来年2023年にアニメ化される漫画作品の中で最も過激な作品間違いなしの本作『犬になったら好きな人に拾われた。』を挙げるでしょう。本作は「突然犬になってしまった主人公が学校で思いを寄せている少女に偶然保護され、彼女の家のペットとして共に生活をすることになった」というあらすじの作品です。過激な描写で読者を引き込む漫画作品が数多くある中で、本作は主人公が犬になってしまったらという設定をフルに活用して、他の漫画作品では描くことのできない過激な描写に挑戦をしています。中には「これ、犬じゃなかったら絶対にアウトだろ!」と読んでいる読者ですら突っ込んでしまいそうなほど過激な描写も数多くあり、一部の漫画ファンから カルト的な人気を集めている作品であるといえます。今回はそんな過激な描写を突き詰めた作品である、本作の最大の特徴である「犬目線」という設定について深掘りをしていきたいと思います。本作の最大の魅力である設定ですのでぜひとも本作に興味があるアニメファンの方はチェックしてみてくださいね。
犬目線で描かれる美少女たちの生活
本作の内容を一言で説明すると「犬目線で描かれる美少女たちの生活」でしょう。通常のラブコメ作品であれば女性キャラクターたちは同じ視点の高さである男性キャラクターの目線を中心に描かれることが多いですが、本作では主人公は犬になっていますので、犬目線から女性キャラクターたちが描かれることとなっています。そのため、通常のラブコメ作品では味わうことのできない視点からの女性キャラクターたちの生活を楽しむことができるのです。
「〇〇は私の犬(ガチ)」
また本作に登場する主人公は本物の犬になってしまっているので、過激なラブコメ作品などでよくある女性キャラクターからの「〇〇は私の犬」をリアルに聞くことができます。筆者自身もまさか犬扱いされるのではなく本当の犬としてこのセリフを描く作品が現れるとは思っていませんでしたので、このような主人公の犬という特性を生かした展開が多いのも、本作の特徴といえます。
一体どんな発想をしていたら思いつくのか、、
このように本作は「主人公がもし本当に犬だったら」というたった1つのアイディアから膨大な発想を生み出し、描いている作品なのです。一体どんな発想をしていたらここまで斬新なアイディアの、作品を描くことができるのか?読んでいるだけで作者に対して脱帽をしてしまう作品と言えますね。
決していやらしい作品ではありません!犬と美少女が触れ合うだけです!
それに本作の描き方も秀逸です。本作は体裁としては決していやらしい作品ではなく、あくまで犬と美少女が触れ合っているだけの作品として描かれています。そのため本作を見て少しでもいやらしい気持ちになってしまった読者は「あくまで本作をいやらしい作品であると思ってしまう自身が悪いのだ」という罪悪感にさいなまれながらも、本作を楽しむこととなるのです。
なんだかとっても危険な香り
このように本作は建前上は「え?決していやらしい作品ではありませんよ。いやらしいと感じてしまうのはあなたの見方がいけないのです」というスタンスで描かれていますので、話が進むにつれてどんどんどんどん過激な方向に振り切って進んでいくのです。あくまで犬と少女が戯れている作品であると割り切っていることで、通常の漫画作品では描くことのできない過激な描写を描くことに成功をしているのです。
2023年にアニメ化!!
このように漫画作品としてもとてつもない完成度を誇っている本作ですが、本作のこのようなカルト的な人気も相まって2023年にアニメ化されることが決定しました。漫画作品として充分完成度の高い作品ですので、本作がどのようにアニメ作品として描かれていくのか?今から非常に楽しみですよね。
テレビで放送できるのか、、?
ただ1つだけ気がかりなのは、ここまで過激な描写の多い本作が本当にテレビ放送できるのか?という点です。いくら犬と触れ合っているだけの作品とは言え、人間同士の描写なら絶対にアウトの展開も多いので、どこまで公共の電波を利用して放送することができるのか気になるところではあります。ぜひとも「いやいや、ただ美少女と犬がじゃれやってるだけですよ」という本作独自のスタンスアニメ作品でも貫き通して欲しいところですね。
まさに天才の発想!犬だからOKなんです(?)
主人公を人間の男性から犬に切り替えることによってこれまで描くことのできなかった過激な表現や、シチュエーションを描くことができるようになったというのが本作の最大の工夫点と言えるでしょう。通常の漫画作品として描くことができないような攻めた表現を思い切ってしている本作がアニメ版でどのように描かれるのか今から注目ですよね!
