おっさん、元おっさん、女神、エルフ、変態、中二病などなど……様々な属性を持ったキャラクターが登場する「異世界美少女受肉おじさんと」。ほとんどのキャラが致命的な欠点を持っているのですが、それを上回る魅力も盛りだくさん。そこで今回は、作中に登場するキャラで誰が人気なのか、ランキングで紹介していきます!
目次
第10位 シェン
第10位に選んだのは、男好き?の怪しげな男、シェン。作中に登場する男性で唯一日向に魅了されなかった……どころか、嫌悪感のようなものを抱いている人物です。その代わり神宮寺司の身体には興味津々。文字通り舐め回すように遠くからでも身体を眺めています。趣味も司いじりで、事あるごとにちょっかいを出しているのですが、そのたびに拒絶されて、酷い時は半径10m進入禁止を言い渡される時も……しかし司が日向とケンカしてボケーッとしている時には、「興がそがれる」といって残念そうにしているのを見るあたり、シェン的にも司に酷い扱いをされる事はそれほど嫌な事ではない(むしろ喜んでいる?)ようです。
第9位 司祭様
第9位に選んだのは愛と美を司る女神の信徒の変態女……ではなく、司祭様。初対面では敬虔なシスターといった雰囲気を漂わせて司たちを混乱させていましたが、あの女神にこの信徒あり。修道着の中には露出度満点の水着を着用。さらに司にはブーメランパンツ、日向にはマイクロビキニを「修道服」「正装」といって渡していました。司祭様自身も、最初この水着を着用した時は恥ずかしくて前を見て歩けないほどだったのですが、今ではそれが喜びに代わるほど性癖が歪んでしまった様子……。最終的には司からアルゼンチンバックブリーカーを決められるなど、女性キャラにもかかわらず酷い目にあっていました。
第8位 愛と美の女神
第8位に選んだのは、全ての元凶でもある愛と美を司る女神。特徴的なのは目に輝かす☆マークと、その恰好!司からは「怪奇、半裸LED女」と呼ばれ、日向からは「唐突に痴女が出てきた!!」と叫ばれてしまいました。しかしキャラを見てみると、半裸というより全裸と言った方が的確な気もしますが……2人から散々な言われようだった女神さまは、呪いをかけてその場を去っていきました。本編では序盤意外ほとんど出番が無かったのですが、4巻では宇宙空間でしなびたイカを肴に、地上のカワイ子ちゃんを見ながら晩酌しているシーンが描かれています。
第7位 夜の女神
第7位に選んだのは、シュバ君を異世界に勇者として召喚した夜の女神。見上げるほどの大きさで、その身長は家を軽く超えるほど。夜の女神という事で日中は寝ているらしく、シュバ君がうっかりスキルを使って呼び出した時は就寝中であり、愉快な帽子をかぶっていました。日向と司に呪いまでかけた愛と美を司る女神と違い、夜の女神は勇者であるシュバ君とは息が合うようで、意味もなく呼び出してしまったことに対しても、「その豪胆さは我が眷属にふさわしい」など肯定的な事を言っていました。また、「お主の想う最も強きものは如何や?」という問いかけに、「漆黒に彩られたすべてを切り裂く闇の刃」と答えたシュバ君に対し、「100点満点の答え!」と喜ぶなど、愉快な師弟関係を築いているようです。しかしその存在は偉大なものであり、それまで高圧的な態度だったルシウスも、夜の女神を前にすると膝をついて首を垂れていました。
第6位 ユグレイン
第6位に選んだのは、もう1人のトラブルメーカー。王都イシュルナの第一皇女ユグレインです。日向もトラブルメーカーですが、ユグレインもなかなかのおてんば娘で、かなり破天荒なキャラクター。初登場でいきなり「グッバイ世界」と言い残して飛び降りようとしていました。ただ、時より見せる寂し気な面影に思うところがあり、日向はユグレインの味方として反乱軍に入る事に……外見は日向に負けず劣らずの美少女であり、戦争に猛反対していた村人に対して「私を助けてください」と言うと、村人は錐揉みしながら吹き飛び、ウインクをすれば村人はがくがくと震え、「かわっかわっかわわっ」と叫びながら脳が破壊されてしまいました。
