今年2024年に待望のアニメ第3期である『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』の放送開始がされることが決定した本作ですが、皆さんはアニメ第3期を視聴する前に、アニメ第2期の内容を覚えていますでしょうか?本作は登場するキャラクターが非常に多い上に設定も複雑な作品となっており、しばらく見ないうちに本作のストーリーを忘れてしまったというファンの方も多いのではないでしょうか?せっかく自分が楽しみにしていたアニメシリーズなのに、内容が抜け落ちてしまっていて、十分に楽しめなかったということになってしまっては悲しいですよね。そこで今回は記事の中で簡単にアニメ第2シーズンの内容を振り返っていきたいと思います。すでに別の記事でアニメ第2シーズンの前半については簡単に振り返っていますので、今回は 後半を振り返る内容の記事となっています。ぜひ アニメ第2期の前半を振り返っている記事をチェックしてみてから、こちらの記事を読んでくださいね。
目次
ピクシーに寄生していたパラサイト
かろうじてパラサイトの撃退に成功した達也たちですが、まだパラサイトを殲滅できたわけではありませんでした。達也たちが取り逃したパラサイトはアンドロイドであるピクシーに寄生していたのです。人間ではなく、アンドロイドにも取り付くことができるとはまさか思わなかった達也たちは、ピクシーにパラサイトが取り付いている事に気づかないまま学校生活を送ってしまいます。
ほのかの感情が呼び水となった
そのような状況の中で、バレンタインシーズンに差し掛かり、魔法科高校はバレンタイン一色となりました。達也に恋心を寄せているほのかも例外ではなく、達也に対してチョコをプレゼントします。実はこの時にほのかの達也に対する想いが呼び水となり、アンドロイドの中で眠っていたパラサイトが覚醒してしまったのです。
達也に服従する
突如として、アンドロイドに寄生した形で、達也たちの目の前に現れたパラサイトですが、ほのかの感情が呼び水となったこともあり、感情がほのかに近いものとなっていました。ほのかは達也に好意を寄せているため、そのほのかの感情に影響を受けたパラサイトは達也に対して従順な性格となったのです。ついさっきまで敵対していたパラサイトがいきなり味方になるという展開は非常に面白いですよね。
明らかになるパラサイトの正体
達也は自らに対して好意を抱いているパラサイトに対し質問をすることで、パラサイトの正体を明らかにしていきます。その結果、パラサイトはそれぞれが固体でもあり、共通の生命体でもあるという独自の生命体とも言える存在となっており、宿主を変えるたびに一定の記憶を引き継ぐことができる存在であることが判明します。また、パラサイトにも人間と同じような自己保存本能があることが判明しました。
人間と意思疎通ができる
そして何よりも最も大きかった発見は、パラサイトと意思疎通ができるということです。これまで謎に包まれていたパラサイトに対して、言語で意思疎通をすることができるというのは、達也たちにとっても大きな前進であり、最大の収穫であったとも言えるでしょう。以後、アンドロイドであるピクシーに寄生したパラサイトは宿主のピクシーの名前を名乗り達也たちと共に行動することとなります。
穴があったら入りたい状況のほのか
基本的には収穫の方が大きかったパラサイトのピクシー寄生事件ですが、唯一被害を被ったのは呼び水となってしまったほのかでしょう。ピクシーはほのかの感情と極めて近しい感情を有しているので、達也に対して正直に好意を伝えてしまいます。自分の目の前で自分とほぼ同じ感情を持った謎の生命体が自分の好きな人に恋心を告げてしまうという複雑な状況に置かれ、ほのかは赤面してしまいます。
レイモンド・セージ・クラークとの接触
ピクシーと交流することで、パラサイトについてある程度把握し作戦を立てやすくなった達也ですが、その後七賢人の1人であるレイモンド・セージ・クラークから接触を受けることとなります。七賢人自体も非常に謎の多い団体であり、達也と接触をする理由もよくわからないままではありますが、ひとまず敵対することはありませんでした。
パラサイトの情報
七賢人からはパラサイトが今後出現する可能性の高い場所が提供されることとなりました。レイモンドがなぜここまでパラサイトの情報を詳しく把握できているのか、そして達也たちがその情報を求めていたことを知っていたのかという謎は大きく残ることとなりますが、この情報に一定の信憑性があると考えた達也は、七賢人の提供した情報を信じて行動することとなります。
パラサイトを殲滅せよ
レイモンドからの要望は、極めてシンプルでした。彼の要望は達也の目的と同じく「パラサイトを殲滅してほしい」と言うものだったのです。レイモンドにとってパラサイトがどのような存在なのかということも謎ですし、彼がなぜここまでパラサイトにこだわっているのかという点もわからないままですが、自らの目的でもあったこの要求に達也は協力することとなります。
パラサイトとの決戦
そして達也たちはレイモンドの情報をもとにパラサイトと遭遇することに成功します。しかし、このパラサイトの元にたどり着いたのは達也だけではなかったようで、他にもリーナや国防陸軍第一師団所属遊撃歩兵小隊なども戦闘に参加することとなり、事態はさらに混迷を深めていくこととなります。
11体のパラサイトとの決戦
さらにパラサイト側もこれまで戦闘していたような1対1の戦闘ではなく、行方不明となっていた11体のパラサイトが一斉に立ちはだかることとなるのです。一体でもかなり苦戦したパラサイトですが、達也たちは複数体のパラサイトとの戦闘を余儀なくされます。
複数の勢力が入り混じる
このように、複数の勢力が入り混じるだけでなく、パラサイトも複数体存在しており事態は混迷を極めましたが、達也たちはパラサイト2体の封印にも成功し、着実にパラサイトを追い詰めていくこととなります。最後の最後にパラサイトが合体をするという予期せぬ事態も起こりはしましたが、これも達也たちがかろうじて退けることとなります。
