突然の窮地に巨大怪獣と戦う使命に導かれる主人公・裕太の活躍を描いた「SSSS.GRIDMAN」の第1話。怪獣という絶対的な脅威と、それに立ち向かうために巨人になる能力を手に入れる流れは「ウルトラマン」シリーズを感じさせるものであり、特撮もの好きならば燃える展開となっています。
グリッドマンとの邂逅
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
高校の同級生が家の前で倒れていたため、助けたメインヒロインの宝多六花。そして主人公・響裕太は目覚めたが自分を含め、何も思い出せないという記憶喪失に。そこに不思議な声に導かれるように、裕太は1階のジャンクショップに降りていく。すると古びたパソコンの画面から、「グリッドマン」と名乗る者が語りかけて来たのだった。
六花とアカネの初の絡み
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
4話では初めて立花とアカネが絡む場面が登場しました。恐らく裕太がグリッドマンと気付きはじめているアカネはその真相を確かめたくて、裕太とよく話している六花に近づいたんだろうなと思います。冒頭で六花とアカネがバスに乗るシーンがありますが、そこでアカネは六花の後ろの座席に座りますが、その時に六花は「あっ」と声を漏らしています。恐らく六花は隣に座ってくるんだろうなって思っていたけどアカネは後ろに座るんだ。という事でしょう。ここで2人の微妙な距離感を表しているのかなと思います。
リアルな設定描写
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
グリッドマンが現れた事でアンチも怪獣に変身して乱入してきますが、ここで怪獣同士がバトルするという展開に。グリッドマンのアシストウエポンである4人がここでいきなり一気に出動しましたが、ジャンクの処理能力が追いつかずまさかのフリーズ。そこだけなんかリアリティを持たせるんだ!と思いました。
新世紀中学生お金の出し合い
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
マックス達がジャンクを「全員で行くぞ!」といって購入するとに。そのお金を新世紀中学生達で出し合いましたが、ボラーは20円。ヴィットは5円と4人の出した金額のバラつきが面白く、それぞれの人となりを表していると思います。
アカネの異常性
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
第5話で裕太とアカネの会話で「君が返信しているんでしょ?」という問いかけがどんな意味なのか引っかかっている裕太。内海は法事で六花にも聞けず。そしてアカネは裕太がグリッドマンに変身しているということを確信しているのでアンチに裕太を殺してくるように頼みます。それにしてもさらっと「この子探して殺してきて」というアカネ。この時のアカネがの目が怖いです。
怪獣少女との邂逅
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
「やっと会えた」と目の前に緑のフードを被った少女が現れます。俺この子知っているような気がする・・・。となにやら気配を感じ取り「俺と会ったことがある人?」と尋ねると「うん、似ているでしょ」とその少女は答えています。当然裕太は記憶喪失のため忘れてしまっているので思い出せません。「君名前は?」という問いかけに「私怪獣だよ」と笑う少女。笑い方が無垢なのか不気味なのかものすごく特徴がありました。
六花とアンチ
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
六花とアンチが再び出会います。アンチがお腹をすかせているのでスペシャルドッグを食べさせてあげる六花。1個では物足らずにいるアンチに対してもう一つもあげます。それだけにとどまらずアンチの体が臭いということで自分の家に呼び体を洗ってあげます。アカネと六花の違いが明確にわかります。
まとめ
各キャストから『SSSS.GRIDMAN』へのコメントが「特撮のグリッドマンのファンとアニメスタジオのTRIGGERのファンがお互いを知る切っ掛けになれたら」と稲田さんが語ると、「スタッフさんの熱意も凄まじく、女の子の自分でもとても楽しめる作品です!」と宮本さんが語るほど期待が高い作品です。特撮ファンでなくても楽しめるのでぜひアニメで「SSSS.GRIDMAN」をチェックしてみてください。