『電撃コミックスNEXT』にて連載中の4コマ漫画『ひとりぼっちの〇〇生活』。原作者は『三ツ星カラーズ』で知られるカツヲです。2019年には同タイトルでアニメ化することも決定しており、今注目が集まっている作品です。主人公の一里ぼっち(ひとり ぼっち)は極度の人見知りであり、小学校時代にできた友達はたったの1人、八原かい(やわら かい)だけ。かいとは小学校卒業を機に離れ離れになってしまうことに。そこで、かいと「中学卒業までにクラス全員と友達にならないと絶交」という約束をすることになります。中学校へと上がったぼっちは友達ができるのでしょうか?今回は『ひとりぼっちの〇〇生活』に登場する名言を独自にランク付けしたものについて紹介していきたいと思います。
目次
第10位 「夜の私はすごいんです」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが前の席に座るクラスメイトの砂尾なこと友達になって間もない日のこと。ぼっちは夜中に部屋で『友達のつくり方』という本を熱心に読んでいるようす。そこには“悩みを共有すれば仲良くなれないはずがない”などのことが書かれており、ぼっちは「これでもっとなこちゃんと仲良くなれる・・・!」と笑顔で言うのでした。そして部屋で1人、“待っててくださいなこちゃん。私・・・やれそうな気がします”とどこか強気なようすを見せている場面も。しかし翌朝にはその調子もすっかり抜けており、急に悩みなんて聞けないと弱気で震えているのでした。そこでぼっちは夜は気が大きくなるのだと思い悩んでいると、なこにどうしたのかと聞かれ、「夜の私はすごいんです」と答えるのでした。それに対し、なこは「なな、何だ突然!?」と驚いていたようす。ぼっちは夜になると気が大きくなるという新たな一面が判明した言葉であり、なこに誤解を生んだ、ある意味での名言です。
第9位 「ソトカは弟子になります」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちを忍者だと勘違いしていたソトカ・ラキター。ソトカは忍者に憧れがあるようで、忍者のように普段は存在感を消し、時には素早く動くぼっちのことを忍者だと勘違いしていたようす。しかしぼっちのそれらの行動は、極度の人見知りからきたものであり、ぼっちはソトカに忍者だと言われると「ノー」と答えて去っていきます。その後のソトカはどこか元気がない様子。溜息をつきながら「忍者・・・」とぼやく場面も。そこでソトカを元気付けたいぼっちは、折り紙で手裏剣を作り、ソトカへと投げるのでした。その手裏剣の中にはメッセージが書かれており、ソトカがその折り紙で作られた手裏剣を開くと「私は忍者じゃないけど」「友達になりませんか?」と書かれていたのでした。しかしソトカは、ぼっちに忍者ではないと言われてからいろいろと考えたようで、結局は“忍者は隠密集団”という結論に至ったとのことで、相変わらずぼっちを忍者であると思っているようなのでした。ぼっちは友達になってほしいと言うのですが、ソトカは「なりません」と言い「ソトカは弟子になります」と嬉しそうに言うのでした。友達が少ないぼっちに、急に“弟子”ができたという、驚きの名言です。
第8位 「私のことは なこ と呼びな」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
中学校生活の初日のこと。一里ぼっちは、まず前の席の人に話しかけようと勇気を振り絞ります。そのぼっちの前の席に座っていたのが、砂尾なこでした。ぼっちは話しかけようとするも、極度の緊張から突然机に突っ伏したり、急にジュースを買ってきたりと、謎の言動を発揮。なこはぼっちがパシリになりたいのだと勘違いし、他の子を当たってほしいと言うのでした。そんな日の帰り際、窓の外を見ると雨が降っているようす。傘を忘れたとぼやくなこですが、それを聞いたぼっちは自分の折り畳み傘をなこに渡して走り去っていきます。そんなぼっちを追いかけて、一緒に入って帰ろうと言うなこ。そのとき、なこはぼっちのジュースのお返しにおいしいアメを渡し、「私のことは なこ と呼びな」と言います。さらに「友達になりたいって言われるのもうれしいもんだな。だからもう変な気はつかうな」と言うのでした。初日から人見知りを発揮したぼっちはどうなるかと思いましたが、優しい友達に巡り合えたことがわかる名言です。
第7位 「好きになれたんです!」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
