TIGER&BUNNYは2011年に放送されたサンライズ制作のアニメで、放送終了から10年になりますが今なお人気のアニメです!さらに、4月からは待望のSeason2が配信される予定となっています。タイバニは鏑木・T・虎徹(ワイルドタイガー)とバーナビー・ブルックスJrのヒーローコンビが、いろいろありながらもコンビとして衝突しながらも徐々に名コンビとなっていき、その裏では虎徹のヒーローとしての危機やバーナビーの過去も関わっていき大きく盛り上がるストーリーが人気を博しました。今回はその鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJrのコンビの軌跡を振り返っていきたいと思います!
目次
鏑木・T・虎徹、スポンサーがまさかの事業売却で廃業の危機!!?
NEXTという超能力が人類に発現してから45年。大都市シュテルンビルトでは、NEXTを持つヒーローたちが犯罪者の逮捕や事故や災害からの救助を行っていました。ただ、そのヒーローたちはスポンサー企業の支援を受け、そのロゴを背負って活動する広告塔であり、企業戦士の側面も持っていました。そんな中、デビューから10年経ってすっかり落ち目となってしまったヒーロー『ワイルドタイガー』は、自身のスポンサーが事業の売却を行ったことを知ります。ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹はアポロンメディアという新しいスポンサーの元で活動していくこととなります。
鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJrの出会い
虎徹はスポンサーの意向でダサいクソスーツから、機能的なパワードスーツへと着替え、史上初のバディヒーローとして売り出されることになります。コンビを組むヒーローは、以前ワイルドタイガーを助けたヒーロー、バーナビー・ブルックスJrでした。バーナビーはイケメンで合理的で実名を晒し、何でも要領よく解決するヒーローで、性格からヒーローとしての信念やら何から何まで虎徹と逆で、とにかく反りがあわない若造でした。ただ、バーナビーは虎徹と同じワンハンドレッドパワーのNEXTを所持していました。
反りの合わないタイガー&バニーちゃん
相性は最悪でコンビを組んだ当初はタイガーが足を引っ張ったりでかみ合わないコンビでした。さらにはタイガーがバーナビーをバニーちゃんと呼んで煽りまくった結果、冷静だったバーナビーまでアツくなってしまい口論を始めてしまう始末。あくまでも合理的にポイントを獲得し、ビジネスとしてのヒーローに従事するバーナビーと、ヒーローとして人々に寄り添うことが信念の虎徹の出会い、そしてコンビ結成はお互いに不本意な幕開けとなったのです。
なんだかんだでうまくやるタイガー&バーナビー
何かとバーナビーにおせっかいを焼いてはつっけんどんな態度を取られるタイガーでしたが、コンビとしてはなんだかんだでうまくやれていました。過程はどうあれ、結果だけを見ればスポンサーの意向通りの結果ですが、なんだかんだでポカもよくやらかしていました。合理的で何でもうまくやるバーナビーと時々無茶をしながらも経験とアイデアで状況を打開するワイルドタイガーは、なんだかんだいいながら、ポカもしながらうまくやっていたのです。
バーナビーがヒーローになった理由は?
ある日、虎徹はバーナビーの両親がウロボロスという組織によって殺されたことや両親の仇を探すためにヒーローになったことを知ります。ヒーローとして活動していくうちに有力な情報が掴めるかもしれないからです。そのことをしった虎徹は一層バーナビーにおせっかいを焼くようになります。ヒーローとして活動していくなかで、悪人を裁くダークヒーロー「ルナティック」の出現や、蛇の痣をもつ犯罪者を見つけるなど、一応の進展はありましたが、決め手となるような情報はつかめずにいました。そんなある日、バーナビーは収監されている囚人のなかに、両親を殺害し家に火を放った犯人の顔を見つけます。
最悪の爆発テロ発生!犯人の要求は最強最悪の囚人の解放!?
