大人気ノベル「蜘蛛ですが、なにか?」って知っていますか?女子高生が異世界で蜘蛛に転生してしまうというストーリーです。もうすぐアニメ化するということでますます話題になっていますよね。最近大人気の異世界転生小説ですが、複雑に絡み合った世界観が人気の理由でもあります。こちらの記事ではそんな「蜘蛛ですが、なにか?」の世界観には欠かせない「魔法」についてピックアップして紹介していきます。いったいどのような魔法があるのでしょうか。
目次
「蜘蛛ですが、なにか?」における「魔法」とは
異世界には「魔法」が存在します。種類もさまざまあり、戦闘においておおいに役立ちます。この世界での魔法は、魔力を「スキル」により変化させて、現象として確立したものとして定義されています。主人公も序盤からかなり魔法を使いたがっていました。主人公の他にも、異世界に転生してしまった仲間や魔物など、魔法を扱える人は数多く存在します。
魔法その1 「深淵魔法(しんえんまほう)」
魔法の種類のうち1つである「深淵魔法」とは、かなり威力の高い魔法です。暗黒系魔法の最高位に位置する強力な魔法であり、「影魔法」→「闇魔法」→「暗黒魔法」というふうに、順番に強化されていきます。深淵魔法のレベル1は「地獄門」とよばれ、レベル1の時点で炸裂地点の地形を消すことができるほどの威力です。しかし使用するにあたる難易度は非常に高く、発動にかなりの時間もかかるため、実戦で使うのは難しい魔法です。主人公ですら、魔法を使用するにあたって並列意思が必要でした。
誰が所持しているの?
主人公と魔王アリエルが所持しています。主人公は、レベル1の「地獄門」を火龍レンドに使用しました。巨大な闇が全てを包み込み消えてしまう、かなり大きなエネルギーです。この時点でかなりエネルギーが大きい魔法であるため、発動するのも一苦労です。
レベルによる変異
レベル1「地獄門」、レベル2「無信地獄」、レベル3「邪淫地獄」、レベル4「美食地獄」、レベル5「貪婪地獄」、レベル6「憤怒地獄」、レベル7「異端地獄」、レベル8「暴虐地獄」、レベル9「欺瞞地獄」、レベル10「反逆地獄」。ちなみにレベル2以降を使用した際実際のところどうなるかは詳しくわかりませんが、レベル1ですらかなりの威力だったため、恐ろしいことが起こることがわかります。ちなみに「不死」すらも貫通し、魂を分解することができます。
下位魔法は?
下位魔法における「影魔法」は、影を操る魔法ですがそんなに使えるものではありませんでした。しかし、「暗黒魔法」「闇魔法」はかなり実用的であり、主人公も使用しています。
魔法その2 「空間魔法(くうかんまほう)」
「空間魔法」とはその名の通り、空間に影響を与える魔法のことを指します。例えば空間転移、空間の切断などを指し、構築難易度は高いけれど非常に使い勝手の良い魔法である空間魔法は、常人が取得しようとすればかなりの難易度であり、他のすべてのスキルを捨ててこの鍛錬にのぞまねばならないほどです。
かなり希少な魔法
空間魔法はかなり希少な魔法であり、「長距離転移」を使いこなせる者は、国家の要人専属となるほどです。特定の地点の間をつなぎ長距離の転移をする「転移門」にも似たものはありますが、こちらの場合も国家の厳重な管理下にあることが多いです。空間魔法により取得できる魔法としては、「座標指定」や、持ち物を異空間から取り出したり収納したりする「空納」などがあげられます。また主人公はかなり使いこなしている様子が描かれています。
その他の「魔法」
そのほか、主人公が序盤の方で手に入れた魔法は以下のようなものです。
「外道魔法」
こちらは主人公が「血縁喰ライ」という、兄弟蜘蛛を食べることにより獲得した称号によって得た魔法(スキル)です。取得スキルとしては「不快」と「幻痛」。魂を直接犯す魔法として知られています。
「影魔法」
こちらは影を操る、下位の闇魔法です。取得スキルは「濃影」。使用できる魔法は、レベルによって変わってきます。
「毒魔法」
毒を操ることのできる魔法で、取得スキルは「毒触」。こちらも使用できる魔法はレベルによって変わってきます。
魔法発動に役立つ!「魔力操作」というスキルについて
異世界には「魔力操作」と呼ばれているスキルも存在します。主な所持者としては、主人公の蜘蛛と、シュンと、地龍カグナの3人です。これは体内の魔力を操作することができるスキルであり、体内にある魔力を循環させることができます。循環速度を上げて手に集中させることにより、エネルギーの高い魔力に変換し魔法を発動させることができます。
シュンとは
この「魔力操作」を行うことができる人物の1人に「シュン」というかなり重要なキャラクターが存在します。彼も転生者の1人であり、本名は「シュレイン・ザガン・アナレイト」です。前世の名前は山田俊輔であり、ごく普通の男子高校生でしたが、現在はアナレイト王国の第四王子としてなにも不自由することなく暮らしています。
地龍カグナ
地龍カグナは、巨大な地龍。防御に特化していて、「動く城塞」とも言われています。ちなみに主人公が2度目に彼と遭遇したときには、地龍ゲエレといたときでした。ゲエレはカグナとは違い見た目がスマートな地龍であり、戦闘スピードも速いという特徴があります。
【蜘蛛ですが、なにか?】「魔法」についてまとめ!
以上が「蜘蛛ですが、なにか?」に登場する「魔法に」ついてのまとめでした。異世界ということで魔法のほかにも、さまざまな特殊能力、魔力、スキルが登場します。これらはこの世界で戦い、生きていくためにはなくてはならない存在として成り立っています。物語が進むにつれてレベルやスキルが上がっていくというのもわくわくしますね。特に「蜘蛛ですが、なにか?」の世界観はかなり設定も細かいため、アニメでどのように描かれるのか今からとても楽しみですね。