コナンの宿敵ともいえる黒の組織。FBIやCIAさらには公安などさまざまな組織から目を付けられている彼らですが、いったい彼らが何を目的に動いている組織なのか……それは未だに謎のままです。今回は黒の組織の目的について考察していきます。
黒の組織はかなり大きな組織
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
ジンやウォッカを始め黒の組織にはお酒のコードネームを持った幹部が数多く登場します。しかし裏切りや失敗で殺害された人物の中にはお酒の名前を使ったコードネームが無い者も多数おり、末端の人間まで統率がとれていない事も分かります。それゆえに潜入捜査がしやすく警察が簡単に入りこめるのではないでしょうか。
とにかくお金が必要
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
名探偵コナン第1話の遊園地での事件。ここで黒の組織も登場するのですが、その時の目的が金銭のやり取りでした。その後も宮野明美を使って10憶円を盗ませたり何かとお金を集めようとする黒の組織。研究の為にお金が必要と言う事もあるのでしょうが、劇場版では派手にヘリを壊したりしているのでその費用も必要なのでしょう。
主な目的は薬の制作?
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
殺人や現金集めが目立つ黒の組織ですが、その真の目的は薬の開発だと思われます。灰原も以前は組織で薬を開発しており、世界中から有能な研究者を仲間に加えています。明らかに怪しくて危険そうな黒の組織の勧誘に有能な研究者が参加するという事は、そこにも莫大なお金をつぎ込んでいると思われます。
完成させたい薬は若返りor死者蘇生の薬?
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
アポトキシン4869ついては色々な情報を元に考察されていますが、1番気になる発言となっているのが幼児化した灰原を見てピスコの言った「まさかここまで君が進めていたとは……」という言葉。開発中の薬の事を良く知っていたピスコがこう言うということは、「幼児化する事」が目的の達成に大きく近づいているという事になります。
最終的に完成した薬を使うのは「あのお方」?
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
黒の組織は半世紀前から存在している事が灰原の口から明言されています。黒の組織が50年前に造られたとすると、あのお方の年齢はかなり高齢という事に。その為、若返りの薬を作ろうとしている。もしくはすでに生存しておらず、薬の力で蘇らせようとしているのではないでしょうか。現実的には若返りの薬が本命だと思います。
黒の組織の「あのお方」の正体は?
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
名探偵コナンの話をすると必ずといって良いほど起こる「あのお方論争」。一時は阿笠博士が有力とされていましたが、作者の阿笠博士説を否定するコメントなどから今では烏丸蓮耶(からすまれんや)があのお方の本命とされています。
あのお方が烏丸漣耶と予想される理由
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
真意はともかく烏丸は40年前に99歳で他界されたとアニメでは紹介されていますが、その後も別荘には政界の著名人などが集まるほどの影響力を持っています。原作でもシルエットが登場するのですが、紋章はカラス。肩にもカラスを乗せている姿が描かれていおり、カラスといえば黒。コナンで黒といえば……という風に想像できます。
「あのお方」と烏丸漣耶は別人説
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
もしアニメの中で紹介された40年前に99歳で亡くなったという情報が本当ならば、烏丸を生き返らせる為に「あのお方」が薬を作るよう命じている事になります。組織の古株だったピスコが「あのお方」と今でも面識があったり、ジンもピスコを殺すよう直接命令を受けている事から「あのお方」は存命と考えられます。
黒の組織の目的・考察まとめ
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
連載から20年以上たった今でも謎だらけの黒の組織。いろいろな面から考察して想像する事は出来ますが、明確な答えを出せないのが現状です。ただし作者の出したヒントに烏丸が当てはまり、そこから考察すると組織の目的である薬の開発にも納得がいきます。はたして正解はどうなのか、作者が存命中に答えを聞いてみたいですね。