パラサイトの行方
このように紆余曲折あって、何とか達也たちはパラサイトを退けることに成功します。そして何よりもパラサイト二体を封印することができたと言うのは非常に大きな成果でした。パラサイトはその性質上兵器としての使い道も充分検討できる代物であり、パラサイトを所持しているだけで、かなりのアドバンテージになることが推測できたからです。
四葉家と九島家の元へ
そのようなパラサイトの利用価値に目をつけていたのが四葉家と九島家、七草家でした。それぞれ他の十師族に対して兵器としての可能性を持つパラサイトを所持しているという優位性を築きたかった、それぞれの家はパラサイトの所有権をめぐって交渉をすることとなるのです。最終的には、四葉家と九島家が所持することとなり、パラサイトはそれぞれの家のものとなってしまいます。
後味の悪い結果に
このように、パラサイトに関連する事件は、達也たちの活躍によって、何とかパラサイト二体を封印することができ、その他のパラサイトを殲滅する事ができたのですが、封印することができた2つのパラサイトは四葉家と九島家のものとなってしまうという後味の悪い結果となってしまったのです。これらのパラサイトを四葉家と九島家が活用しないわけもなく、やがてこの2つのパラサイトは、本作における新たな事件へとつながっていくこととなります。
リーナとの別れ
パラサイトが四葉屋と九島家に渡ってしまうという事件がありはしましたが、無事にパラサイトに関連する事件が解決されたことには変わりはありません。一連の事件が解決したことによりリーナは名残惜しさを残しながらも、日本を後にすることとなるのです。時には敵対することもあった達也もリーナが出国する際には、リーナのもとを訪れ彼女の旅立ちを見送ることとなります。
後に登場
時として敵対をしながらも、ともにパラサイト事件の解決に向けて活躍をしたリーナは、後のシリーズ作品でも活躍することとなります。キャラクターとしても非常に人気の高い人物となっていますので、ぜひともアニメ第2シーズンを通してリーナに興味を持ったと言うファンの方は、今後も彼女が登場するエピソードを視聴してみてくださいね。
雫の帰国
また、ちょうどリーナと入れ替わるような形で雫が日本へ帰国することとなります。第二シーズンでは雫は海外におり、直接達也たちと活躍する機会が描かれる事はありませんでした。雫好きのファンの方からしてみれば、ようやく待ち焦がれた雫が帰ってきたことになりますので、アニメ第3期では久しぶりに大活躍する雫が見れることを嬉しく感じるファンの方も多いのではないでしょうか?
桜井水波との出会い
また、リーナが帰国した後の物語最末期には、新キャラクターとして桜井水波が登場することとなります。今後、深雪のガーディアンとして大いに活躍するキャラクターとなっていますので、物語の終盤にはなってしまいますが、最後に登場する水波にも注目しておきましょう。
桜井穂波の姪
ちなみに桜井水波は作中において、主人公の達也と深雪の母親代わりのような存在である桜井穂波の遺伝子上の姪であると説明されています。遺伝子がかなり近いということもあり、その見た目は非常に似通っており、初めて水波を目にしたとき、達也と深雪は非常に驚いた表情を顔に浮かべました。
『魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』をチェックしよう
以上が『魔法科高校の劣等生 第3シリーズ』を視聴する前に知っておきたい魔法科高校の劣等生第2シリーズの大まかなあらすじですが、実は第2シーズンと第3シーズンの間に劇場版作品として、『魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』が公開されています。時系列的にも第2シーズンと第3シーズンの間にあたる作品となっていますので、時間に余裕がある方はこちらもチェックしておきましょう。
第3シーズンに続く
完璧な時系列で視聴したいのであれば、アニメ第2シーズンを見終わった後にこちらの作品を視聴し、その後第3シーズンを視聴すれば完璧な時系列で楽しむことができます。 第2シーズンに関しては、非常にストーリーが長く、2週目を見るのが大変なため、記事でその内容を紹介しましたが、その後の物語である『魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』であれば劇場版作品となっていますので、気軽に復習することが できますよ。
オリジナル作品なのでスキップも可
ただ、この『魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』は、劇場版のオリジナルストーリーの作品となっており、原作のストーリー進行にはあまり関係のない作品となっています。そのため、劇場版を見ることなく、第3シーズンの放送を迎えてしまったというファンの方であっても、一切気にすることなく、アニメ第3シリーズを視聴することができるといえます。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』放送に向けて、アニメ第2シーズンの振り返りをしてきました。アニメ第2シーズンはパラサイト関連の事件が主軸となっており、それらの問題の解決に向け、達也たちの協力を楽しむことができるほか、リーナという非常に人気の高い女性キャラクターが登場するシーズンとなっており、かなり評価の高いシーズンとなっています。 アニメ第3シーズンの前に見返しても充分面白い作品となっていますので、これまで『魔法科高校の劣等生』シリーズのアニメーション作品を追ってこなかったけど、アニメ第3シーズンから興味が出てきたというファンの方は、ぜひとも事前に視聴しておくようにしましょう。