2024年1月に放送されるアニメ、『ダンジョン飯』は古典的なRPGに出てくるようなダンジョンを踏破していくファンタジーの要素と、ダンジョン内に出てくる魔物を美味しく調理して食べるというグルメの要素を兼ね備えた作品です。作中には一筋縄では行かないモンスターがたくさん登場し主人公たちを苦しめます。中には古典的RPGでのトラウマを呼び起こすようなものもいて面白いです!今回は本作に登場するエネミーたちのなかで特に強くてヤバいやつらをランキングにしてみました!
目次
エネミー強さランキング 第1位 狂乱の魔術師シスル
主人公たちが挑戦するダンジョンの支配者。小柄で褐色肌のエルフです。レッドドラゴンを倒したライオス達に強い敵愾心を見せます。その後、シスルの隠れ家にてライオスたちと遭遇し、戦闘となります。戦闘と同時に超強力なドラゴン(緑竜・赤竜・ホワイトドラゴン・リヴァイアサン・東洋竜・ワーム・ワイバーン)を呼び出してライオスを除いたパーティーメンバーを瞬殺。しかし、完全に統率されていないことと、シスル本人を抑えれば無力化できることから、知識と機転を活かしたライオスによって捕縛し無力化されました。ゲームでこんなのと戦う羽目になったら負けイベかクソゲーのどちらか。
エネミー強さランキング 第2位 フェニックス
殺しても殺しても炎を纏って復活してしまう不死鳥。灼熱の炎を纏って復活するためとても危険な敵で、何よりも事実上無敵のモンスターであるため、正攻法では対処不可能な敵です。ライオス達は『迷宮の魔物は黄金郷の民を傷つけることは出来ない』、『食材として消化されれば復活できない』というこの迷宮特有のルールを使うことによって何とか倒すことに成功します。逆に言えばそのルールがなければ対処方法がありませんでした。火を通すと復活しそうなので、低温の油で煮込むコンフィという料理法で料理しました。
エネミー強さランキング 第3位 デュラハン
首のない騎士のモンスター。その正体は霊体であるため、攻撃は意味をなしません。そのためパーティーメンバーは負傷したライオスを置いて逃げざるを得ませんでした。出会いがしらに問答無用で切りかかってくる危険な敵ですが割と話が通じるところもあり、ライオスはバイコーンの遺体を差し出すことで見逃してもらいます。実はとある人物が転移魔法で崖下に落としたことで馬を失い、必死の思いで崖を登ってきたという経緯があり機嫌が悪かったようです。
エネミー強さランキング 第4位 キメラ(ファリン)
レッドドラゴンに消化されたファリンがマルシルの黒魔術によって蘇生した際、血肉として利用したレッドドラゴンの魂が混ざってしまい、狂乱の魔術師シスルに盲従するようになってしまいます。その後、シスルによって身体をキメラに変えられてしまった姿。ファリン並みの知能、巨大な体躯、六本の手足を持つ圧倒的な戦闘力を誇るモンスターですが、大量のエネルギーを消費する身体でありながらファリンの小さな口から摂取できる栄養は微量なため、常にお腹を空かせています。ライオスはこの身体では長くは生きられないと分析しています。
エネミー強さランキング 第5位 サキュバス
その人物が動けなくなるほどドストライクな異性の姿の幻で現れ、その隙に精気を吸い取ってしまうモンスター。基本的に二人一組でなければ対処できず、孤立してしまえばまず対処することができません。サキュバスの魅了に引っかかってしまったライオス達はイヅツミを残してサキュバスにやられてしまいますが、一つの身体に二つの心が混ざるイヅツミはその姿に惑わされることはありませんでした。その本体はサキュバス・モスキートと呼ばれる蚊。ただ、皆が思うような悪魔のサキュバスも実在するらしいです。状態異常でハメて全滅させてくるタイプの敵。
エネミー強さランキング 第6位 レッドドラゴン
