喰種と人間の終わりのない戦いが繰り広げられている東京喰種。
そんな中でもキャラクター達の恋愛模様も注目のひとつでもあります。
今回は公式でカップルとされているキャラクターから、これは何か関係があってほしい!というものまで、ご紹介していきます!
一番最初の公式カップル『錦×貴未』
東京喰種で一番最初にカップルとして登場したのがこの錦×貴未でしたね。
しかも人間と喰種という異色の組み合わせでした。出会いは大学。貴未が自動販売機に忘れたお釣りを錦が届けてあげたのが出会いでした。なんて少女漫画な出会い方なんでしょう!
当初錦は貴未を何かあったときのための保険として側に置いていました。しかし、錦が瀕死に陥って貴未を捕食しようとしたときも、貴未は錦が生き延びることができるように自分を食べるように促します。種族の違いを越えた愛が素晴らしかったです。梟討伐戦で錦と貴未は離れてしまいますが、貴未は喰種の錦と人間である自分が一緒に生きることができる世の中にするため、嘉納の助手に志願し喰種の研究者となるのでした。そして現在、また再会することができ、カネキを救う為に手を取ったところなので、このまま幸せになってほしいです…。
種族を越えても共に生きる『亜門×アキラ』
亜門のパートナーであり殉職した真戸呉緒ののパートナーである真戸アキラ。彼女は呉緒の娘でもあります。捜査官時代はアキラの我が道をいく姿勢に手を焼いていた亜門ですが、亡き父を思い涙するアキラを見て「守る!」と決意したり、アキラも梟討伐戦で亜門の訃報を聞き耐えきれず涙が溢れてしまったりと、お互いがお互いに上司部下以上の気持ちを持っていたようです。
:reにて死んだと思っていた亜門と同期の滝澤が喰種として目の前に現れた際、動揺し駆逐対象であるにも関わらず庇ってしまうというアキラらしくない行動をとっていました。結果、アキラはCCGに捜査官として戻ることができず、亜門と逃亡することとなりました。そして現在二人は竜となったカネキを救う為、喰種とCCGを繋ぐ為に喰種や捜査官達と協力しています。
仲間以上の関係の可能性アリ?!『ウタ×イトリ』
マスクアーティストであり「Hysy」という店を経営するウタと、同じくヘルタースケルターというバーを経営するイトリ。二人とヨモは4区にいたときからの顔馴染みであることがわかっています。そしてウタとイトリはヨモが4区にくる前からの付き合いです。
過去にウタが捜査官殺しをしていたとき、下着姿のイトリを囮に使って捜査官を殺していた描写がありました。殺害後、イトリは部下である喰種に上着をかけてもらってましたが、部下達は鼻血を出していました。しかしウタは素知らぬ顔。ウタが女性の下着姿を見て、鼻血を出す姿はあまり想像できませんが。(笑)それに加えてイトリもウタの前で下着姿になり恥じらいなどもありませんでした。まるでお互い見慣れているかのような雰囲気です。それに何かしらの関係が二人になければ、下着姿作戦をイトリが了承することはないでしょう。それにイトリの
「なんでこのイトリ様が…」
という口ぶりからして、下着姿作戦の発案者はウタであることは明白です。
また東京喰種無印の最終話でウタもイトリもピエロの一員であることがわかっています
。現在も関係が続いているのかは定かではありませんが、恋人関係があったのではないかと思われます。
やっぱりこの二人が一番!『カネキ×トーカ』
東京喰種1巻で出会い、共に死線を潜り抜けてきた二人ですが、:reではとうとう結婚を!そしてトーカのお腹の中には命が芽生えています。めでたい…。出会った当初は嘘でも仲がいいとは言えず、元人間であるカネキにトーカは冷たく当たり、それに対してカネキはびびり倒していました。カネキはトーカを自身の戦いに巻き込みたくないという願いからトーカをわざと遠ざたり、トーカは記憶を失い喰種捜査官となったカネキを離れたところから見守っていたり、ずっとお互いを想い続けていたのでこの結果は当然ですね。喰種であったときの記憶を失い、捜査官となったカネキは部下達とヨモとトーカお経営するカフェを訪れています。そのとき記憶を失っていたにも関わらず、涙を流したカネキ。そのあとも一人で何回か来店していたようです。本を読むふりをしながらトーカを見ていたことから、目的はトーカに会いに来ていたようでした。記憶を失っても心惹かれていたなんて、なんて
ロマンチックなんでしょうか!
そして気持ちを通じ合い、結ばれ、トーカのお腹には新しい命が宿りましたが、問題はカネキは元人間であったということ。無事生まれてくる為には、人間の赤ちゃんに必要な栄養(喰種にとって食べられないもの)を摂る必要があります。現在トーカは、錦やカネキに頼んで人間の食べ物を摂取し、奇跡を起こそうとしているところです。何事もなく、無事に生まれてきてほしいですね…。
番外編『ヤモリ×ニコ』
ヤモリに惹かれてアオギリに身を寄せていたオカマ。その正体はピエロに所属する喰種でした。拷問趣味のあるヤモリが獲物を殺してしまいそうになるたびに、ニコの腹部を貫通させていました。当のニコはそれも含めて慕っていた模様。ヤモリが子供の前で実の親の喰種を殺そうとした際は、「最低」としっかり自分の意見を言っていたことから、二人には上下関係ではなく対等な交遊関係があることが描かれました。そして巻末のおまけ漫画では、ニコに自身の悩みを相談していました。なかなかのいいコンビであったことは間違いなさそうです(笑)
まとめ
いかがでしたか?東京喰種という作品は死と隣り合わせである世界の中で、愛情や友情が美しく描かれているのが特徴でもあります。ぜひこういう視点でも東京喰種を楽しんでいただけたらと思います。