バーナビーの両親を殺害した犯人の名はジェイク・マルチネス。刑務所に収監され250年の刑期を課された犯罪者でした。そんな折、シュテルンビルト全体を巻き込んだ大規模な爆発テロが発生し、市民全てが人質に取られた状況となってしまいます。犯人は蛇の痣を持つウロボロスという組織の構成員であり、その要求は囚人ジェイク・マルチネスの解放でした。要求を吞まなければ市民が犠牲になるという状況で、上層部はジェイクの解放を決定します。
ジェイク・マルチネスとの対決!タイガー&バーナビーの連係プレイ
最強最悪の犯罪者、ジェイク・マルチネスの解放された後、彼はヒーローとのタイマンバトルを要求します。断れば市民に危険が及ぶ状況は変わらず、ヒーローたちはジェイクと戦うことになりますが、
スカイハイもロックバイソンもバリアの能力の前にあっさりと敗北してしまいます。そして、三人目の指名はワイルドタイガーでした。タイガーの攻撃はジェイクに全く当たらず、なぶり殺しにされ大怪我を追ってしまいますが、タイガーは戦いの中でジェイクの能力を見破っていました。その能力はバリアと心を読む能力でした。次の指名のバーナビーも当初はジェイクに押されるも、タイガーの作戦でジェイクの能力を逆手にとりジェイクを倒します。
人気ヒーローの仲間入りを果たすワイルドタイガー
ジェイクは倒され、シュテルンビルトの危機は去りました。バーナビーは市民たちに称えられますが、そこにはタイガーの尽力が大きかったことは誰も知りません。それでも、タイガーはバーナビーの信頼を勝ち取るが出来たのです。それからは息のあったコンビネーションで活躍し、タイガーは人気ランキング4位に上がるほどでした。そんなだからスポンサーもニッコニコ。当初はバーナビーのおまけということで雑な扱いだったのに、180度掌を返していました。しかし、そんなタイガーにヒーローとして最大の危機が訪れます。タイガーの能力が徐々に減退を始めていたのです。
そして、それはタイガーと同じ能力を持っていたMr.レジェンドも同じように能力が減退し、晩年は八百長によるポイント稼ぎを行っていたことも知ってしまいます。
引退を決意するワイルドタイガー……しかし
能力の減退に思い悩んだ末に、タイガーは自ら引退することを選択します。しかし、そのことをバーナビーには言えずにいました。さらにバーナビーが持っていたジェイクの記憶は、事実と大きく異なっていたことも判明します。そんな中、偶然にも引退の意思がバーナビーにバレてコンビは崩壊寸前!?でも、そのすぐ後、元家政婦のサマンサの証言からバーナビーは両親を殺害した黒幕にたどり着きます。それはバーナビーの後見人のアルバート・マーベリックでした。マーベリックは記憶を操るNEXTの能力者で、自らの目的のためにバーナビーを利用していたのです。そして、真実にたどり着いたバーナビーを再び洗脳し、虎徹の口も封じようとします。
犯罪者、鏑木・T・虎徹、ヒーローたちに追い詰められる!
虎徹は偶然からマーベリックの手にかかることはありませんでしたが、マーベリックは真実にたどり着く可能性のあるタイガーを排除するため、家政婦のサマンサを殺害。その罪を鏑木・T・虎徹に擦り付け、他のヒーローたちも洗脳し虎徹を消そうとします。味方のときはちょっと頼りなかったヒーローたちは最悪の敵として立ちはだかり虎徹を追い詰めますが、虎徹の冤罪にいち早く気づいたルナティックに助けられ、ベンさんに助けられ、タイガーの正体を知った娘の楓の能力により洗脳は解除されます。その後、バーナビーは自力で洗脳を破り、全ての黒幕のマーベリックの元へ向かうことになります。
引退……そして舞い戻るヒーローたち!
ヒーローがアンドロイドにとって変わる時代を作り上げるというマーベリックの野望を打ち砕き、バーナビーにも能力の減退とそのせいでヒーローを引退しようとしたことが知られてしまいます。最後の戦いが終わったあと、タイガーはヒーローを引退。マーベリックの陰謀でヒーローを続けていたバーナビーもヒーローを引退します。しかし、その一年後、タイガーは自身の能力の減退を世間を公表し、ワイルドタイガーワンミニットとして二部リーグで復帰を果たします。その活動の最中、ピンチのタイガーを助けたのは、これまたヒーローとして復帰したバーナビーでした。
【TIGER&BUNNY2】鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJrまとめ
タイバニのワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJrがどのような軌跡を辿ってきたかをまとめてみました!かつてMr.レジェンドが辿った最後とは別の選択をしたワイルドタイガーがこの先どうなっていくのかはずっと楽しみでした。劇場版を経て、待望のSeason2が4月から配信されるので、ぜひ視聴して見て下さい!