2021年7月より放送中の「現実主義勇者の王国再建記」。今やおなじみとなった「小説家になろう」より誕生した本作ですが、同作者は他にも書籍化された作品を持っています。今回は作者の描く他の作品、さらにアニメ会社や作画監督など、本作に携わった方の情報を紹介していきます。
目次
小説家になろうでスタートし、現在はpixivで連載中
2014年に多くのアニメ化作品を生み出している「小説家になろう」で連載されていた本作は、2016年よりpixivに場所を変えて連載を開始。シリーズの小説は第15巻。漫画は第7巻まで刊行されています。出版社はオーバーラップで、漫画版はwebコミック配信サイト「コミックガルド」で連載中。2020年の時点で電子書籍を含めシリーズ100万部を突破しており、今後はアニメの影響で更に発行部数が増えると予想されます。
同作者が描く「八城くんのおひとり様講座」
「現実主義勇者の王国再建記」と同時進行で現在も更新されているのが「八城くんのおひとり様講座」。こちらの作品は異世界転生モノではなく、青春ラブコメのライトノベルとなっています。主人公の八城重明は高校でいつも一人でいるぼっちを極めた存在。何物にも流される事なく、我が道を行くために好んで1人で日々を過ごしていました。対するヒロインの花見沢華音はリア充グループの中でも特に目立つ存在。2人はまさに住む世界の違う人生を送っていました。そんなある日、八城は絶対に関わるはずのない華音からある相談を持ち掛けられます。「1人の過ごし方を教えて欲しい」。実は周りに合わせてリア充を続ける事に疲れていた華音は、常に1人でいる八城の生き方に憧れており、その後は八城を「師匠」と呼んで懐くように。しかし華音の悩みを聞くという事は、少なからず他のリア充たちと関わるような事態にも……。そんな「ぼっちを極めた八城」と「ぼっちに憧れるリア充の華音」のちょっと変わった青春ラブコメになっています。
アニメ制作会社はJ.C.STAFF(株式会社ジェー・シー・スタッフ)
「現実主義勇者の王国再建記」の制作会社はJ.C.STAFFです。1986年に設立し、数多くの有名アニメの制作を手掛けているので知っている方も多いと思いますが、最近のアニメで有名な作品をいくつか挙げていくと……「とある魔術の禁書目録」や「とある魔術の超電磁砲」などの「とあるシリーズ」、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」、「ワンパンマン(第2期)」などなど、他にも沢山の有名作品のアニメ制作を手掛けています。また、劇場版アニメの制作もしており、「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」や、少し古い作品ですが「劇場版スレイヤーズ」の内4作品の制作も行っています。
キャラクターデザイナーは大塚舞さん
もうアニメを視聴している方は一目見て気付いたと思いますが、キャラデザを担当しているのは大塚舞さんです。「のんのんびより」「まちカドまぞく」「異世界食堂」「灼眼のシャナ」などでもキャラデザや作画監督などを担当。いろいろなジャンルのアニメでキャラデザを担当していますが、どちらかというと可愛らしいキャラクターをデザインしている印象が強い方です。
漫画の作画を担当しているのは上田悟司さん
漫画版の作画を行っているのは上田悟司さん。アニメのキャラデザはかなり可愛らしい感じに仕上がっていますが、漫画版のキャラクターはどちらかと言うと美男美女。どちらが良いかは好みによって変わってきますが、表紙を見ても分かる通り同じ内容でも少し違った雰囲気が楽しめると思います。
「現実主義勇者の王国再建記」作者や製作者まとめ
ここまで「現実主義勇者の王国再建記」に関わっている作者や関係者を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?原作はライトノベルなので少しとっつきにくいという方もいると思いますが漫画版も連載中なので、アニメで「この先が気になる!」という時はお好きな方をチェックしてみてください!