第一話にてライオスたちのパーティーを壊滅させ、ファリンを食べちゃったドラゴン。巨大な身体に炎を吐く能力を持っています。ライオス達のパーティーはそれまでにドラゴンを倒したこともあるパーティーでしたが、みんなお腹が減って力がでなかったせいで敗北してしまいました。その後、同個体のレッドドラゴンを倒し、体内からファリンの骨を回収して蘇生を成功させるものの、蘇生の際に使った黒魔術が原因でレッドドラゴンの魂がファリンに混ざってしまいました。強敵ではあるものの、倒すことが無理な敵ではなくきちんと対策し、状態が万全なら倒すことはできる相手のようです。
エネミー強さランキング 第7位 首狩り兎
見た目は可愛らしいうさぎちゃん。そんな油断を誘う冒険者たちに対し、かかとについている鋭い刃で首をはねて即死を狙ってくる敵。集団で襲ってくる敵で、素早い動きで即死させてくる超危険な迷宮の兎です。古典的なRPGではボーパルバニーという名前で登場し冒険者たちを即死させてきました。元ネタと思われるのは映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」 。作中ではマルシル以外のパーティーメンバーを全員即死に追い込み、残されたマルシルは死体を操る黒魔術で何とか状況を打開します。
エネミー強さランキング 第8位 グリフィン
鷲の胴体にライオンの下半身を持ったモンスター。高速で飛び回れることが可能で感覚も鋭敏。空から奇襲され連れ去られてしまえば一瞬のうちに連れされてしまいます。この世界では死=終わりではなく、遺体さえあれば復活することが可能です。しかし、遺体が見つからなければ蘇生は出来ません。空中で飛び回るうえ、感覚も鋭いため攻撃を当てることも困難な強敵です。ただ、パーティーが戦ったグリフィンは本物のグリフィンではなく、ヒポグリフがチェンジリングで変化したものであって、実際のグリフィンは少し生態が違うのかもしれません。
エネミー強さランキング 第9位 クラーケン
水中に棲む巨大なタコの魔物。他の中型の魚人などの生物を巨大な触手で捕食してしまうほどのビッグサイズであるため、生半可な攻撃は通さず、近づこうにも触手で捉えられてしまうほか、水中というコンディションもあり、下手をすれば水中に引きずりこまれて即死するなんてこともありそうなモンスターです。弱点は通常のイカ・タコと同様に眉間。眉間を突くとあっという間に〆ることができます。調理方法にもよるのかもしれませんが、味は臭くて食べられたものではなく、クラーケンに寄生していた巨大な寄生生物の方が美味しかったようです。ただ、寄生生物を生食したライオスはアニサキスに当たって死にそうになりました。
エネミー強さランキング 第10位 ドライアド
人のような形をした植物のモンスター。人だと思って近づくと襲ってきますが、厄介なのは刺激を加えると吹き飛んでくる微細な粒子、鼻から吸い込んだり、目に入ったりすると超がつくほど強烈なかゆみに襲われて、涙と鼻水が止まらなくなってしまいます。とんでもなく酷い花粉症で呼吸困難になることもあるモンスターです。強さ自体はそこまでではないものの、人に擬態することで一目で敵だと見分けるのが難しいことと、花粉症によって涙と鼻水が止まらなくなってしまい、戦闘後にも後を引いてしまうとても厄介なモンスターです。ドライアドの実は食べることが出来、味も悪くないのですが、絵面は最悪。
【ダンジョン飯】エネミー強さランキングまとめ
ダンジョン飯に登場する敵の強さランキングをまとめてみました!実際にRPGをよくプレイする人であれば、このモンスターには苦労させられたなんて思い出があるかもしれませんね。分かっていなくても楽しめますが、分かっているとさらに面白くなりますね。本作のダンジョンは結構一筋縄ではいかないウィザードリィタイプのダンジョン(だと思われる)ので、そこを意識してみると楽しめる作品だと思います!アニメは2024年1月から放送なので、是非見て欲しいです!