メディアミックスの『ワールドダイスター』はアニメ、ゲーム、漫画など様々な展開が予定されています。演劇に挑戦する女子高生たちをテーマにした「演劇ガールズ」プロジェクトで、春にはアニメが放送され、夏にはアプリゲームが配信される予定となっています。原作は無いのでまだ詳細は分からない部分も多いですが、制作スタッフが誰なのかは既に公開されています。この記事では、アニメに欠かせない製作スタッフについて紹介したいと思います!
物語のあらすじ
時は20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、世の中は空前の演劇ブームとなり、数多くの役者たちが「ダイスター」を目指していました。そして更に、その頂点である「ワールドダイスター」となることを夢見ていました。主人公で高校生の鳳ここなも「ワールドダイスター」になる夢を追っていました。憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑み、ここなはそのオーディションできらめく才能の持ち主たちを目の当たりにします。舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が始まります。舞台役者の最高峰「ワールドダイスター」になるのは、一体誰なのでしょうか。
タカヒロ(ストーリー原案)
ストーリーの原案を担当するのは、タカヒロさんです。本名は今泉貴博さんと言います。学生時代から毎日ゲームセンターに通うほどのゲーム好きで、それが高じて専門学校卒業後にプログラマーになりました。しかし入社後に企画の人材が必要になった際、小学校の時に作文で褒められたと発言したのをきっかけに、企画を任せられて脚本の作り方を学ぶことになります。その時の企画が『姉、ちゃんとしようよっ!』というゲームです。このゲームは「姉ゲー」と呼ばれるジャンルの元祖とも言えるゲームで、大ヒットとなりました。その後もゲームのシナリオライターや企画等を務め、それらのゲームも大ヒットしました。元々ゲーム業界での活躍が有名な人物ですが、2000年代後半辺りからはアニメの脚本や原作を担当することも増えています。
Mika Pikazo(キャラクターデザイン担当)
キャラクターデザインを担当するのはMika Pikazo(ミカ ピカゾ)さんです。イラストレーターとして活動しています。南アメリカの音楽や映画、デザインに興味を持ち、ブラジルに渡航した際には、南米の多様性に寛容な気風に感銘を受けました。ライトノベルやソーシャルゲームのイラストレーションを多く担当しており、他にはアパレルブランドの企画・監修など幅広く活動しています。作風はとても色彩豊かで鮮やかで、創られるキャラクターの表情がとても豊かなのも特徴です。「ワールドダイスター」に登場するキャラクターも、色鮮やかで様々な表情を見せるキャラクターが多い印象を受けます。
中西やすひろ(シリーズ構成)
シリーズ構成を担当するのは、中西やすひろさんです。漫画家にも中西やすひろという人がいますが、その人とは別人の同姓同名です。脚本家の小山高生さんが代表を務める脚本家集団「ぶらざあのっぽ」に所属していました。後に有限会社として法人登記します。メンバーの中には「ラブライブ!」シリーズで脚本を務めた花田十輝さんもいます。2016年3月に解散するまで、四半世紀以上の歴史を持った会社となりました。解散後は別のアニメ会社に所属し、アニメの脚本を手掛けています。『かぐや様は告らせたい』シリーズや『アイドリッシュセブン』シリーズなど、著名な作品で脚本や構成を手掛けています。
制作スタッフの紹介まとめ
制作に関わっているスタッフは、誰1人欠けてもアニメとして成り立たなくなる重要な存在です。普段アニメを観る時はスタッフを考えることはあまり無いかも知れませんが、この記事で事前にスタッフの情報を知ってから観ると、裏方で活躍する人たちの大変さや凄さが分かるのではないでしょうか。興味がある方は、この作品に関わっているスタッフが携わっている他のアニメも是非チェックしてみて下さい!