2018年7月から放送されているバドミントンがテーマのアニメ『はねバド!』。本作は濱田浩輔さんの同名漫画作品が原作となっており、インターハイを目指す北小町高校のバトミントン部をメインに、高校生たちの熱い戦いや友情などが描かれている青春バトミントンストーリーです。今回は、数多く存在する名シーンの中から10シーンほど選んでランキングをつけましたので、第10位から紹介していこうと思います!
目次
第10位 危機一髪!羽咲綾乃のスマッシュ
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
北小町高校に入学後、テニス部で体験入部をしていた主人公の羽咲綾乃と綾乃の幼馴染の藤沢エレナ。綾乃とエレナがのんびり球を打ちながらラリーをしていた隣では、テニス部員たちが試合を行っていました。そんなとき、するどい球がエレナへ向かって飛んできてぶつかると思った直前、綾乃がすばやい動きで球を打ち返します。その姿を見ていた北小町高校バドミントン部のコーチである立花健太郎は、綾乃をバドミントン部へと勧誘し、後に入部することになります。そんなきっかけとなった名シーンです。
第9位 ふたたびの羽咲綾乃VS芹ヶ谷薫子
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
中学時代に試合をして以来、戦ったことのなかった羽咲綾乃と芹ヶ谷薫子。それもそのはずで、薫子に敗れてから綾乃はバドミントンから遠ざかっていました。そのことも知らずに、北小町高校のバドミントン部へやってきた薫子は、綾乃に試合を申し込みます。中学時代には互角に戦った2人でしたが、薫子はさらに成長しており、綾乃はさらに弱くなっていました。そんな綾乃に絶望し去っていく薫子。さらに、ひどく落ち込んだ様子で体育館を去り、やっぱりバドミントン部をやめるという綾乃。次の日には学校を休むほど落ち込んでいた綾乃ですが、この試合もきっかけとなって、綾乃は再びバトミントンの世界へと戻ることになります。綾乃にとっては悔しい試合でしたが、成長するために必要であった名シーンです。
第8位 全日本ジュニア選手権での羽咲綾乃VS荒垣なぎさ
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
羽咲綾乃が北小町高校に入学する半年ほど前。全日本ジュニア選手権で、羽咲綾乃対荒垣なぎさの試合がありました。結果は、綾乃の完封勝ち。この時期、綾乃は芹ヶ谷薫子との試合で負けたことにより母親が家から出て行ってしまい、バドミントンを続ける意味を見失っていました。一方のなぎさは、この試合で負けたことで今までの努力やバドミントンへの気持ちが全て否定されたような気持ちになっていました。お互いにとってこの試合は非常につらいものでした。しかし、なぎさにとってはこの試合があったからこそまた1つ成長できたということもあり、必要なシーンであったといえるでしょう。
第7位 幼馴染だからこそ、わかること
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
中学時代にバドミントンの試合で負けてから、バドミントンから離れていた羽咲綾乃。そんな綾乃を1番近くで見てきた藤沢エレナは、綾乃を無理矢理バドミントン部へと連れだします。そこでエレナは「逃げてたら、いつまでたっても前に進めないよ」と優しく諭します。そこで、うつむいていた綾乃がハッと顔を上げます。綾乃自身も何か思うことがあったのかもしれません。綾乃がバドミントンの世界へ戻る第一歩を踏み込んだ名シーンです。
第6位 荒垣なぎさの苦悩と元部員の言葉
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
スランプから抜け出せずにいた荒垣なぎさは、更なる努力が必要だと思い、どんどんとストイックになっていきます。そんな暴走気味であったなぎさについていけなくなった部員が数名退部。さらに、なぎさは努力を才能だと片付けられてしまうことにもやもやとしていたところ、後輩の海老名悠に「荒垣先輩は私なんかより才能あるんだし」と言われ、カッとなってしまいます。そんな場面を元部員の面々に見られ「後輩に八つ当たりして最悪じゃん」と言われます。一触即発の雰囲気になったと思いきや、元部員の1人が「私があんたがうらやましかった・・・私がうらやましかったのは、あんたがバドミントンをとことん好きだってこと」と言い放ち、去っていきます。その姿を追うように見つめるなぎさは、その言葉から何か感じたことがあったのでしょう。なぎさの中で何かが変わった名シーンです。
