MIXはあだち充による作品で、タッチにより描かれた世界の数十年後という設定。彼らの甲子園優勝からのち、明青は古豪となり、今はお世辞にも競合ではない様子。MIXでは、その明青に親の再婚により兄弟となった、走一郎と投馬が入学して甲子園を目指していくというお話。今回は、そんな兄の走一郎が惚れている相手、大山春香について紹介させていただきます。
大山春香の概要
九州より引っ越してきた大山春香。明青に入学して、新体操部に入部します。しかし、その新体操部も部員が減少したために廃部となり、野球部のマネージャーに。大山春香の父親である吾郎は明青野球部のOBであり現監督。母親は作家をしていますが、別居状態。情報収集が得意で、他校の情報収集や戦略立てにも一役買っている様子ですね。
大山春香と新体操
転入してきた春香は新体操部に所属します。(南も新体操部だった)。しかし、途中で腕の骨を折ってしまい、その間は野球部のマネージャーとして活動します。年が変わり、三年生がいなくなったこともあり、人数の減った新体操部。彼女は勧誘を熱心にせず、その甲斐?あってか、新体操部は廃部。そして、その後に野球部のマネージャーとなるのでした。
大山春香と走一郎
初対面
引っ越しの準備にやってきた春香。そこに偶然居合わせた走一郎は彼女に一目惚れした様子。彼女がラーメン屋の手伝いをしているとしればちょくちょくラーメンを食べに行ったりしています。
情報収集が得意な春香
データを取るのが得意な春香は、走一郎にデータを渡します。冗談を言いつつもしっかり春香の取ってきたデータを頭に入れる走一郎。投球の組み立ては、走一郎がやっているようですね。
反りが合わない2人?
事あるごとに意見が割れる2人。そんな中でも走一郎はポジティブに捉えているようです。では一体春香はどのように思っているのでしょうか?今の所、誰が好きという描写もありませんね。
励ます走一郎
実は春香には兄がいました。しかし、生まれてすぐに残念ながらなくなってしまいます。兄の写真の横には、グローブなどをたくさん買って、満面の笑みの吾郎の姿が。その後に生まれた春香。そんな話を春香から聞いた走一郎は彼女のことを、必要だったんだよと励ますのでした。その励ましにはありがとうと感謝を述べた春香。2人の関係はこれから発展していくのでしょうか?
大山春香と投馬
初対面は幼少期
実は、この2人幼少期に一度会っています。それは、投馬の母親の葬式。そもそも投馬の父親とチームメイトであった、春香の父、吾郎。そんな関係性があり、葬式にも春香を連れて出席したのでした。そんな中で、人が集まりはしゃぐ投馬に頭にきたのか、サイダーをかけて泣かしてしまいます。それはお互い五歳の時。それを覚えていなかった投馬。しかし、転校してから、春香とカタタタキという滝を一緒に見に行ったことがきっかけで、思い出したようです。
投馬のことは信頼している様子
東秀との練習試合の折、新体操の練習の合間に様子を聞く春香。東秀相手だというのに、投馬の投球であれば無失点であることを疑わない春香。当真に関しては絶対の信頼を寄せているようです。
大山春香を追ってきた?
南郷四郎
中学時代に大山吾郎のもとで野球をやっていた南郷。そんな彼は、吾郎が明青の野球部の監督になると聞き、九州から共に上京してきます。強面なパワーヒッターの南郷ですが、その実は、吾郎を追ってきたのではなく、娘の春香に惚れている様子で、彼女を追って明青までやってきたのでは?とされています。癖顔の南郷は、野球でも曲者感を出しており、大ファールの後にセフティーバントを行うなどの小技も行なったりします。
大山春香と紅白戦
普段は、マネージャーとして活動している春香。ある時、レギュラー争い、選手層を厚くする目的で、紅白戦が行われることになりました。そんな中で、監督と春香がそれぞれチームを指揮して試合形式にて勝負することになります。監督側には、投馬が、春香側には走一郎が入ります。春香側のチームのピッチャーは夏野。しかし、初回に怪我をしてしまうのでした。そんな中で投手として上がったのは走一郎。彼は見事な投球を見せるのでした。
大山春香 最後に
一体誰と付き合うことになるのか、非常に見モノな本作品。続きがきになるところですね。