「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」第1期の後半は第4回イベントのギルド対抗戦が中心でした。メイプルもサリーと一緒に「楓の木」というギルドを立ち上げ、頼りになる仲間を集めたのです。その仲間たちは個性溢れるメンバーが揃っていますので、今回はその「楓の木」を紹介していきたいと思っています。第2期でもメイプルとサリーはこの仲間たちとVRMMO「NewWorld Online」のイベントやゲームを進めていく事になりますので、放送前にチェックしておいて下さい。
「楓の木」の立ち上げを振り返ります
ギルドが設立できる様になった時メイプルはゲームを自粛中でした、メイプルが居ない間に準備をしたのがサリーでした。ギルド設立に必要な「光虫の証」というアイテムと資金が必要でしたが、サリーがメイプルが自粛していた3日間に集めていたのです。
メイプルが声をかけたプレイヤーは?
メイプルが最初に声をかけたのは第2回イベントでフレンド登録をしていたカスミとカナデでした。2人共メイプルとサリーのギルドならと快く入ってくれたのです。その話しをしている時にクロムとイズが偶然通りかかります。メイプルは迷う事なく2人も誘いクロムとイズもメイプルのギルドなら是非と入る事になりました。そしてギルドマスターは全員一致でメイプルに、ギルド名はメイプルが「楓の木」と決めたのです。
第4回イベントに向けて
楓の木は第4回イベントのギルド対抗戦に向けてギルドの人数を増やす事に決めました。そこでメイプルが見つけたメンバーがマイ&ユイの姉妹です。2人はまだレベルは低いものの攻撃極振りのメイプルに似たプレイヤーでした。そんな2人を迷う事なくメイプルは勧誘したのです。初心者だからと遠慮する2人ですが、強いとかは関係なく楽しくできる事を一番優先するメイプルは2人を歓迎するのでした。
「楓の木」のメンバーを紹介します
個性豊かなメンバーが集まったギルド「楓の木」、メイプルとサリーが結成した小規模ギルドですがメイプルの雰囲気がそのままギルドの雰囲気になっているのです。第1期でのギルド対抗戦、第4回イベントでも大活躍したギルドですが、第2期でもパワーアップして活躍してくれます。そんな少数精鋭のメンバーたちをご紹介していきたいと思いますね。
1:メイプル / 本条 楓(ほんじょう かえで)
親友の理沙に勧められてVRMMOゲーム「NewWorld Online」を始めたゲーム初心者です。「痛いのは嫌だから」という理由で大楯の防御極振りでスタートしゲームの常識無視の自由奔放に遊んでいたらゲーム内随一の防御力を誇る「耐久盾」になっていました。ところが本人は自分の強さの自覚がないとういうか興味が無く、楽しく遊べる事が最優先で無邪気に遊びながらとんでもないスキルを手に入れて強くなっていきます。第1回イベントではレベル20程度ながら3位に入賞しています。
「楓の木」のギルドマスター
ギルドメンバー全員一致でギルドマスターはメイプルに決まりました。就任の挨拶で「ギルドマスターのメイプルです、防御と毒攻撃には自信があります」と言っています。この時点で十分強すぎるのですがその辺は自覚が無いのがメイプルらしいです。その自信のあるスキル「毒竜(ヒドラ)」や「悪食」を取得した方法は『食べる』です。普通のプレイヤーは食べて倒すなんて考えないですよね。しかし、メイプルの非常識な無邪気さが他のプレイヤーを惹きつけるのだと思います。
2:サリー / 白峯 理沙(しろみね りさ)
楓を「NewWorld Online」に引き込んだ張本人ですが、本人は成績が良くなかった為ゲームを始めるのがメイプルより遅くなってしまいました。その間メイプルが非常識なソロプレイをしたのが怪物を生むきっかけになったのです。本人は相当なゲーマーでメイプルとは違い常人離れした動きをみせます。メイプルが耐久盾なので自分は「回避盾」を目指す事に決めます。
「楓の木」の頭脳?
ゲーマーとしての知識や実績もあるサリーは観察眼も鋭く、作戦や方針を決めたりとギルド「楓の木」の実質の参謀となっています。第4回イベントでもギルドの作戦を立てていたのはサリーでした。本当に集中力と反射神経が凄く本人のプレイヤースキルが異常に高く、天然で運と常識外れの行動で脅威のキャラクターを育てたメイプルとは対照的です。
3:クロム
メイプルがゲームを始めた頃からの知り合いで初めてフレンド登録をしたのがクロムでした。メイプルが同じ大楯のクロムに装備の事を聞いたのがきっかけでその時にイズに紹介しています。火力の低い大楯使いでありながら第1回イベントでは9位にランクインする程のプレイヤーです。本人はまっとうな大楯使いと言っていましたが、隠しダンジョン「亡者の墓」でユニークシリーズの装備を手に入れてからは普通ではなくメイプル路線に足を踏み入れてしまいました。
ギルドの保護者的存在?