あくまで犬目線にこだわった作品
もちろん本作の主人公が犬であるという設定は従来の作品ではできない、過激な表現ができるようになっただけではありません。主人公を犬として描くことによって、本作に登場する数々の魅力的な女性キャラクターを犬目線から楽しむことができるのです。普段は同じ背の高さから眺める女性キャラクターたちですが、本作では常に犬からの視線である下から見上げる構図となっていますので、こちらも他の作品にはない独自の描き方と言えるでしょう。
犬と美少女が戯れているだけ、でも、
犬と美少女がただ戯れているだけという作品ではありますが、通常の男性主人公ではできない様々な工夫点を楽しむことができる作品となっているのです。このたったひとつの「主人公が犬になってしまった」というアイディアだけで1つの作品を成立させてしまったというのが本作の凄いところなのですね。
本当に犬のように(?)扱われる主人公
特に本作は主人公が本物の犬なので、主人公が犬のように扱われる描写が数多くあります。そのため、本作は「かわいい女性キャラクターに犬扱いされたい!」というちょっと自分の立場が下のポジションの方が萌える男性読者にはピッタリの作品となっています。
人間だったらアウトだから面白い!!
とにかく、本作はありとあらゆる手を使ってグレーゾーンを突破し過激を極めに極めた作品であるといえます。犬だからこそ描くことのできた、人間だったらアウトの表現をぜひとも本作を手に取って楽しんでみてくださいね!
犬目線だからこそ味わえる面白さ
主人公が犬であるというのはぱっと見変な設定のように思えてしまいがちですが、実は美少女たちを魅力的に描ききるために工夫された必要不可欠の設定であるという事がお分かりいただけたでしょうか?ここからは本作の犬目線だからこそ味わえる面白さとその魅力についてさらに深掘りをしていきたいと思います。
犬目線の視点って結構「過激」!!
犬目線の視点は結構過激であるという点です。よくよく考えてみれば美少女者の作品というのは常に下から目線第4波上から目線で描かれていることが多いです。女性キャラクターを可愛く描くためには常に基本となっています。そのため、女性よりも身長が高いことが多い男性キャラクター視点で描くと常に上から目線の描写となってしまいがちです。しかし、本作では主人公は人間よりも背が低い犬ですので通常の漫画作品では上から目線で描かれてしまいがちな女性キャラクターを常に下から行くことに成功しているのです。
フレームワークが秀逸で面白い!
このように通常の漫画作品では描くことができない。犬から目線の描写を常に描くことによって、通常の漫画作品では描かれることのない独特なフレームワークの描写を描くことに成功しているのです。同じ下から目線の描写といっても数多くのシチュエーションがあり、常に変化のある画を楽しむことができます。
上から見下されたい男子必見!!
「通常の漫画作品では男性が上から眺めている描写が多く物足りない」と感じている男性ファンからしてみればとびっきりの作品であると言えるでしょう。普通の女性ではなく、ちょっと強気な女性に魅力を感じるという男性の方であれば間違いなくハマる作品であると言えますね。
主人公(犬)をめぐる乙女の熱い駆け引き!!
主人公と女性キャラクターたちだけではなく、主人公をめぐる女性キャラクター同士の絡みも細かく描かれています。飼い犬をめぐる乙女たちのちょっと変わった駆け引きにも注目ですね。
ラッキースケベ満載!!これは見逃せない!!
そして何よりも主人公が犬であると言うこともあり、本作の女性キャラクターたちには基本的には「羞恥心」と言う3文字がありません。確かに皆さんも家にいるペットの前に「恥ずかしさ」を感じる事はありませんよね。そんな犬だからこそ味わうことができない、恥ずかしげのない少女たちの行動から数多くのラッキースケベを楽しむこともできますので、日常での女性キャラクターたちの行動に是非とも注目してみてくださいね。
アニメ化でどこまで描けるか期待!!
このように本作は漫画作品だけでもこれほどの完成度を有している作品なのです。すでに作品としてかなり完成されているといえますので、ここまでの作品をどのようにアニメ会に落とし込めるのか?少し心配でもあります。
流石に全て描くのは厳しいかも、、?
特に、漫画作品としてもギリギリの表現が多い作品ですので、深夜帯とは言え公共の電波を使うテレビアニメーションとしては全てを描ききる事は難しいでしょう。この辺の、本作についているファンとアニメ版から入ってきたカジュアルな視聴者の両方を満足させるバランス感覚こそが本作のアニメ化にあたって求められる最大の要素であるように感じます。
深夜アニメ、新たな境地へ!!
いづれにせよ本作がアニメ化されたならば、間違いなく歴史に残る神アニメとなることでしょう。本作の大胆な設定と過激な描写がどれほどのアニメファンに響くのか今から楽しみですね。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『犬になったら好きな人に拾われた。』の「犬目線」という設定に注目をして紹介をしていきました。他にも本作に登場する数々の魅力的なキャラクターや制作スタッフなどについて紹介をしているアニメミルの記事がございますので、ぜひともそちらもチェックしてみてくださいね!