「小説家になろう」で連載されていた「英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~」がメディアミクス化となり2023年1月にアニメ放送される事になりました。ライトノベルズは2019年にHJ文庫から刊行されており2022年8月時点で8巻まで発売されています。コミカライズの方はホビージャパンコミックファイアで作品が連載中で、同じく2022年8月時点で3巻まで発売されています。待望のアニメ化となった本作品ですが、今回は登場人物をご紹介していきたいと思います。
目次
はじめに「あらすじ」をご紹介します
女神アリスティアより「神騎士」の加護を受けたイングリスは傭兵の身から英雄王としてシルヴェール王国を築きあげました。年老いて生涯を閉じる瞬間女神アリスティアが現れ、イングリスの功績の感謝として何でも一つ望みを叶えると告げたのです。イングリスは王ではなく一人の武人として生涯を武に生きてみたいと願います。その願いを聞き届けた女神は遥か未来へとイングリスを転生させました、しかも女の子として.....。騎士の名家の娘として生まれ変わったイングリスですが6歳で騎士失格の烙印を押されてしまいます。しかし、「逆にならなくていい!出世をせずに最前線で腕を磨き続けられる!」と喜ぶイングリスです。これから世界最強の見習い騎士♀の伝説が始まります。
世界最強の見習い騎士♀、イングリス・ユークス
英雄王イングリスが女神アリスティアの力により転生したのが騎士団長の家の娘でした。最初は戸惑っていたイングリスでしたが、「男だと女性に目移りする事があるかもしれない、生涯を武に捧げるのはこの方が都合が良い」と考えるようになりました。周りからはクリスの愛称で呼ばれています。銀髪でスタイルが良く、12歳の時には15歳の大人びた女性に見える程です。しかし、その見た目とはうらはらにかなりの大食漢です。
可愛い女の子だけど中身は・・・
前世の記憶から考え方は男性的で精神面も男性寄りですが、自身の事は「なんと可愛らしく生まれ変わったもんだ」と自画自賛しています。女性らしく着飾るのは好きですが、意識は男性のままなので恋人が欲しいとかは一切ありません。周りが従兄弟のラファエルとくっつけようとするのが鬱陶しくて仕方がなく、ラファエルの事は人として尊敬をしています。
イングリスの願いはいつも同じ?
一人の武人として武に生涯を捧げたいと転生したイングリスの願いは「歯ごたえのある強い敵と戦えますように!」なんです。この世界に魔物がいると知った時は「願わくばとてつもなく凶悪かつ倒し甲斐のある化け物であらんことを!」などど思ってしまいます。強い相手を見れば眼を輝かせ、戦えるとなると笑みがこぼれてしまうほど強い者と戦うのがたまらなく好きなイングリスでした。
転生前のイングリスはどんな人だった?
元々は農家に生まれたイングリスは傭兵として身をたてました。その時に女神アリスティアより加護を受けて神の力を操る「神騎士(ディバインナイト)」として覚醒したのです。その力を持ってシルヴェール王国を建国し、善政を行い国を豊かにし、人々に多くの笑顔をもたらしたのです。そして、国民に慕われる英雄王として国と民の為に生涯を捧げました。その功績を高く評価した女神が彼の願いを1つ叶えてあげたのでした。
イングリスの父、リューク・ユークス
領主が統治しているユミルの騎士団の団長を務めており、ユミルでは一番の剣の腕前です、イングリスの剣の才能を見て「我が家にも神童がいた」と驚愕し、イングリスを騎士団の団長の後任として考えています。
イングリスの母、セレーナ・ユークス
今は現役を退いていますが、元々はリュークの配下の騎士でした。父のリュークとは違い、母としてイングリスには特級印を授かって欲しくないと思っています。それはイングリスの人生が人々の為だけに縛られて欲しくないと考えていたからです。心からクリスには自分の為に生きて欲しいと思っているのでした。
仲の良い従姉妹、ラフィニア・ビルフォード
ラフィニアはビルフォード家の侯爵令嬢で、イングリスとは同い年の従姉妹になります。愛称はラニで小さい頃からイングリスとはとても仲が良く、一緒に遊んでいました。大きくなってもイングリスとの仲は変わらず、イングリスの事が大好きです。黒髪のショートカットが良く似合う活発な女の子で、明るくムードメーカー的な存在です。そして、ラフィリアもイングリスに負けず劣らずの大食漢です。
兄に憧れて背中を追うラニ
尊敬している正騎士の兄と同じ騎士になるためイングリスと一緒にカイラル王立騎士アカデミーに入学します。光の弓の上級印を持っており、光の矢を放つ魔印武具を操ります。兄のラファエルをイングリスと一緒にさせようと本気で思っています。
特級印を持つ聖騎士、ラファエル・ビルフォード
ラフィニアの兄でビルフォード公爵家の長男です。品があり生真面目で努力家のラファエルはビルフォード公爵家の次期主君としての評判も良く周りからの期待が伺えます。武才もずば抜けて高く、13歳の時には騎士団で彼に勝てるのは騎士団長ぐらいしかいない程の実力をつけていました。ラファエルの魔印(ルーン)は特級印を持っており聖騎士として働く事になります。ラフィニア同様イングリスとはとても仲が良く、クリスは彼の事をラファ兄様と呼んでいます。
オルファー家の汚名返上を誓う、レオーネ・オルファー
クリスとラニがアールメンの街で出会った少女がレオーネ・オルファーです。クリス達がアールメンに到着した時に街中に魔石獣が現れます。その魔石獣を倒す時に偶然一緒に戦う事になったのがレオーネでした。ある理由からアールメンの街の人達や騎士団から疎まれていますが街の為に魔石獣と戦っています。そんな彼女を好きになるクリスとラニだったのです。
正騎士を目指すレオーネ
刀身の長さを自在に変化させ戦う魔印武具(アーティファクト)を使って戦うレオーネですが、まだ正式な騎士ではありません。クリスやラニと同様にこれから王都のカイラル王立騎士アカデミーに入学して正騎士を目指しています。そしてオルファー家の汚名をそそぐ為に騎士として名を上げると誓うのでした。
自分の信念に生きる、レオン・オルファー
レオーネの兄で特級印を持つ聖騎士です。上級の魔印武具(アーティファクト)を使い雷の獣を生みだし使役しながら戦います。表面上は強欲で無能な貴族におもねっていますが、それは貴族と聖騎士との軋轢を減らす為にしていたのです。本当の彼は国や人々を護るためには命を捨てることもいとわない聖騎士です。しかしある出来事をきっかけに裏切者の道を歩む事になってしまいます。
宰相の娘、リーゼロッテ・アールシア
カイラル王立騎士アカデミーでイングリスたちが出会う騎士候補生の1人で、カーラリア王国の宰相の娘です。良い貴族出のお嬢様らしく話し方といい、立ち振る舞いはゴージャスな雰囲気を漂わせています。プライドが高い一面もありますが、自分が間違っていると分かれば素直に謝る事ができます。困っている人がいれば見過ごす事ができないしっかり者です。
リーゼロッテの父親
リーゼロッテの父親アールシア宰相は非常に杓子定規で生真面目な性格をしています。つまり責任感が強く悪い事に目をつむる事ができないのです。そういう人間だからこそ宰相という立場を任されているんですね。
登場人物について、まとめです
2023年1月にアニメ放送される「英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~」の主要キャラクターについてご紹介しました。主人公のイングリス・ユークスが元英雄王から美少女転生してしまった「異世界最強TS転生ファンタジー」で、他のメインキャラクター達も騎士を目指す美少女ばかりです。美少女騎士たちの活躍を是非観て頂きたいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。