は死んだと思われていたギュスターヴでしたが、ネウロの力によりパワーアップして復活。周囲の人間を焼き尽くしながら忍たちへと迫っていました。そこへ一本の連絡が入り「それ以外にないと」何かを了解う忍はジャンヌを連れて出来る限る遠くへ逃げます。そして次の瞬間、ギュスターヴの頭上へ落とされたのは北の最果てから放たれた核ミサイルでした。これにより七光聖教はギュスターヴに致命的なダメージを負わせると同時に、七光聖教もラージュソレイユと同じく領地を跨いだ大規模破壊攻撃が出来ると帝国側に知らしめることになります。
天才発明家、大星林檎の発明品まとめ
ここまで林檎が発明・開発してきたものを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?物づくりに必要なものから、攻撃・迎撃のためのミサイル。そして最後には核ミサイルまで作ってしまう林檎。まさに縁の下の力持ちとして七光聖教の戦いを支えてくれています。今後林檎がどのようなものを作っていくのかにも注目して見てください!