2020年冬からアニメが放送開始されるバトルファンタジーのプランダラですが、その中には結構複雑になる設定が多く使われています。なので、今回プランダラの内容を良く知るために物語のキーワードを集めた用語集を作ってみました。設定をよくかみ砕いておくとより楽しめる作品なので、ばっちり紹介していきたいと思います!
目次
プランダラ専門用語集その①『アルシア』
プランダラの舞台となる王国の名称。中世のファンタジーをイメージした世界観で、王国の軍隊が秩序を守っています。またアルシアで生まれた全国民は『カウント』と呼ばれる数字が身体のどこかに刻まれており、国民は全員そのカウントを気にして生きています。実は議会によって作られた理想郷であり、地下世界のアビスから大量の物資を搾取しています。
プランダラ専門用語集その②『カウント』
アルシア全国民が持つ数字。星型の紋章と数字が身体のどこかに刻まれており、一人一人が別々の何かを数えながら生きることを義務付けられています。例えば『歩いた距離』、『客に美味しいと言ってもらった数』、『女にフラれた数』などが存在し、行動により上下します。もし、このカウントが0になった場合、一部の例外はあるものの地下世界に引きずり込まれてしまいます。この現象を『アビス送り』と言います。
プランダラ専門用語集その③『アビス送り』
カウントが0になった場合、地中から無数の手が現れて地下世界『アビス』に引きずり込まれてしまいます。星型のカウントが0になると、強制発動し地下世界送りになるためエスポワールで星が0になった債務者が帝愛地下に送られるアレを彷彿とさせますが、この世界の地下世界は核戦争で荒廃した地球であり、帝愛地下よりもずっと過酷で十中八九死にます。このシステムの目的は支配体制の確立と人口統制を目的としています。
プランダラ専門用語集その④『撃墜王』
300年前に巻き起こり、あまりにも多くの死者を出した『廃棄戦争』を終結に導いた英雄とされています。しかし、実は300年前より一定の年齢以上老いることなく現在まで生き延びており、常人にはあり得ない強大な力を持っています。主人公のリヒトーらが撃墜王と呼ばれ、その正体は『議会』からエネルギーを引き出せる特別な才能を持つシュメルマン=バッハの遺伝子を移植する手術の適合者でした。リヒトーの他に6人存在し、計7人全員がこの世界のどこかで生き続けています。
プランダラ専門用語集その⑤『バロット』
アルシア王国軍の一部将校のみが扱える特殊な兵器。個人によって様々な能力を発動することが出来、その能力の強弱は自身の持つカウントの大きさで強さが決まります。なお、撃墜王はバロットを使わずとも能力を発動することが可能で、バロットを使うとさらに大きな力を発揮することが出来ます。その原理は『議会』からエネルギーを取り出すための装置です。
プランダラ専門用語集その⑥『議会(アルシング)』
アビス送りの際に地中からアビスに引きずり込もうとする手が『議会(アルシング)』と呼ばれています。しかし、実態は300年前、人口飽和によって地球の資源が人類を賄えなくなってしまったことから巻き起こり全世界に波及していった核戦争で人類が滅びかけたとき、宇宙から飛来した謎のオーパーツ。原理は不明ながら莫大な力を行使することが出来る『多数決を取る機械』。オリジナルバロットと呼ばれる特殊な装置が投票権になっており、過半数を取ることに強制力を発動させることが出来ます。バロットのエネルギー源であり、アルシアを作り出し、帝愛のようなシステムを作り出し、核飛び交う世紀末の時代にファンタジーな世界とディストピアを作り上げたのも、全部この装置によるもの。
プランダラ専門用語集その⑦『オリジナルバロット』
議会の力を発動させるためにキーであり、投票権となる装置。過半数集めることにより、強制力を発動させることが出来ます。議会からエネルギーを取り出せる『バロット』という装置はこのオリジナルバロットの複製品です。またオリジナルバロットは7つ存在し、7つ集めると『全会一致』という権限を使うことが出来、とてつもない力を発動させることが出来ます。形状は珠、七つ集めると願いが叶う……あっ(察し)。
プランダラ専門用語集その⑧『廃棄戦争』
アルシアの成立から300年前に起こり、撃墜王たちが戦争を終結に導いたとされる大戦争。その経緯は人口問題や食糧問題、環境汚染などが原因で起こった核戦争から始まり、各国の首脳は飛来したオーパーツ『議会』によって核の放棄と期限付きの停戦協定を結びます。世界は一時的な平和を取り戻しますが、人口飽和による食糧問題や資源の枯渇による餓死者の増加などの問題は全く解決の糸口すらない状況でした。そこで、全ての国の首脳たちが国民たちを騙し核の放棄と停戦協定を破棄し、同時多発的に開戦したのが廃棄戦争です。
人類を廃棄する戦争
その戦争は正義も悪もない戦争であり、現在の地球の持つ資源や食料問題を解決できるようになるまで人類の数を減らすための戦争。人間を廃棄するための戦争であり、撃墜王たちはその過程で作られた人間兵器でしかありませんでした。結果、主人公らの上官たちが全会一致によって空中にアルシアを建国し、地球から資源と文明を奪うことによって戦争を起こす力を奪います。結果的にはユートピアとディストピア、帝愛と帝愛地下を生み出すということでしたが、こうでもしていなければ人類は滅びるまで戦争を続けていたとも言及されています。
【プランダラ】専門用語集まとめ
プランダラの専門用語をまとめてみました。それぞれに大きな伏線が張られていて一つ一つかみ砕いていくととても面白い設定だと思います。とりあえず、これだけ知っていればごちゃごちゃすることなくスッキリ楽しめると思うので、是非参考にしてみてください。また2020年にはアニメが放送されるので、是非そちらも見てみてください!絶対面白い作品です!