恋愛アニメのメインヒロインといえば大和撫子のような美人や太陽のように明るいキャラ。さらにツンデレや中にはヤンデレなど色んなタイプのヒロインが登場しますが、「ホリミヤ」のヒロインは何かがちょっとおかしいのが特徴的!見た目はギャル系で人気者だけどスタイル抜群という訳では無く、腕力が強い暴力キャラかと思いきや殴られて喜ぶドMであったり色んな属性を兼ね備えています。そこで今回はどこかおかしいヒロイン堀涼子の魅力を紹介。他の少しヒロインとは違う変わった魅力を紹介していきます!
目次
学校での堀さんはクラスの人気者
まずは学校での堀さんの紹介から。堀さんは大きく分けて2つの顔を持っているのですが、そのうちの1つが学校での派手めなギャルっぽい姿です。見た目は可愛いのはもちろん気さくで誰にでも話しかけたりするところが人気となっており、男子から告白されたり友人の由紀を通してメアドを教えて欲しいと言われたりかなりモテている様子です。ただし両親がほとんど家におらず家事や弟の面倒を見ているため友人と放課後の付き合いは皆無。誘いはあっても毎回断っており、放課後楽しそうに遊んでいる女子高生がいても眺める程度です。
家にいる時の堀さんは地味系?
学校では派手な雰囲気の堀さんですが、家にいる時は見た目より家事や炊事洗濯をする事がメイン!そのため普段セットしている髪は邪魔にならないようまとめられ、メイクも不要なのですっぴん。服装も動きやすさ重視の地味な恰好をしています。アニメで見るとそれほど違っては見えませんが、親友の由紀が気付かない程なので実際はかなり違っている模様。この姿を知っているのは宮村だけなのですが、代わりに宮村のプライベートの姿を知る事になり、堀さん的には秘密の共有をしているような感覚で喜んでいるようでした。(由紀に宮村の普段の姿を見られた時は自分以外には見てもらいたくないと言って独占欲の片鱗を見せるシーンも……)
すぐに手が出る堀さん
怒った時はもちろん、泣いてしまった時、照れてしまった時、などなど……とにかくとっさに手、もしくは足が出てしまいます。基本的には照れ隠しだったりするのですが、これがシャレにならない程のダメージとトラウマを植え付ける威力。照れ隠しに一発かまして宮村が鼻血をぼたぼた流すのは序の口で、本気で怒った際には男子高校生が堀さんの顔を見ただけでゴミ拾いのボランティア活動を始めるほど。被害者生徒曰く「頭蓋骨を陥没させられるかもしれない」と思うほど強烈なトラウマを植え付けられているようです。ちなみに幼少期から既にその片鱗を見せており、長年に渡りいじられ続けた仙石には心の深くまでトラウマが植え付けられています。
そもそも腕力がおかしい
手や足がすぐ出てしまう堀さんですが、その威力はとんでもないものでカタモミをすれば骨が砕けるような鈍い音が響き、宮村に女子生徒が群がっているのを見るとシャーペンを握りつぶしてへし折ってしまいます。透も思わずツッコんでしまっていますが、シャーペンの芯を折ったのではなく、「シャーペン本体」を片手で握りつぶしてしまう握力……こんな握力でカタモミされれば悲鳴を上げて逃げられてしまうのも納得です。ちなみに堀さんのカタモミを唯一気持ちよさそうに受けられるのが堀ママの百合子。さすが堀さんの母親だけあって只者では無いようです。
普段はグイグイ行くけど恋愛に関しては受け身な堀さん
いつもリーダシップでグイグイ行くタイプの堀さんですが、恋愛に関しては初心者すぎるほど完全に受け身。つねに天然で言いたい事をストレートに言う宮村に対し、いつも顔を赤くして照れてしまいます。好きだという気持ちを伝えるまでにかなり時間がかかったのは言うまでもなく、宮村の下の名前を聞き出すだけでも大苦戦。なんとか聞き出し下の名前を呼んでみたものの結局照れてしまって宮村に逆戻りしてしまいました。その後も事あるごとに照れまくり、付き合い始めてからも恋愛関係に関しては常に宮村に主導権を握られてしまいます。
堀さんの嫌いなものは白いアレ
