2023年1月より「真・進化の実」が放送される事になりました。皆さんは第1期をご視聴されましたでしょうか。主人公の柊誠一が進化の実を食べた事によりチート進化をしてしまう王道の異世界アニメでしたね。第2期では王都テルベールからバーバドル魔法学園へ舞台を移して物語は進んでいきます。テルベールでは曲者揃いの冒険者ギルドの面々や王様のランゼをはじめ、キャラ濃いめの街の人達など多くのキャラクターが登場しました。バーバドル魔法学園でも多くのキャラクターが登場します。学園の先生や生徒達、カイゼル帝国から編入された勇者達、そして今回一番の強敵になる魔神教団が誠一達とどう絡んでくるのか今から楽しみです。今回はアニメ放送前にバーバドル魔法学園へ誠一と一緒に行く仲間達と、第2期での注目キャラクターをピックアップしてご紹介したいと思います。
目次
本作の主人公、柊誠一
誠一は現世で超いじめられっ子だった為、異世界に転移する時も仲間に入れてもらえず一人ぼっちでサリアのいる森へ転移してしまいます。ぼっちの誠一を気の毒に思った神から貰った「完全解体」のスキルと、偶然食べた「進化の実」の力で規格外の力を手に入れたのです。本人の意思とは全く関係なく超チートな人間になっていく誠一でした。
実は人間をやめている?
無自覚に「進化の実」を10個食べてしまった事で誠一は最終進化をしてしまいます。それからは何かかがあるとスキルを獲得したり、奥義を発動したりと自分の意志とは関係なくチート体質になっていきます。あくまでも自分は「普通の人間」だと思っていたい誠一ですが、周りの人から見たら既に人間をやめているとしか見えないのでした。
遂にステータスの声が敬語に・・・
王都テルベールを襲った魔物の大群を創造魔法「ジャッジメント」で一掃した時に、あまりにも大量の経験値と「完全解体」で得られた能力が多かった為に「レベルがアップしました」の声が最後には「レベルがおあがりになりました」になってしまいました。誠一はどこまで行ってしまうのか楽しみです。
誠一のお嫁さん、サリア
元々は女子力の高いカイザーコングで「果てなき悲愛の森」の中での強さはトップクラスでした。最初は初めて見た人間の誠一に戦いを挑みますが、誠一の強さと「臭い奏者」による体臭がサリアにとっては大好きなフェロモンだった事で勝手に誠一のお嫁さんになると決めてしまいます。暗黒貴族ゼノアスに殺されそうになった誠一を庇い瀕死の状態になります。しかし、既に「進化の実」を10個食べていた事で誠一にキスをしてもらった事をきっかけに最終進化を果たし美少女の姿に変化しました。
サリアは女子力の高いゴリラ
料理や洗濯はもちろん、魔物の糸を使って服を作ってしまうほど裁縫も得意です。人間の言葉がしゃべれるのは近くの洞窟に落ちていた本「勇者アベルの日記」と「生活魔法の極意」で学んだからだそうです。
サリアは誠一が本当に大好き
サリアは本当に誠一が大好きです、もちろん誠一は強い雄ですが優しくサリアを認めてくれた初めての人だからです。そんなサリアですがアルトリアが誠一の事を好きになった時はそれを許しています。それは「誠一の魅力は私1人で独占できない」と思っているからです。1人で独占できないのは寂しいとは思っていますが、強い雄には自然と雌が寄ってくると思っているのです。
初めて好きになった人が誠一、アルトリア・グレム
生まれた時から称号「災厄を背負う者」を持っていたアルトリアは、自分に降りかかる災厄が周りの人を巻き込む事を恐れて1人で生きてきたのです。誠一が「災厄を背負う者」の呪いから解き放ってくれた事で初めて人を好きになるという感情が芽生えたアルトリアは勇気を振り絞って誠一に告白します。サリアの後押しもありそれを受け入れた誠一でした。
冒険者としても一流のアルトリア
アルトリアの冒険者としての実力は折り紙つきです。災厄の事で1人で生きていけるよう強くなる努力を続けA級冒険者までになっています。斧を使った攻撃も強力ですが、最上級の氷属性魔法も使う事もできるのです。
自分は誠一の彼女!