ある日、一里ぼっちと砂尾なこが話していたときのこと。話題は、ぼっちの友達作りの話に。ぼっちがクラス全員と友達になるというと、なこはその理由を問います。そこでぼっちは、幼馴染の友達(八原かい)とクラス全員と友達にならないと絶交すると約束したことを話します。「かいちゃんは私のためを想って、そう言ったんです」涙ながらに語るぼっちですが、なこは何か考えているようす。なこは「それってつまり最初私に声をかけたのも、その子との約束のためだったってこと?」と問うと、ぼっちは「はいっ」と笑顔で答えます。しかしそれに対して、なこはむくれながら「怒った」と言うのでした。なこを怒らせてしまい、困り果てて階段に座り込むぼっち。そんなボッチの元へクラスメイトで副委員長の本庄アルがやってきて、力になってくれることに。アルは思っていることを全部話せばわかってくれると、ぼっちを励ますのでした。なこの元へ向かったぼっちは、最初はなこのことがこわかったこと、かいとの約束があったからなこに話しかけられたこと、そして「約束があったからなこちゃんのこと・・・好きになれたんです!」と伝えます。それを聞いたなこはぼっちの頭をなでて「もう怒ってないから」と言うのでした。なこと初めてケンカしたぼっちですが、無事に仲直りすることができた名言です。
第6位 「私と友達になってくれてありがとう」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちたちが通う中学校の3年生の卒業式があった日の帰り道。砂尾なこは「ぼっちはどおだった1年。友達になれたのは6人だったけど」と聞くと、ぼっちは「たくさん友達ができました。夢みたい」と嬉しそうに言うのでした。さらに「私、一学期の最初、なこちゃんと友達になるの一度諦めたの。でもあの時なこちゃんが追いかけてきてくれたから、友達になってくれたから、私でも友達ができるんだって頑張れるの。だから、なこちゃん、私と友達になってくれてありがとう」と言うのでした。ぼっちがなこに出会ったことで友達を作れるようになったこと、さらには口下手なぼっちがなこにしっかりとお礼を言えるようになったことがわかる名言です。
第5位 「うん・・・約束すどぅ・・・」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちとその幼馴染である八原かいが小学校を卒業するときのこと。ぼっちは極度の人見知りから、小学校時代にできた友達はかいだけでした。しかしぼっちとかいは、別々の中学校へ進むことに。そこでぼっちのことを思ったかいは、ぼっちに友達を作る努力をしてほしいと思い「中学卒業までに、クラス全員と友達にならない限り、絶交と決めました」とぼっちに告げます。ぼっちはすぐさま否定的な反応を見せるも、かいは泣きながら「約束しで、友達たくさん作っで私と仲直りすどぅっでぇ」と言いながらガンバル妖精という小さなぬいぐるみを渡します。するとぼっちは泣きながら「うん・・・約束すどぅ・・・」と言うのでした。友達を作るのが大の苦手なぼっちが、友達を作ろうと心に決めた名言です。
第4位 「入学以来変なのに付きまとわれてることかな」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが前の席に座るクラスメイトの砂尾なこと友達になって間もない日のこと。ぼっちは夜中に部屋で『友達のつくり方』という本を熱心に読んでいるようす。そこには“悩みを共有すれば仲良くなれないはずがない”などのことが書かれており、ぼっちは「これでもっとなこちゃんと仲良くなれる・・・!」と笑顔で言いながら、部屋で1人、どこか強気なようすを見せていました。しかし翌朝にはその調子もすっかり抜けており、急に悩みなんて聞けないと弱気で震えているぼっち。そんなぼっちを見て、また何か考えすぎているのだと察したなこは、ぼっちを学校探索へと誘います。購買部やあやしげなトイレなど、さまざまな場所を回りながらも、途中でチャイムが鳴ってしまい、タイムリミットに。しかしまだまだ回り足らないのか、なこは授業中に「次は屋上をせめるぞー!」と書いた紙をぼっちへ回します。そして授業が終わり、屋上へと向かう2人。そこでぼっちは悩みの共有をしようと、『友達のつくり方』の本に書いてあったことをさっそく実践します。なこの悩みは何かと聞くと「入学以来変なのに付きまとわれてることかな」と言います。続けて「いきなり友達になりたいとか言いだしたり、何がしたいのかわからないけど妙に行動力があったり、でもまあ何気に楽しいよ」と本心を話すのでした。普段はどんなことを考えているのかわかりにくいなこですが、ぼっちとの学校生活を楽しんでいることがわかる名言です。
第3位 「みんな友達と書きます」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
