刃牙シリーズの最凶死刑囚編に登場する5人の死刑囚の1人・シコルスキー。驚異的な握力によって、ロック・クライミングの達人にも脱出不可能な、弾道ミサイル基地の100メートルを超える高さのミサイル発射口から、手足の力だけで登り切り脱獄を果たします。その後、卓越した身体能力によって、様々なキャラクターを撃破していきます。今回はそんなシコルスキーの特徴や性格、強さについて作中でのエピソードを中心に考察していきたいと思います。
1.シコルスキーの特徴は?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
シコルスキーはロシアの死刑囚です。驚異的な手先の握力を持っており、死刑囚時代には、ロック・クライミングの達人ですら登りきることが不可能といわれていた、弾道ミサイル基地の100メートルを超える高さのミサイル発射口から、僅かな壁の傷や錆などを利用し、登りきることに成功しました。それほどの握力と身体能力を持っているため、戦闘能力も卓越しており、握力を利用した打撃技を得意としています。ここでは、シコルスキーが使う技を紹介します。
①ガーウィング・ナックル
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
驚異的な握力によって岩のように硬く握られた拳を作り、中指の第二関節を突き出した握り方をした状態で放つ打撃技です。突き出した部分が刃物のような威力を発揮し、敵を切り裂くことができます。
2.シコルスキーの性格は?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
シコルスキーの性格としては、彼の戦闘方法から伺うことができます。猪狩との対戦では、終始圧倒しながら倒し、顔に深い傷を残すという屈辱的な仕打ちを施します。その後は、刃牙の彼女でもある梢江を拉致するなど、かなりダーティーな戦法を取ることができます。持ち前の身体能力から、その戦闘能力に絶対の自信を持っているシコルスキーですが、ガイアとの対戦では、ガイアの環境利用闘法に圧倒され、恐怖感から敗北を認め崩れ落ちるといったシーンも印象的でした。
3.シコルスキーの強さは?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
シコルスキーの強さを作中の戦歴から明らかにしていきましょう。死刑囚時代には、驚異的な脱走を成功させた後は、ロシアの最強戦士・アレクサンダー・ガーレンを軽々撃破し、瀕死の重傷を負わせます。また、東京では猪狩完至を完膚なきまでに叩きのめします。倒したときには、猪狩の顔に深い傷を残すなど屈辱的な方法を取ります。刃牙の彼女・梢江ちゃんを拉致した後は、刃牙とオリバに襲撃され、捕獲されるのですが、脱走することで逃げ延びます。その後は、梢江とのセックスを経験して強くなった刃牙に一蹴されてします。また、ジャック・ハンマーとも遭遇し、戦いを挑むのですが、身長を伸ばす手術を経て強くなったジャック・ハンマーとの圧倒的な実力差の前に苦戦します。その後、ジャックと交代したガイアの環境利用闘法に苦しめられ、攻撃されるのがわかっているのに全く対処できないという真の恐怖を味わったことで、敗北を認め崩れ落ちます。戦歴としては、ガーレンや猪狩などに対して圧倒的な実力差を見せるのですが、刃牙やジャックに対しては歯が立たなかったこともあるので、抜きんでた強さを見せるには至ってはいません。
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
また、作中で語られていたこととしては、持ち前の驚異的な身体能力から、犯罪に手を染めていなければ、祖国のロシアに幾つもの金メダルをもたらしたといわれていますが、あくまで一般的な人間と比べて抜きんでているということなので、そこまでのインパクトはありませんね。
まとめ
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
最凶死刑囚編は刃牙シリーズの中でも、印象的なシーンが多く、「敗北を知りたい」と日本にやってきた5人の死刑囚がどのような戦いを繰り広げるのか注目が集まりますね。2018年夏にアニメ版が放送される最凶死刑囚編、その1人のシコルスキーのことをこの記事で深く知ってみてください。
刃牙 関連グッズ
原作から人気のあった刃牙!是非、原作漫画をチェックして見てください!