第5位 ティロリロ・リリリ・ルー
第5位に選んだのは残念美人なエルフの頭目、ティロリロ・リリリ・ルー。森を守る立場でありながら、森が全焼していても気付かず寝ていたポンコツっぷり。その後、怒り狂って司に勝負を挑むも、投石で髪を切り落とされて敗北。アホの子みたいな声と顔を晒して一度は旅に出ました。そんな残念なところが頭目の魅力でもあるのですが……旅に出てからは何をしていたのか、それなりに強いにもかかわらず誘拐され、生贄の候補とされていました。見た目は美人ですが男性に全く体制が無く、誘惑しようとした時にはグネグネと奇妙なポーズをとって、逆に男を困惑させ警戒されてしまいました。
第4位 神宮寺 司(じんぐうじ つかさ)
第4位に選んだのは本作の主人公の1人であり、チート級の能力を持つ神宮寺司。外見も年齢も前世と変わらず、異世界でもイケメンキャラとして活躍。日向とは同い年(32歳)の同期で、小学校時代からの親友なのですが、異世界に来てからは完全に保護者のようなポジションになっています。司の良いところは男女平等に容赦のないところ!先ほども紹介しましたが、司祭様(シスター)にアルゼンチンバックブリーカーを決めているシーンは、絵面的にも面白いシーンとなっています。他には日向に対する気持ちに抗い、必死に自制しているシーンも見どころ。時には吐血したり、頭を強く打ちつけたりして正気を保っています(笑)
第3位 ルシウス
第3位に選んだのはお兄さんと見せかけてお姉さんだったルシウス。普通の男性キャラならもう少しランキングは下げようと思ったのですが、女性キャラという事で……最初に見た時から中性的な感じはしていたのですが、リビングアーマーとの戦いで胸がはだけてから一気に気になるキャラに(笑)持ち味は鋭いツッコミで、シュバ君を弟子にしてからもビシバシと鍛えているようでした。シュバ君からも「師匠」と慕われており、2人の師弟コンビが好きだという人も多いようです。
第2位 シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム
第2位に選んだのは、夜の女神が召喚したもう一人の勇者、シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム。略してシュバ君です。明らかに日本人なので本名が別にあるはずなのですが、かたくなに本名を明かそうとしません。シュバ君の良いところは単純でマヌケ、さらに勘違いしがちなところです。一言で言うなら「愛すべきバカ」と言った感じでしょうか。しかしただのバカという訳ではなく、仮にも勇者なので戦闘能力はかなり高め。建物を数件、魔剣グラムで一刀両断にするなど、おバカキャラからは考えられないほどの攻撃力を見せつけていました。
第1位 橘 日向(たちばな ひなた)
第1位に選んだのはもちろんこのキャラ。本作の主人公であり、ヒロインでもある橘日向です。見た目は可愛い美少女ですが、中身はごくごく平凡な元おっさん。ただ、中身がおっさんなだけに、美少女がどうすれば効果的なのか熟知しており、色々な仕草や言葉で周りを魅了していきます。その魅了の効果は絶大で、女性に興味の無かった司さえも魅了。村人は短いスカート姿を見ただけで全員ひれ伏し、女性のルシウスさえも魅了していました。いちいち行動がおっさんっぽいところも人気の1つです。前世から周りに人が集まってくるタイプの人間であり、司と違いコミュニケーション能力はかなり高くなっています。
「異世界美少女受肉おじさんと」人気キャラランキングまとめ
ここまで「美少女受肉おじさんと」に登場する人気キャラクターを、ランキング形式で紹介してきましたがいかがだったでしょうか?主人公2人でワンツーにしようかとも思いましたが、シュバ君とルシウスが本当に良いキャラだったので、今回はこの順位にしました。アニメが始まればまた印象も変わるかもしれませんので、見逃し厳禁です!