誠一が大好きなアルトリアですが、サリアが誠一のお嫁さんという事は分かっています。ですので自分を紹介する時は「オレは誠一の彼女だ!」と言っているのです。サリアの事も大好きですし、ルルネやオリガも大好きなアルトリアは皆が誠一の事が好きという事を分かっているんですね。本人は「オレは初恋を死ぬまで貫く女だ」と宣言しています。
主は自分より強い人、ルルネ
誠一が馬を買いに行ったお店に偶然いたのがロバのルルネでした。プライドが高く自分が認めた強い人以外に触られる事が嫌いで、お店の人でさえも蹴り飛ばしていたのです。言葉が話せる誠一を呼びつけて得意の蹴りを入れますが簡単にかわされ、逆さまに持ち上げられてしまい泣きながら降参します。そして、誠一を自分が仕える真の主様はあなたしかいませんと懇願し、誠一の仲間になったのでした。
進化して美少女に
ルルネが進化して女の子に変化したのは偶然だったのです。誠一と王都カップに出場した時に、お腹が空きすぎてルルネは全然走れなくなってしまいました。その時に誠一の手元にあった食べ物が「進化の実」しかなかったので、しかたなく食べさせたのが原因で、レース後美少女に進化してしまったのです。その影響でロバには戻れなくなりましたが、人の言葉を喋る事ができるようになりました。
食べる事が大好き、ルルネ
ルルネはとにかく食べる事が大好きで、しかも大食感なのです。王都が魔物の大群に襲われた時にルルネが言った言葉は、「王都が襲われてしまったら、王都の美味しい食べ物が全部食べられなくなるんですよ~」でした。そして「美味しい食べ物のためなら私は神でも蹴り殺しましょう」と宣言したのです。誠一はルルネらしいと納得していました。
可哀そうな暗殺者、オリガ・カルメリア
ウインブルグ国王を暗殺する為カイゼル帝国から送り込まれた暗殺者がオリガです。8歳ながら「黄昏の暗殺者」の異名を持っている程の実力を持っています。ウインブルグ国王に2度と目を覚まさない呪いをかけ逃げるところを誠一に捕らえられました。本人は暗殺などしたくないのですが、隷属の首輪をつけられ強制的に従わされていたのです。その首輪も誠一に解除してもらい、優しく接してもらえた事で誠一に心を救われたオリガは仲間となったのです。
オリガの生い立ち
猫の獣人にとって黒毛は不吉の象徴とされオリガは忌み子として帝国に売られたのです。王族直属の暗殺部隊で人を殺す方法を身に着けさせられ、隷属の首輪の力で無理やり人殺しをさせられていたのです。まだ8歳の子供にはとても辛かったと思います。
解放され自由になったオリガ
オリガにつけられた隷属の首輪は、誠一のスキル創造魔法で作られた「リン〇ーン大統領」によって無事解除できました。沢山の人を手にかけた後悔も誠一やサリア達に救われ本当の意味で自由になれたのです。それも暗殺されそうになったウインブルグ国王が、本人の意思で行った事ではないし黒幕が分かれば罰しないという粋なはからいがあったからこそです。
第2期での一番気になるキャラクター、デストラ
まだ情報公開が少ない「真・進化の実」の中で最初に新キャラクターとして情報公開されているのがデストラです。「真・進化の実」の公式PVでも誠一やサリアとの戦闘シーンが公開されており、かなり強烈な実力を秘めている様子が伺えます。これから新しい情報が随時公開されていくと思いますので、気になる方は公式ホームページや公式Twitterをチェックしてくださいね。
謎につつまれたデストラ
魔神教団の神徒で【絶死】の称号を持っており、公式PVでは誠一やサリアを圧倒しているシーンが見られます。ただ、原作の方では強力なキャラクターではありますが、このPVとは少し違う印象を受けるかもしれません。アニメではどんなキャラクターとして活躍するのか今から興味深々です。ネタバレになってしまいますが、気になる方は「小説家になろう」の方で原作が読む事ができます。今のうちにチェックするのもありかと思いますよ。
