今年4月に待望のアニメ3期目が放送される事が決定した本作『かぐや様は告らせたい』ですが、3期で映像化される原作のエピソードの中でみなさんが一番期待をしているエピソードは何でしょうか?人それぞれ意見があると思いますが、筆者は間違いなく秀知院学園の文化祭「奉心祭」でのエピソードだと思います。本作は題名に「告らせたい」とあるようにかぐやと白銀の恋の駆け引きがメインの作品です。そのようなコンセプトの本作で、かぐやと白銀の関係に最も変化のあるエピソードというのが、この「奉心祭」なのです。ここでは、そんなアニメ3期で最も重要になるであろう、奉心祭について紹介していきたいと思います。
3期のメインになるかも!?
原作での奉心祭エピソードは話数を多く割いて丁寧に描かれていました。そのため、アニメ3期でも奉心祭についてはそれなりの話数を割いて描くのではないでしょうか?奉心祭では本作の物語進行に影響する数多くのエピソードが描かれるので、少なくとも全く描かれないということはあり得ないでしょう。
さまざまな恋が交錯する
というのも、文化祭を描いているということもあり、数多くのキャラクターの恋愛模様について描かれているんです。白銀やかぐやはもちろんこれまで恋愛描写がほとんどなかったキャラクターでさえスポットライトが当たるようになります。
かぐやと白銀の争いに決着!?
他のキャラクターの恋愛描写だけでなく、本作の主人公とヒロインの白銀、かぐやの関係についてもこちらのエピソードで答えが描かれています。まさに本作のテーマとなるような重要な内容が奉心祭の開催中に一気に起こるのです。
ラストにとんでもない事実が!?
さらに、原作のラストでは白銀からとんでもないカミングアウトがされる事になります。この辺りのどんでん返しのうまさは流石、「かぐや様は告らせたい」だなと感じる展開ですので、是非注目してみてくださいね。
主人公は石上!?
意外かもしれませんが、奉心祭では主に石上の恋愛模様が主に描かれています。1期や2期ではモブキャラのような扱いだった石上ですが、3期では奉心祭を始めとして、石上にスポットライトのあたるエピソードが多く描かれることになります。
体育祭で先輩に一目惚れ
そのきっかけになったのが、体育祭のエピソードです。体育祭では石上は柄にもなく応援団のメンバーになったのですが、その応援団での活動を経験していく上で先輩の子安つばねに一目惚れしてしまうのです。
人間として成長していく
そのような経験を積む上で石上にも心境の変化があったようです。筆者は1期や2期の頃の石上の性格も嫌いではないのですが、体育祭をきっかけに石上の性格は穏やかに豹変していくのです。
果たして石上の恋の行方は、、
このように3期ではこれまでモブキャラのような立ち位置だった石上がかなりプッシュされる内容になってくると思われます。かぐやと白銀の恋愛の駆け引きだけでなく、石上の純粋な恋愛模様も同時に追うことができるというのが本作3期の最大の魅力であると言えるのではないでしょうか?
奉心祭で注目してほしい設定!!
