『妹さえいればいい。』は『僕は友達が少ない』の作者、平坂読（ひらさかよみ）さんのメディアミックス作品で、2017年秋にアニメ化して人気を博しました。本作はライトノベル作家で妹が大好きな主人公、羽島伊月（はしまいつき）を中心に、ドタバタした日常を描いた作品です。ヒロインは銀髪美少女の可児那由多（かになゆた）と大学時代に知り合った白川京（しらかわみやこ）で、他にも多くの魅力的な女の子が登場しますが、妹が好き過ぎる変態主人公、伊月は、身の回りの美少女たちよりも妄想の中の妹を重視するという危ないヤツです。ここでは、妹さえに登場する名言を、ランキング形式で10個紹介したいと思います。
目次
【妹さえ】名言10位：白川宮が大学の教室にて
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
一人でパソコンに向かって小説を書いていてる伊月が気になった京は、伊月の小説を読んでみることに。しかし、伊月の小説に対する感想はこうでした。「なんかよくわからなかったわぁ。なんで妹とキスすると魔法が使えるようになるの？」。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
これに対し伊月は激怒。「貴様のような愚かなビッチに俺の作品は理解できない」と京を糾弾し、泣かせてしまいました。この時、伊月は京にぶたれましたが、これをきっかけに二人の仲は急速に近づき、その後、友達になりました（京みたいな子と友達になれて羨ましい）。なんてことないセリフなのですが声優の加隈亜衣（かくまあい）さんの声が京と非常にマッチングしていて、印象に残る人気のシーンです。
【妹さえ】名言9位：可児那由多アニメ初登場時
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
ダブルヒロインの可児那由多（かになゆた）と白川京（しらかわみやこ）は仲が良く、頻繁に二人で伊月の家に遊びに来ます。そこで可児の最初の一言。「お疲れ様です先輩！ 早速エッチしましょう！」。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
京もいる前でそんなことを言える可児は凄いですし、誰がいようと伊月に対する愛がブレない可児は凄いです。現実に、いきなり可児みたいな可愛い女の子に「エッチしましょう」と言われたらドキッとしますね。一話から可児の伊月に対する愛は全開でした。
【妹さえ】名言8位：可児が初対面で伊月に告白
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
伊月の小説を読んで救われた可児は、伊月と出会うために小説家になるという変わった動機で小説家になりました。それで新人賞を受賞した可児も凄いですが、さらに凄いのは新人賞の授賞式で伊月と初めて対面した時の一言です。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
「先生の作品をみた時から、先生のことが好きでした。私と付き合ってください」。いくら小説を読んで好きになったとはいえ、初対面の相手にこんなことを言えるのは可児くらいでしょう。伊月も可児のような美少女に突然告白されて舞い上がってしまいましたが、可児の執筆した作品のレベルがあまりに高かったため、自信を失い彼女の告白を断ってしまいました。
【妹さえ】名言7位：大野アシュリーの小悪魔ぶり
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
出版関係に強いという税理士の大野アシュリー。成り行きでアシュリーを紹介された伊月でしたが、そこに来たのは金髪碧眼の美少女でした。この人が本当に税理士なのかと疑いを拭えない伊月でしたが、アシュリーの税理士としての知識と追求力が本物だったため信頼することに。しかし、アシュリーの本性はドSの小悪魔税理士でした。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
意外と堅実な伊月のお金の使い方に対し、アシュリーは「そんなイイ子ちゃんを邪悪に染めるのが私大好きなの」と一言。このセリフを皮切りにアシュリーは伊月の部屋中にある物を物色し、全て経費として落とすように仕向けた敏腕税理士です。そして、帰ってきたお金でもっと経費を使うようにと、伊月を邪悪な道へといざなってしまいました。
【妹さえ】名言6位：京が泣きながら……
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
春斗のライトノベルがアニメ化したので、第一話を皆で見ようと可児・京・春斗が伊月の部屋にやってきました。楽しみにしていたアニメ第一話でしたが、デキは最悪でネットでも大批判。さすがに落ち込む春斗でしたが、春斗よりも悔し涙を流したのは京でした。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