ひょんなことから根っからのお嬢様である小嬢咲真世と知り合った一里ぼっち。しかしぼっちは、まだ真世に友達になってほしいとは言えずにいました。そこで真世が紹介してくれた“折り紙で鶴を折るバイト”で出たお給料で、一緒にプリクラを取ろうと、ぼっちは真世を誘います。そこで、ぼっち、砂尾なこ、本庄アル、ソトカ・ラキター、真世の5人でゲームセンターへと向かうのでした。ぼっちも真世もソトカにとっても初めてのプリクラということで、プリクラの1つ1つの動作に感動しているようす。プリクラを撮り終わって落書きへと移ったとき。真世に何て書くのか聞かれ、ぼっちは「みんな友達と書きます」と言うのでした。落書きに書いてからそれを真世に見せようと思ったぼっちは「い、言っちゃいました」と慌てているようす。そこで真世は「みんなとはわたくしも・・・ですか?」と尋ねます。それに対してぼっちは「友達になってくれますか?」と改めて聞くと、「はいっ。みなさん、どうぞよろしくお願いします」と涙を浮かべながら、笑顔で言うのでした。そして、いつも海外にいる両親へプリクラと共に普段言えずにいた気持ち、「お父様お母様に会いたい」とメールを送るのでした。ぼっちに新たな友達が増えた場面であり、真世がぼっちたちと出会ったことで一歩踏み出すことのできた名言です。
第2位 「ソトカと友達になってください」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが、2学期に友達を1人も作れなかったと悩んでいたときのこと。そんなぼっちは1学期よりも強くなってると思うためにも“スーパー強つよぼっち”になったのでした。ぼっちは上履きのかかとを踏んだり、普段納豆には入れないカラシを入れたりと、強さをアピールしているようす。しかしうまくいかず、ぼっちは「やっぱり私は弱い・・・」と落ち込んでしまうのでした。それを見たソトカ・ラキターは、どうすればぼっちが自分のことを最強と思えるのかと、砂尾なこと本庄アルに相談します。アルは「友達ができて強くなろうと頑張ってたことはムダじゃなかったって気付けることがあれば・・・」とアドバイスし、それを聞いたソトカはぼっちが今まで自分にしてくれたことをムダだったと思ってほしくないからと、ぼっちの弟子をやめてぼっちにお返しすると言い、ぼっちの元へと向かっていくのでした。屋上にいたぼっちの元へやってきたソトカ。ソトカはぼっちに「忍者より友達になりたいと思わせてくれました」と告げます。さらにソトカは、ぼっちが初めてソトカに教えたという折り紙の手裏剣を使い、「師匠、ソトカと友達になってください」と伝えます。それを聞いたぼっちは「はじめてです。友達になってくださいって・・・言われたの」と言い、気絶してしまうのでした。ずっと師匠と弟子の関係であった2人が、友達になった名言です。
第1位 「ずっと一緒に誕生日祝おうぼっちー」
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
極度の人見知りである一里ぼっちと八原かいがなぜ友達になったのか聞かれたときのこと。ぼっちとかいが出会ったのは、5才のとき。ぼっちが誰とも遊ばずに1人でいるため、何をしているのか気になったかいが近づいたことが最初のきっかけ。しかしそのとき、ぼっちに逃げられたかいは、ぼっちに何か秘密があるのだと思い、追いかけました。その後も毎日毎日追いかけまわす日々を送るも、ついに捕まえることができたかいはぼっちに「なんで逃げんの!?」と尋ねます。するとぼっちは弱々しい声で「鬼やります」と言い、いつの間にかかいはぼっちと鬼ごっこをしていることになっていたようです。かいにとってぼっちとする鬼ごっこは、他の人とする鬼ごっこよりもずーっと楽しかったとのこと。それから毎日鬼ごっこやかくれんぼをして遊んでいたとのことですが、ぼっちは鬼の才能があるようで、かいはいつもあっという間に捕まってしまったそうです。そんな日々を送っていたところ、少しずつ会話も増え始め、いつの間にか友達になっていたとのことでした。さらに、ぼっちとかいの誕生日が同じだと判明した日。かいはこっそり持ってきたシュークリームにロウソクを立てて、一緒にお祝いをしました。そこで「ハッピーバースデイディア八原さん」と名字で歌うぼっちに対し、よそよそしく感じたかいは「名前呼ぶまで帰さないぞ」と言ったとのこと。全く名前を呼んでくれないぼっちに落ち込んだかいが後日、ぼっちに「そんなに名前で呼ぶのイヤ?」と聞いたところ、ぼっちは名前を呼ばなかったらずっと一緒にいてくれると思っていたと答えたとのこと。それに対してかいは「ずっと一緒だよ。来年もその次も、ずっと一緒に誕生日祝おうぼっち」と言うのでした。それから2人はずっと仲良しになったそうです。ぼっちとかいの心温まる名言です。
『ひとりぼっちの〇〇生活』名言ランキング、まとめ!
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
いかがでしたでしょうか?今回は『ひとりぼっちの〇〇生活』に登場する名言を独自にランク付けしたものについて紹介しました。「ぼっち」の代表格ともいえ一里ぼっちの成長が見られるような言葉から友情を感じるような言葉まで、さまざまな名言が登場します。2019年の春にはアニメ化もするので、アニメとともに漫画もチェックしてみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。