ある日宮村に何か食べたいものはないかと聞くと、宮村は「白いやつ」とあいまいな答えを口にします。結局それがシチューでは?という事になり、さっそく母親にシチューの作り方を聞く堀さん。しかし堀さんは匂いを嗅ぐだけで吐きそうになるほど大のシチュー嫌い!現に小学校の頃シチューを無理して口に入れトイレで吐きまくっていたようです。堀さんのシチュー嫌いを透に教えてもらうまで知らなかった宮村は急いで家に駆けつけシチューを作っていた堀さんに後ろから抱き着き「ごめんなさい」と一言。これには堀さんもシチューの事を忘れ顔を真っ赤にしていたのですが、この後シチュー嫌いという情報を透から聞いたこと。そしてその透に教えたのは仙石だった事を知り、堀さんによる2人の死刑が決定してしまいました。
宮村に告白され、後日勢いで返事をする堀さん
もはや半同居生活を送っており何を今さらといった感じですが……堀さんが寝ている(正確には寝ているように見えた)時、好きだと告白して去って行った宮村。眠っていなかった堀さんはその告白を聞いて当然ながら困惑してしまいます。そんな最中、創太の「お兄ちゃんが女の人と一緒だった」という一言で大変な事態に。弁明も聞かず堀さんは宮村の顔面に2発教科書を投げつけ険悪な雰囲気が漂ってしまいます。それでも何とか誤解は晴れ、良い雰囲気になったところで堀さんがあの日の告白を聞いていたと告白。いよいよ堀さんも告白するのか?と思われたところで父の京介が帰宅してしまいます。雰囲気ぶち壊しで告白どころではなくなったと思われたその時、京介の口から出た「宮村君はお前の彼氏なんでしょ?」という言葉。その問いかけに「そうよー、なんか文句あんの!?」と答え、遠回しではありますが宮村の告白にOKを出し2人は付き合う事になります。
宮村が人気者になりご不満の堀さん
自分の見た目が原因で、付き合い始めた堀さんがバカにされている事を知った宮村は、ある日突然髪の毛を短くして眼鏡も外し登校します。するとそれまで見向きもしていなかった女子生徒たちが大騒ぎ。どうして髪を切ったのか、どうしていつも冬服なのか、ピアスの穴の話題だったり実家がケーキ屋だという事だったり質問攻めにあってしまいます。もともと女性と話す機会があまりなく困っていた宮村ですが、それ以上に宮村を困らせていたのが後ろで腕を組み仁王立ちする堀さん。氷の女王のような目でその様子をにらみつけ周囲の温度を急激に下げてしまいます。そして女子がこっそり携帯で宮村の写真を撮ったのを見ると自分はデジカメで至近距離から連写!あばれはしませんでしたがとんでもない圧をかけていました。
堀さんと宮村のファーストキスは粘土味?
付き合い始めたら気になるのがファーストキスまでの道のりとそのシーン。アニメによってはすぐたどり着く作品もあればキスシーンまで非常に長い作品もあり、ロマンチックな展開からのキスシーンやハプニングにより事故的なキスシーンまでいろいろな展開があります。そんな中で本作のファーストキスシーンは何の前触れもなくいきなり!原作を読んでるファンもいきなりの展開に「えっ?」となり、作中の堀さんですら「えっ?」というリアクションをしていました。
行動力のあり過ぎる宮村
2人が初めてキスをしたのは宮村の部屋で。ここまでは良くある話なのですが、まず1つ目の問題はそこに親友の進藤もいたという事。宮村の家へ景品で貰った大量の飴を持ってきた進藤もいる部屋で突然2人はキスをする事になります。そしてその理由は飴が粘土味だったから……進藤が持ってきた飴は変な味のものが多く、最初に堀さんが口に入れた飴は粘土のような味がする飴でした。驚いている堀さんに粘土味だと聞いて同じく驚いた宮村は進藤がよそ見をしているのをチラッと確認すると、そのまま堀さんの口の中から飴を盗み取ります。もちろん口で!口の中に入っている飴を奪い取るってもはやファーストキスにしてはディープ過ぎる気もするのですが……これには堀さんも照れるというより放心状態になっていました。
堀さんのやっかいなライバルも登場?
