女子高生がまったりとキャンプを行うほのぼのアニメ「ゆるキャン△」。個性豊かでかわいいキャラクターがたくさん登場し、思わずほっこり癒やされてしまう素敵なアニメでしたよね。そんな「ゆるキャン△」のCパートとして放送されていた「へやキャン△」が、なんと2,020年1月より独立したショートアニメとして放送されます。「ゆるキャン△」ファンにとってはとても嬉しいニュースですね。そこでこちらの記事では、「へやキャン△」のメインキャラクターである、野外活動サークル(野クル)について紹介します。いったいどんなキャラクターなのでしょうか。
目次
野クル部員その1★各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)
まずは物語の主人公のひとりである「なでしこ」です。ピンク色の長い髪をツインテールにしています。活発で天真爛漫、無邪気でかわいらしい女の子です。物語第1話のときに、愛知県から静岡県へ引っ越してきました。3月4日生まれ。担当声優は花守ゆみりさんです。元気いっぱいでみんなに分け隔てなく接するなでしこは、作中の光ともいえる存在です。彼女を中心に、物語は進んでいきます。
キャンプに興味を持ったきっかけとは
静岡へ引っ越してきたなでしこは、富士山をひと目見ようと自転車で遠乗りにでかけました。すると雲がかかっていて富士山はよく見えなかった上に、なんと約40キロの道のりを走ってきたというだけあって、途中の道で(!)居眠りしてしまうのです。そうしているうちにすっかり夜になってしまい、しかもスマホを持っていなかったなでしこは、帰る手段もなく途方に暮れてしまいます。そんなとき出会ったのは、ソロキャンプ少女の「志摩リン」でした。リンに助けられたなでしこは、ここからキャンプに興味を持ち始めます。
野クルに入部!
その後なでしこは、まったりキャンプに憧れて野クル(野外活動サークル)に入部します。そこで出会った千明やあおいとも関わりながら、キャンプの楽しさを知っていきます。千明やあおいとキャンプを楽しんだり、リンとキャンプを楽しんだりと、けっこうなハードスケジュールをこなしていて、千明からは「ストロングスタイル」と言われています。
人懐っこいが気を遣う一面も!
作中でよく「犬」にたとえられているなでしこは、人懐っこく行動力があり、それが行き過ぎて1人でフラフラとどこかへ行きかねないようなあぶなっかしさもあります(富士山のときのように)。姉や周りの友達に助けられていて、一見天然ボケやアホの子のようにも見えるのですが、実は人に気を遣える一面もあります。リンはソロキャンプを好んでいて、野クルのようなわいわいなノリが少し苦手なところもあるのですが、なでしこもそれを理解しつつ、少しずつリンと距離を近づけていくのです。
実は太っていた過去が?
食べることがとっても大好きななでしこ。作中でもぎょうざを50個食べたり(すごい!)、おみやげのお菓子を大量食いしたりと、常人とはかけ離れたような食欲の持ち主です。こんなに食べて大丈夫なのか、と思いますが、実はなでしこは中学時代太っていた過去があるのです。アニメのかわいいキャラクターにそんな過去があるというのは、けっこう意外な感じがしますよね。当時太っていたにもかかわらず、特に危機感をおぼえずに好き放題食べていたなでしこを見かねたお姉さんは、なでしこにダイエットを強制します。これがかなりハードなものであり、おかげで無事なでしこは痩せることができたのでした。富士山を見るために40キロ自転車で漕ぐなど、体力がかなりあるのもこのときのハードダイエットの成果なのかもしれませんね。
野クル部員その2★大垣 千明(おおがきちあき)
続いては野クルの部長の千明です。めがねとツインテールの髪型が特徴。サバサバした男気のある性格で、明るくテンション高めです。野クルのムードメーカーで、なでしこに負けず劣らずの行動力の持ち主です。8月31日生まれ、担当声優は原紗友里さんです。
頑張って部費を回す
野クルは部活ではなく同好会なので、活動費が少ないです。部長である千明はあれこれ策を練りながら部費の節約を行っていましたが、なでしこが野クルに加入したことにより本格的にキャンプ活動を行うようになったため、活動資金を稼ぐために酒屋にてバイトをはじめました。緊張のためなのか面接ではかなりテンパっていましたが、無事に合格しています。ちなみに千明のバイト先である酒屋は、のちに野クルの顧問となる鳥羽美波が毎日お酒を買いに行っていました。ちなみにキャンプ用品に関してはなるべく安く済ませようと考えていて、高価な道具を買おうとすると鼻血が出ます。
野クル部員その3★犬山あおい(いぬやま あおい)
最後に紹介する野クルの部員は「あおい」です。千明と一緒に同好会を立ち上げた初期メンバーです。太めの眉毛とふわふわした髪の毛、そして八重歯が特徴で、おっとりした関西弁風の口調で喋ります。部内ではにこにこしながらもみんなをしっかり見守っていて、影でしっかり野クルを支えています。3月4日生まれ、担当声優は豊崎愛生さんです。
ツッコミポジションの常識人?
見るからにおっとりしているあおいは、なにかと突っ走りがちな部長の千明となでしこのストッパー係のような役目をはたす一面もあります。部内ではどちらかというと常識人的なポジションであり、ツッコミ役にまわることも。また彼女も千明と同じように、活動費を稼ぐために地元スーパーにてレジ打ちのバイトをしています。ちなみにこのスーパーは、千明がバイトしている酒屋の隣に位置しています。
志摩リンは部員ではないのか?
「ゆるキャン△」のもう1人の主人公である「志摩リン(しま りん)」は、ソロキャンプが大好きな少女。見た目はとても幼いのですがなでしこたちと同じ学年、同じ学校であり、いつも1人でふらっとキャンプにでかけています。さすがキャンプなれしているだけあって、準備もそつなくこなします。もちろん野クルからは勧誘を受けていますが、彼女が野クルに入部することはありません。一体なぜなのでしょうか。
ソロキャンプが好き
リンはソロキャンプが好きです。1度なでしこに野クルに誘われたときも、ソロキャンプの楽しさがなくなってしまうように思い、露骨に嫌な顔をしてしまいました。またリンは千明のように軽いノリの人が苦手ということもあり、若干距離をおいていたことがあるようです。
しかし、なでしことは2人でキャンプを楽しむ仲に
そんなリンですが、なでしことはキャンプを楽しむ仲になります。それは、なでしこが意外に空気を読むことができ、人との距離感の掴み方が上手なこともあるでしょう。1度なでしこはリンを野クルに誘ったとき、露骨に嫌な顔をされて、いったんは身を引きました。ここでぐいぐいいって、無理やり誘っていたら2人の仲はそこまでだったかもしれませんが、なでしこは引くときは引くのです。しかし自分が助けてもらったからとリンにごちそうを振る舞ったり、少しずつ距離を縮めていきます。その距離感がリンにはとても心地よかったのか、ソロキャンプが好きなはずのリンが、少しずつ距離を縮めていくのです。このあたりの流れは見ていてほほえましく、リンとなでしこが本当にいい友達なのだなということがよくわかります。
【へやキャン△】野クル部員まとめ!
以上が、「へやキャン△」や「ゆるキャン△」の中心人物である、「野外活動サークル」略して「野クル」の部員紹介でした!野クルは個性豊かなメンバーがたくさん登場し、みんなそれぞれに違った魅力がありますよね。さらにサークル活動のためのお金をかせぐために、それぞれがバイトを頑張っていたりと、努力も欠かしません。個性的でとってもかわいい野クルの部員たちが、今後どういう活躍をするのか、「へやキャン△」での展開もとっても楽しみですね!