ギルドではメンバーの保護者的存在で、特に初心者のマイとユイを気にかけています。その一方でメイプルがゲームを始めた頃からメイプルを見守るスレッドを立ち上げてメイプルに興味を持ったプレイヤーたちと情報交換をしていました。自身が楓の木に入り、メイプルの身内になった事でなかなか情報を出しにくくなってしまったのです。そしてメイプル本人にスレッドの事を打ち明けて相談したところ、「知られたところでやることは変わらないから」とメイプルにとってはたいした問題ではなかったようです。
4:イズ
クロムからメイプルを紹介された事がきっかけで知り合った生産職専門のプレイヤーです。専門は鍛冶ですが実際のところはあらゆる物を生産できる程スキルが高く、生産職としてはトップクラスの実力を持っています。楓の木に加入してからはギルドメンバーの武器や防具、その他アイテムなどを一手に引き受けており自身の攻撃アイテムなども生産してます。
生産職なのに戦う?
イズも例外ではなく楓の木に加入した事によって普通の生産職ではなくなっていきます。生産職しか入れないダンジョンでイズは見事ダンジョンボスを倒しました。その時に入手したアイテムがユニークシリーズの装備だったのです。その装備にはスキルが付与されており、イズはどこでも生産ができるようになりました。つまり戦場で次々と爆弾を生産し、戦うという生産職でありながら攻撃もできるという普通ではない生産職となったのです。イズも一歩メイプル路線に足を踏み入れてしまったのですね。
5:カスミ
メイプルとサリーに出会ったのは第2回イベント中でした、突然出会った事でサリーと交戦状態になりましたがメイプルの突拍子もない行動で3人共ダンジョンに落ち、協力してクリアした事から親しくなりました。刀を使いのプレイヤーで高レベルでの回避力と第1回イベントで6位に入った事からも分かるように剣術の腕も高い力を持っています。
「楓の木」でのカスミは?
普通ではないプレイヤーが集まっている楓の木の中でクロムやイズと共に普通のプレイヤーです。しかし、クロムやイズがメイプル側に足を踏み入れてしまった為、唯一のまっとうな普通のプレイヤーとなってしまいます。第2期ではカスミがメイプル側に足を踏み込んでいくのか、変わるとしたらどんな怪物になっていくのかも今から楽しみです。
6:カナデ
第2回イベントでメイプルとサリーと出会います。その当時カナデはレベル5でサリーが海の中でメダルを探している時に砂遊びやリバーシでメイプルと遊んでいました。記憶力がずば抜けて良く、第2回イベントでも4日間かけて浮島の図書館でルービックキューブ型の杖(アカシックレコード)を獲得しています。運営側としては獲得されない設定をしていましたがそれを超える天才の魔法使いです。
神界書庫(アカシックレコード)とは
毎日ランダムで生産系・戦闘系・その他と各3つ合計9個のスキルが使えます。運次第ですが、その組み合わせでは凄い効力を発揮します。同じような図書館をクリアするごとに能力が強化されていきます。天才のカナデに相応しいアイテムですね。
7:マイ&ユイ
楓の木を立ち上げた後、第4回イベントに向けてメンバーを増やす事になった時にメイプルが第1層で声をかけたのがマイとユイです。初心者でしたが攻撃力に極振りというメイプルにそっくりなスタイルもサリーは気に入ったようですが、メイプルは直観で勧誘していました。メイプルとサリーに鍛えられたおかげでギルド対抗戦の頃には普通ではないプレイヤーの仲間入りを果たしており、イベントでも大活躍です。
最強の小規模ギルド「楓の木」
楓の木は人数は少ないですが第4回イベントでは3位入賞する程の強力なメンバーが集まった少数精鋭の最強小規模ギルドです。メンバーそれぞれが面白い個性を持ち、バランスのとれたギルドになっていると思います。その中でもメイプルの怪物っぷりが群を抜いていますが、他のメンバーも第2期では強くなっていきますのでさらに強力なギルドになっていきますね。
ギルド「楓の木」についてのまとめです
ギルド「楓の木」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。小規模ギルドながらメイプルを筆頭に個性派揃いのメンバーが集まりました。他のプレイヤーからは「人外魔境」「魔界」と呼ばれているようですが、第2期ではさらに強くなっていくでしょう。楓の木のメンバーの活躍が今から楽しみですね、最後まで読んで頂きありがとうございました。