「頑張ったけどダメだったら、悲しいことくらい、私だってわかります」。落ち込む春斗を前に何も言えなかった伊月と可児でしたが、京の涙とこの言葉が春斗の心に僅かながら前進する希望を与えた感動的なセリフです。妹さえにおいて、可児以上に見せ場の多い京ですが、京の心優しい行動と言葉は色々なキャラの心を救っていますね。
【妹さえ】名言5位：可児の辛辣な一言
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
水平思考パズルで盛り上がっていた伊月・可児・京・春斗の四人。締切を破ったにも関わらず編集部の人達に感謝されたのは何故か？ という春斗の問題に苦戦する他の三人は、締切を破って現代日本の腐敗しきった出版業界が感謝するはずがない！ と春斗の出した問題を否定する伊月と可児。「春斗！ 貴様も作家ならわかるだろ?!」と同意を求める伊月でしたが、春斗はサラリと「自分は締切を破ったことがないから」とかわしました。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
そんな余裕な春斗に対し可児が一言、「締切も破れずに、自分の殻を破れると思ってるんですか？」と辛辣な一言を。春斗は自分の作品が平凡なテンプレ作品であることを少々気にしていたため、微妙にこの可児の一言が胸に突き刺さったようでした。一瞬、可児の言葉に誘導されかけた春斗でしたが、すぐに「お前ら、俺をクズの道に誘惑するのやめろ！」と遮りましたね。
【妹さえ】名言4位：伊月の初っ端の名言
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
主人公が妹のブラジャーで顔を拭いたりパンツを食ったりする変態な企画を持ちだした伊月。それに対し、伊月の担当編集者である土岐は激昂。こんなもん使えるかと怒鳴り散らす土岐でしたが、伊月は「妹の入ったお湯の残り湯で顔を洗うのは、妹がいる家では普通だろ？」とトンデモ発言を。初っ端から視聴者がついていけない名言を吐いた伊月はさすがです。
【妹さえ】名言3位：可児のエロ発言の極み
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
春斗の難解な水平思考パズルの問題を見事解いた伊月は、京にも褒められご満悦でした。調子に乗る伊月でしたが、ここで可児が一言。「さすがです先輩！ その調子で、私のいやらしい部分の締切もやぶってくださぁい！」と凄まじいエロ発言を。可児みたいに可愛い女の子にそんなことを言われたら、男なら理性を失ってしまいそうですが、伊月は小説家としてのプライドと妹への愛でそれを堪えていますね。
【妹さえ】名言2位：希望へ踏み出した伊月の一言
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
自身のライトノベル「妹法学園（まほうがくえん）」のアニメ化が決まり、希望を見いだした伊月。不安はあるものの、せっかく転がり込んできたチャンスを前に、珍しくかっこいいことを言います。「進まなければ、見えない景色がある。だったら恐れずに進むだけだ」。トンデモ発言が多い妹さえの中で、珍しくかっこいいセリフでしたね。普通に良いセリフなので、何か迷った時はぜひ使わせてもらいたいセリフです。
【妹さえ】名言1位：妹で病むなら本望だ！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
羽島伊月の最大の名言であり、この作品のタイトルである『妹さえいればいい。』を表したかのような名言が、この「妹で病むなら本望だ！」でしょう。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒロイン、高坂桐乃（こうさかきりの）に、「（桐野神には）料理も作れないなんて、ほんとアンタって使えないクズね！ っと罵られたい」という伊月に対して、可児は「病気ですね」と一言。それに対してカウンターで伊月が返したセリフが、「妹で病むなら本望だ！」。ここまで妹好きが進行していると、もはや何も言えないですね。
【妹さえいればいい。】名言まとめ
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
『妹さえいればいい。』は、かなり際どくエロい発言が多いため、掲載するのは抵抗があるようなセリフも多かったですね。ここには代表的なセリフを抜粋して紹介してきましたが、どれも印象に残るような名セリフばかりだったと思います。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
妹さえは、はがないや俺妹が好きな層なら誰でも楽しめる作品なので、おすすめです。比較的淡々と日常が進んでいきますが、妙にリアリティがあり面白い作品になっていますね。ここで紹介できなかったエロ発言はアニメ本編で楽しめるので、是非アニメで視聴してみてください。