さてここからはそんな3期で一番注目のイベント奉心祭について、みなさんに押さえておいてもらいたい設定について紹介していきたいと思います。奉心祭は原作でも特に重要なイベントとして描かれているということもあり多くの設定が作中にて語られています。かぐやと白銀だけでなく石上の恋愛模様まで描かれていますので、ここは丁寧に見ていきましょう。
奉心祭の由来
まず、本作で語られているのが奉心祭の由来です。奉心祭が行われる秀知院学園は日本でも有数の学力を誇るのと同時に長い歴史を有する学校でもあります。そのため、文化祭の奉心祭の由来に非常の歴史のあるものとなっています。というのも奉心祭の由来となっているのは奈良時代に編纂された風土記の中にある出来事からとられているようなのです。風土記は奈良時代に編纂された日本の数々の地域に伝わる伝説を記した書物です。国内に現存する(風土記が現存するのは一部ですが)書物の中でも由緒ある史料の中にあるエピソードが奉心祭の元となっているのです。
ハートのアクセサリー
このように奉心祭は過去にあった1人の姫君の恋愛を描いた風土記に記されているエピソードから来ているようです。そのため、奉心祭ではこのエピソードにちなんで、意中の相手にハート型の贈り物をすると永遠に結ばれるという都市伝説が流布しているのです。このハートの贈り物というのは本作の中で多く登場する要素ですので、必ず覚えておいてくださいね。
白銀とかぐやの関係
ここからは本作の主人公andヒロインである白銀とかぐやの関係がこのエピソードでどのように変わるのか、という点に注目して紹介していきたいと思います。
いつも通りの頭脳戦
文化祭が始まるまでは1期や2期で描かれているようにいつもの恋愛頭脳戦が展開されています。この辺りの件は本作のお決まりの流れでもあるので、さらっと流してしまってもいいかもしれません。
クライマックスまで進展なし
そして何より興味深いのは文化祭の中盤まで、白銀とかぐやの絡みはほとんど描かれないという点です。本作では、かぐやと白銀の絡みは物語進行の中核を成しているので、ここまで2人の絡みが描かれないエピソードというのは新鮮ですね。
白銀が勝負を仕掛ける
そんな、かぐやと白銀からすると少しつまらない文化祭も終わりに近づきます。文化祭最後のイベントで白銀からかぐやに勝負を仕掛けるのです。最後の最後になってようやくかぐや様らしい展開になっていくので、読んでいる読者からしてもどんどんボルテージが上がっていくかのような感覚になる演出です。
クライマックス
白銀が仕掛けたかぐやへの挑戦はとんでもないラストを巻き起こすこととなります。本作のテーマは「お互いに告白できない男女が恋愛頭脳戦を繰り広げること」です。つまり本作はどちらかが告白をしてしまうことで、その勝負に決着がついてしまい、作品としての物語展開に終止符を打ってしまう可能性があるのです。しかし、文化祭のラストではそんな本作の物語進行の根幹をなすルールに踏み込むこととなります。
怪盗の正体は白銀だった
なんと、突如として登場し文化祭を沸かせた怪盗の正体は白銀だったのです。かぐやと真剣勝負するのならコンセプトからしっかり練ろうと考えた白銀の勝負衣装だったんですね。この格好は暫くして白銀が落ち着いてから、その恥ずかしさ故に少し後悔していました。
まさに最強のシチュエーション
何はともあれ、白銀は文化祭の最後の最後に校舎の屋上にかぐやを呼び出すことに成功します。長い間連載してきた本作のストーリーの中でも、最も熱く盛り上がる瞬間なのではないでしょうか?
ついにかぐやに告白
そんな、本作最強のシチュエーションの中で白銀はかぐやに告白することとなります。昔描かれた心理テストで白銀が「花束は持ちきれないほど一杯持っていく」と宣言していたシーンの伏線を回収するように(花の数は恋人に贈り物をする時の愛情表現の量を比喩するものだった)、白銀はかぐやに対して大量のハートの風船を空に広げました。
まさかのカミングアウト
そんな、本作最大の注目ポイントの文化祭終盤なのですが、本作では白銀の告白以上のインパクトのある情報が明らかになることとなります。それは白銀がアメリカに留学しにいくことが決まっていたということです。ここに来て急にカミングアウトしたので、読者の皆さんも驚いた方が多いのではないでしょうか?アメリカの大学に留学するということは当然、かぐやとの時間もそれほど残されていないということになります。アメリカに留学することが決まった時点で白銀はそのことに気づき、今回の文化祭で告白しようと決めたのではないでしょうか?
原作でチェックしよう!
以上がアニメ3期で描かれる最大のエピソード奉心祭についての紹介でした。アニメで描かれる最大のエピソードとなっていますので、今から気になって仕方がないというファンの皆さんは、ぜひ原作での奉心祭を先に楽しんでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は奉心祭について紹介していきました。アニメ3期では奉心祭だけではなく数多くのエピソードが用意されています。その一つ一つが2期からさらにパワーアップしている内容となっていますので、アニメ3期には大きな期待が持てそうですね!アニメミルでは他にもかぐや様の3期について紹介している記事があるのでよろしければそちらもチェックしてみてくださいね!