宮村の見た目が変わってから周りに近寄ってくる女子生徒は増えたものの、とりあえずは浮気などの心配もなく順風満帆に過ごしてきた2人。そんな2人の間に思わぬライバルが登場します。ライバルとなるのは学年が1つ下の沢田ほのか。堀さんの元へやってきて直接宮村の彼女なのか聞き、氷の女王モードで「彼女ですけど?」と冷たくあしらうと今度は宮村に付きまとい始めます。何度も堀さんといつ別れるのか聞いてきたりしながら休み時間のたびに宮村の元を訪れるほのか。そしてとうとう堀さんと宮村が2人でいる時にまで間に割って入り堀さんの怒りを買ってしまいます。しかしその場でほのかが好きだと言って抱き着いたのは宮村ではなく堀さんの方。これを機にほのかは堀さんのライバルではなく、宮村のライバルとして堀さんを取り合うのでした。ちなみに堀さんは真相を知ってすぐに家の鍋パーティーに誘うなど、宮村にちょっかいを出さないなら2人にも仲良くしてもらいたいと思っているようです。
父への当りが異常にキツイ堀さん
堀家の父は仕事で家にいない時間が長く(母曰く2年会っていなかったらしい)おそらくアニメでも中盤あたりから登場すると思われる堀さんの父「京介」ですが、堀さんからの扱いが非常に雑というか酷い扱いを受けています。殴る蹴るの暴力はもちろん、呼び方も何故か「京介」と呼び捨てに。娘が実の父の殺害を企てる映画を真剣に見ていて「超主人公に共感できる」とまで言い出す始末。宮村と良い雰囲気になっていたところに京介がやってきた際には何度も蹴りまくり、その後ホラー映画三本連続の刑に処していました(京介はホラー映画が苦手)ちなみに堀京子という名前は京介の「京」と百合子の「子」を取って京子と名付けられたようです。(創太に関しては適当につけられた模様)
京子以外の家族にもひどい扱いを受ける父
これだけ書いているとまるで堀さんだけが京介に酷い事をしているように聞こえてしまうので1つ補足しておきますが、京介は家族全員から同じような扱いを受けています(笑)家に帰ってきた日は京介の分だけ夕飯は無し。いきなり帰ってきたので当然と言えば当然なのですが、百合子的に「自分が我慢して」や「一人の取り分を減らしてみんなで」という考えは0だったようです。息子からはカレーに人参を入れない時に「そういうところだけ好き」と言われてしまう始末。宮村の食器は用意されているのに自分は割りばしで夕飯を食べていたり、身の回りのものが少しづつ消えていったりと嫌われてはいないと思うのですが家から追い出そうとされているような家族の考えも伝わってきます(笑)
ドSでドM?堀さんの難しすぎる性癖
普段は基本的に暴力をふるう側の堀さんですがかなり歪んだ性癖を持っており、宮村に対して自分を罵ったり暴力をふるったりする事を強要する事が良くあります。宮村に怒鳴られて悦に浸る表情を浮かべたり、頭を叩かれたりしてへらへらと喜んだりする堀さん。時には宮村が自分に暴力を振るわないとこっちが暴力を振るうという無茶苦茶な展開も……その結果、堀さんを恐れる生徒からはその堀さんをバシバシと叩く宮村はそれ以上に恐ろしい存在と認識されていたりもします。時には突然抱きしめられて「暴力を振るわれる事を期待した」と怒り出す事もありました。
見た目は可愛い堀さん。でもスタイルは……
暴力的ではありますが性格は優しくて見た目も可愛く人気者……な堀さんにも1つ大きなコンプレックスが。それが胸のサイズです。友人の由紀よりも小さいその胸はまさにまな板。偶然宮村の腕が堀さんの胸に当たる典型的なラッキースケベシーンにもかかわらず、まったく胸の感触を感じなかった宮村はあばら骨に当たったと勘違いして修羅場になるほど……貧乳はステータスだ!希少価値だ!という名言もありましたが、堀さんはそれなりに身長も高いためステータスにはならなかったようです。
ホリミヤのメインヒロイン「堀京子」まとめ
今回はメインヒロインの堀さんについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか?気は強いけど押しに弱い。普段はドSだけど宮村の前では時にドMに……基本言いたい事はハキハキ言う性格をしている割りに非常にめんどくさいところも多いヒロインになっています。アニメではどのあたりまでか分かりませんが、ドMの堀さんは是非アニメ化してみなさんにも見てもらいたいです(笑)