第5位 最大の敵と出会った荒垣なぎさ
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
全日本ジュニア選手権で当時中学生だった羽咲綾乃に完封負けをしてからスランプに陥っていた、北小町高校主将の荒垣なぎさ。負けたことで今までの努力が全て否定されたような気持ちになるも、認めたくない一心でさらに努力を積み重ねていました。次に綾乃に出会ったら絶対に負けたくないと日々練習に取り組んでいましたが、いざ綾乃の姿を目にすると、怖気づいてしまいます。そして、バドミントンに向き合っていないのは自分だったこと、自分ができないことを人のせいにしていたことに気づき、涙します。そんななぎさが気持ちを改める名シーンです。
第4位 泉理子の部活、バドミントンに対する思いが見えた瞬間
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
羽咲綾乃が幼馴染の藤沢エレナに連れられて、バトミントン部を訪れたときのこと。綾乃は「やったってなんの意味もないし」と言ったところ、コーチの立花健太郎が「そんだけの才能があれば、世界だって目指せんだぞ」と問いかけるも、「たかがスポーツですよね」「それも、部活のバドミントンなんか、なんの意味もないです」と言い放ちます。そのとき、北小町高校バドミントン部の副主将である泉理子が「意味なくなんかない!」「死ぬほど頑張って・・・どうしても勝ちたくて・・・意味なくなんかない・・・」というセリフを吐きます。普段冷静である理子が感情的になるほど、理子はバドミントンと部活動への思いが強いようです。そんなアツい気持ちが見られた名シーンです。
第3位 荒垣なぎさVS立花健太郎
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
スランプに陥っていた荒垣なぎさをどうにか救い出そうとするコーチの立花健太郎。そんな健太郎が、なぎさに試合を申し出ます。試合をする中で、健太郎はなぎさがなぜスランプに陥っているのかを解析していきます。そして、ついに原因を見つけ出します。周りの人物から才能があると片付けられていたなぎさの努力を初めて見つめ、口に出した健太郎。そんな健太郎の言葉のおかげでスランプから脱却することができ、なぎさの大きな転換点となった名シーンです。
第2位 主将として気を持ち直した荒垣なぎさ
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
スランプに陥っていたことで周りが見えなくなっていた荒垣なぎさ。コーチの立花健太郎からの言葉もあり、スランプを脱却した直後にバドミントン部の部員へ、自分しか見えていなかったことを謝罪します。そんななぎさを暖かく迎える部員たち、そしてまた改めて一致団結する姿は青春スポーツ作品には欠かせない、王道の名シーンです。
第1位 バドミントンの楽しさを思い出した羽咲綾乃
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
中学時代に敗北した相手である芹ヶ谷薫子と再び試合をし、再び負けてしまった羽咲綾乃。ひどく落ち込み、もうバドミントンはしたくないと部活からも飛び出してきてしまいました。さらに学校も休み、公園で悩み続けていた綾乃の元へ、幼馴染の藤沢エレナがやってきます。どうすればいいのかと悩むエレナは、バドミントン部の主将である荒垣なぎさに頼み込み、公園で綾乃と試合を行うことになります。屋外ということもあり、風が吹いているため、思うように試合のできない綾乃。そんな試合を通していく中で、子供の頃に感じていたバドミントンの楽しさを思い出していきます。そして、この試合後、エレナとともにバドミントン部への入部届を提出する綾乃。綾乃が再びバドミントンの世界へと戻るきっかけになった名シーンです。
はねバド!名シーンランキング・まとめ
出典: はねバド ©濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
いかがでしたでしょうか?今回は名シーントップ10について紹介しました。まだまだアニメは始まったばかりなので、これからさらに名シーンといえるような場面が登場すると思われます。ぜひ見逃さずにチェックしてみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。