メガトン級ムサシはLEVEL5の完全新作IPのゲームおよびアニメで、2021年に発売、放送された作品です。LEVEL5の新作にしては致命的に盛り上がらなかった不遇の作品ですが、ゲームは賛否両論あれど良作の部類で、アニメは最初こそ盛り上がらなかったものの後半から怒涛の展開を見せ、間違いなく面白いロボットアニメでした!もうすぐ2期が始まるということで、主人公たちの操るローグ(ロボット)を紹介していきたいと思います!
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メガトン級ローグ ムサシ
人類の最終兵器と称されるメガトン級のローグ、本作品の顔。いわゆる主人公機。パイロットは一大寺大和、土方龍吾、浅海輝の三名がそれぞれ一号機、二号機、三号機に搭乗します。当初は空中からの自由落下のエネルギーを利用した合体システムを採用していましたが、後にそのシステムは不要となり、新型操縦システムの開発で一人乗りも可能となります。射撃に格闘に何でもこなすオールマイティな機体で、数多くの必殺技やパイロットの大和の規格外の発想力で獅子奮迅の活躍を見せます。
ムサシについて
名前の由来は宮本武蔵だとは思いますが、ロボットアニメにおいてはちょっと意味合いが変わってきます。最初は1号、2号、3号が合体しなければいけないと点から間違いなくゲッターロボのリスペクトだと思いますが、そのリスペクトでムサシはかなり不吉。いつの日かメガトン級ベンケイにならないか心配です。しかし、作中での活躍はパイロット性能込みで最初から最後まで強い大正義のエースです。
メガトン級ローグ アーサー
騎士のようないでたちと馬のような4足歩行が特徴のローグ。パイロットは 雨宮零士。ドラクターの侵略をきっかけに念動力に目覚めた零士にのみ運用できるシステムを用いることで零士一人でローグを操縦することが出来ます。ただそ。後にほぼ全てのメガトン級ローグで一人乗りが可能となります。対地での機動力やムサシよりも比較的長い射撃の射程を持っており、ムサシとは抜群のコンビネーションを見せます。
アーサーについて
デザイン的にはダンボール戦機のメカとガンダムキマリストルーパーを彷彿とさせます。パイロットの雨宮零士はどことなく松本零士作品に出てきそうな風貌で、当初は戦いを拒んでいましたが毒親に無理矢理乗せられた点はエヴァンゲリオンに似てると言えるかもしれません。馬型のメカなのでいずれ誰かを背中に乗せて合体攻撃なんかするかもしれませんね。
メガトン級ローグ マキシマス
二人のパイロットが交互にタイミングよく稼働させることにより、とてつもない機動力を発揮させるローグですが、二人で息を合わせないと運用させることが出来ないピーキーなローグです。当初は開発とパイロット選考が難航しており中盤からの搭乗となります。パイロットは初登場時に霧島ジュンと伊伏銀太が務め、その後は伊伏に変わり早乙女萌々香が搭乗。犬猿の仲のジュンと萌々香ですが、戦闘時は息のあった連携を見せています。
マキシマスについて
搭乗する霧島ジュンは生意気な性格で、当初は大人の男性(教師の袴田)が気になっている素振りを見せ、後半からは毒親に無理矢理ローグに乗せられた雨宮零士が気になっていることからモデルとなったのはエヴァに出てくる赤いアイツだと思います。1期の防衛線において敵の圧倒的物量から劣勢絶たされ、萌々香が緊急脱出するために戦線を維持するために戦場に残り続けた結果、まさかまさかの結末を迎えてしまうことに……。
メガトン級ローグ スパークマン
メカニックにスカウトされた金田一によって設計データが発見され、急遽作られた機体。電気エネルギーを操るほか、飛行ユニットによる空中戦も可能なローグ。ムサシが一人乗りできるようになったことから輝が乗り換える形で搭乗することになります。また、輝が出撃できなかった際には零士が代わりに搭乗しました。
スパークマンについて
電力を操る輝の新機体のイメージよりも、南司令のメッセージの方が印象が強すぎました。南司令はドラクターのやり方についていけず、たった一人で地球側についた異星人でした。司令が殺害された際に彼女の血液が青かったことからコクピットのクルーは彼女が異星人であることを知りますが、血液が青い異星人といえば、ラーゼフォン。ラーゼフォンと言えばブルーフレンド。輝と南司令はフレンドという間柄ではありませんでしたが、まぁショッキングなシーンでした。
メガトン級ローグ ガウディア
スパークマンと同様に金田一が発見した設計データを元に作られたローグで、パイロットを務めるのは土方龍吾。パワーと耐久力に秀でた機体で、その強靭なボディを利用した攻撃手段で強敵を粉砕するローグです、
ガウディアについて
物語後半から龍吾が搭乗する機体。龍吾は強面でガタイの良い不良ですが、元来の性格は危機訳がよく素直な小心者です。仲間との連携で言われたことをこなし、強敵の撃破にも貢献した優等生で、見せ場がありました。ただ物語後半からの登場だったので活躍の機械は少なかったです。二期に期待。
メガトン級ローグ ムサシオー
世紀末と化していたイクシアの外で活動していたヴィクトが設計データを盗み出して作り上げたムサシによく似たローグ。最終話にて登場し、アーシェムと取引をするシーンで1期は幕を閉じました。
ムサシオーについて
おそらくはムサシのプロトタイプと思われる。ムサシオーのオーはОガンダムのオーだと考えられます。元々ムサシは高高度からの合体機構を駆使しなければ駆動できなかったり、三人でなければ操縦できなかったのですが、その点ムサシオーがどうなのかは分かっていません。過酷な環境で孤児のように生きる盗賊団に取引を持ちかけるアーシェム、そしてアーシェム自身が当初ポンコツなお姫様で大切なお目付け役を失ったことで精神的に強くなるという展開は鉄血イズムを感じます。
【メガトン級ムサシ】登場ローグまとめ
メガトン級ムサシに登場するローグについてまとめてみました。ストーリーや戦闘シーンからロボットアニメの色が見えにくかったからか、作品としてはあまり盛り上がっていませんが最後まで見てみると凄く面白い作品で、とにかく1期の最後まで見て欲しい作品であり、2期からの展開が楽しみな作品でもあります。登場メカの戦闘シーンも迫力があって見どころ満載なので、本当にこれから盛り上がって欲しい作品です。今ならyoutube上で全話視聴できます!ぜひ見て盛り上げてください!