『にじよん あにめーしょん』は『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の4コマ漫画『にじよん』のアニメ化した作品です。通常のアニメ版よりもキャラクターが可愛くデフォルメされおり、メンバー同士のゆるやかなやりとりが多く展開されるのが特徴です。今作のスクールアイドルは他のラブライブシリーズとは色々違う点があります。皆さんは知っていますか?今回は虹ヶ咲学園のスクールアイドルについて解説したいと思います!
全員がソロアイドル!
他のラブライブシリーズでは、9人の登場人物が1つのグループを組んでいます。しかし今作では、同好会内のメンバー全員がそれぞれソロのアイドルとして活躍する姿が描かれています。現在ソロで活動するメンバーは新キャラクターも含めて12名おり、それぞれが自分らしいスタイルでパフォーマンスを披露しています。メンバー全員が個性的なので、ステージの雰囲気もメンバー毎に大きく異なっていることも特徴です。作中ではソロとして活動していくうえでの楽しさや苦悩も描かれており、他のシリーズには無かった雰囲気のエピソードも多くあります。同好会はメンバーがそれぞれ、スクールアイドルとして自分らしさを追及出来る場所と言えるでしょう。
ラブライブを目指さない?
ラブライブシリーズといえば「ラブライブ優勝」が大きなテーマですが、今作ではラブライブを目指すことはしません。他のシリーズのように廃校問題を抱えることもありません。元々同好会は、優木せつ菜を中心に一部のメンバーでラブライブを目指していましたが、方向性の違いで中須かすみと衝突してしまいます。自分のやりたいことが他のメンバーの「好き」を潰してしまったと感じ罪悪感を感じたせつ菜は、同好会を廃部にします。その後同好会が再び発足し、侑や歩夢の誘いによってせつ菜も加入しました。目指す方向が違っていても良い、全員がそれぞれやりたいことを叶えるべきというスタンスに重きを置くようになっていきます。確かに、スクールアイドルだからといってラブライブを目指さなければいけない訳ではありません。他のことで得られる物もあると気づかされる作品になっています。
新要素のキャラクターが多い
今作では、新要素のキャラクターが多いことでも有名です。金髪ギャルの宮下愛、純外国人のエマ・ヴェルテ、無表情&ボードでリアクションをする天王寺璃奈など、今までにない特徴を持ったキャラクターが多いです。今作だけでこんなに新要素のキャラクターを出したら、ネタ切れになってしまわないかと心配する人もいるかも知れません。しかし今作は全員がソロアイドルであり、ソロとして目立つためには個性が必要です。そういう意味ではキャラクター設定の重要性は他のシリーズよりも大きいと言えます。他のシリーズと違う異色な作品だからこそ、出来ることなのだと思います。
同好会内でのユニットもある
ソロアイドルとしての活動が注目されている虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会ですが、実は同好会のメンバーで複数のオリジナルユニットを結成しています。ユニットは全部で4つで、愛と果林の「DiverDIva」歩夢とせつ菜としずくの「AZUNA」エマと彼方とかすみと璃奈の「QU4RTZ」ランジュとミアと栞子の「R3BIRTH」があります。ソロとは違うグループとしての活動を通じて、同好会のメンバーの新しい一面を見ることが出来ます。どのユニットもそれぞれの個性が出ているので、是非一度聴いてみて下さい!
まとめ
虹ヶ咲学園のスクールアイドルの特徴について解説しました。従来のラブライブシリーズには無い要素が沢山盛り込まれており、ラブライブシリーズを観ている人は勿論、観たことが無いという人でも楽しめる内容になっています。「にじよん」はYouTubeのラブライブ公式チャンネルでも観ることが出来るので、来年の放送の前に予習しておくのも良いかも知れませんね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。