「このマンガがすごい!2016・オトコ編」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度」など、数々の賞で1位を獲得した大人気漫画作品『ダンジョン飯』。九井諒子さんの代表作となっており、現在もKADOKAWAから発行されている漫画雑誌『ハルタ』にて連載中の作品です。本作は、古典的なファンタジー作品に登場するモンスターを料理しながら、ダンジョンを攻略していくという、アドベンチャー作品でありながら、グルメ作品にもなっています。今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのチルチャックについて紹介していきたいと思います。
見た目は子ども、中身は大人?!種族はハーフフット
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
小柄で見た目は子どものようであることが特徴的な種族、ハーフフットのチルチャック。パーティーのメンバーであるドワーフのセンシに子どもだと思われていますが、チルチャックはハーフフットの中ではもう成人である29歳の男性です。さらに5年以上もダンジョンを行き来しており、頼れるメンバーです。責任感が強く、同じくパーティーのメンバーであるエルフのマルシルからは1番大人と称されています。ひねくれものな一面もありますが、義理堅く、仕事へのプライドは高いもよう。かなりのお酒好き。
ダンジョンでは欠かせないジョブ!鍵師
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
チルチャックは、ハーフフット特有の器用さや鋭い感覚から、鍵開けや罠の解除などのダンジョンで重要な盗賊スキルを得意とする鍵師です。戦闘能力は低いですが、すばしっこく、戦闘時には後方から弓矢で支援することも。過去に何度も被害にあっていることから、ミミックを強く嫌っているもよう。仕事のプライドへのプライドは高く、主人公のライオス・トーデンの妹であるファリン・トーデンの救出という過酷な道のりが予想される依頼では、前払いだったからという理由で文句を言わずに同行する姿も。
実はツンデレ?
エルフのマルシルがマンドレイクの叫び声の聞いてしまい、精神に異常をきたしていたときのこと。話しかけ続ければだんだんと意識がはっきりしてくるということで話しかけ続けるライオス・トーデンとチルチャックですが、なぜ1人でマンドレイクをとろうとしたのかを聞くと、足手まといと言われたことに焦りを感じ、みんなの力にもなりたかったからと言うマルシル。そこでマルシルがいることの大切さなどを語るライオス。そして普段は人を褒めたりしないチルチャックもこのときには「マルシルがついてきてくれて本当に助かったと思ってるよ」と照れながら言うのでした。
『ダンジョン飯』ハーフフットのチルチャック まとめ
出典: ダンジョン飯 ©九井諒子・KADOKAWA / エンターブレイン
いかがでしたでしょうか?今回は『ダンジョン飯』に登場するキャラクターのチルチャックについて紹介しました。小柄で幼い見た目ですが29歳であったり、普段はツンツンしているけれど実は仲間のことが大好きであったりと、ギャップが魅力的なキャラクターです。主人公のライオス・トーデンたちと一緒に旅する仲間でもあり、キーパーソンなので、要チェックです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。