本格的に動き出す魔神教団の者たち
第1期の時から魔神教団が隠れて暗躍していましたね。最終回の最後の方で魔神の声と、魔神を復活させようとしていた者たちが登場しました。使徒と呼ばれていた魔神教団の一味は各地にいるようで、その正体は第1期では全く分かりませんでした。第1期で登場した魔神教団の一味と、今回キーになりそうなキャラクターをご紹介します。
魔王の側近、クライス
魔王の側近として魔族軍に属していますが実は魔神教団に属して裏で暗躍しています。人間と友好的な関係を築こうとしている魔王の娘ルーティア・ビュートの事を疎ましく思っています。実は王都テルベールへ魔物の大群を送り込んだのもクライスが勝手に行った事で、全て魔神様の為に行った事でした。カイゼル帝国帝王のシェルド・ウォル・カイゼル王の側近ヘリオ・ローバンとは裏で繋がっています。
帝国のカイゼル王の側近、ヘリオ・ローバン
クライスと同様に魔神教団の属しながら帝国で暗躍しています。オリガに隷属の首輪をつけてウインブルグ国王の暗殺を命じたのもヘリオです。王都テルベールへの魔物の大群を送り込む手伝いもしていました。勇者達に隷属の腕輪をステータスを上げる加護の腕輪と偽り装備させてバーバドル魔法学園へを送り込む策略を仕組んだのもヘリオでした。
魔神教団の使徒、レスター
第1期の最終回で魔神様と一緒に出てきた使徒の1人です、水晶に影のような顔が出てきただけですので詳細は分かりません。第2期で登場するのか今後の情報を確認したいですね。
魔神教団の使徒、アングレア
レスターと同じく第1期の最終回で魔神様と一緒に出てきた使徒の1人です。顔の右半分に白い仮面をつけている女性で、彼女も詳細は分かりません。しかし、バーバドル魔法学園を襲う話しをしていた事から第2期では登場する可能性が高いのではと思います。
魔神教団の使徒、デミオロス
第1期では登場しなかったキャラクターです。第2期がバーバドル魔法学園が舞台になる事から登場するであろう魔神教団の使徒の1人です。原作では深く関わってきますのでご紹介しました。
バーバドル魔法学園に編入された勇者たち
カイゼル帝国は勇者召喚を行い魔族軍の殲滅や他国への牽制に利用しています。誠一はボッチだったので勇者召喚はされませんでしたが、多くの人が召喚されました。勇者として認められた生徒達はバーバドル魔法学園に編入させ、勇者達の力を見せつける事で他国へカイゼル帝国の力を見せつけるつもりなのです。第1期でもバーバドル魔法学園での勇者達が少し描かれていました。その中で誠一と縁のある勇者を少し紹介したいと思います。
誠一の幼馴染、神無月華蓮
神無月グループという日本で有数の令嬢で誠一の幼馴染です、異世界に召喚された後も誠一を探し続けていました。実は密かに誠一に恋心を抱いており、本当はもっと上の進学校に行く事ができたのですが、誠一がいる学校に敢えて通っています。元生徒会長で文武両道、才色兼備で正義感が強く周りの生徒からの人望も厚いです。
剣道部のイケメン、高宮翔太
誠一の幼馴染の1人でバーバドル魔法学園に編入してからは華蓮と行動を共にしています。冷静な性格で誠一の事を気にかけています。
ボクシング部で気さくな、荒木賢治
翔太と同じく誠一の幼馴染、翔太とは腐れ縁でバーバドル魔法学園では翔太と共に華蓮と行動しています。気さくで人懐っこいが怒るとかなり怖いです。しかし、華蓮には頭が上がらないようです。
まとめです
バーバドル魔法学園へ誠一と一緒に向かう仲間達と、第2期で注目して欲しいキャラクターをご紹介しました。今後情報公開されていくうちに他にも魅力あるキャラクターが紹介されるかと思います。気になる方はアニメ放送を待ちながら、新しい情報をチェックしてみて下さい。最後まで読んで頂きありがとうございました。