ヤングガンガンで連載されている里見Uの作品『八雲さんは餌づけがしたい。』は眼鏡で美人で巨乳で未亡人のお姉さんが腹ペコ高校球児に晩御飯を振る舞う作品です。グルメ漫画であり、心温まるコメディ漫画でもある本作の魅力・見どころを10個にまとめてみました!
目次
作品の魅力10選!その1『美人で巨乳の未亡人が晩御飯を作ってくれる』
八雲さんが作る家庭料理はどれも食欲をそそるメニューばかり。孤独のグルメなどとは違って店で食べることが中心ではなく、美人で巨乳の未亡人が作ってくれる家庭料理です。自分で作るグルメ漫画でもなく、お店を開拓して美味しいものを見つけるわけでもなく、美人のお姉さんが作ってくれる。斬新で読みたくなる設定だと思います。
メンタルケア効果
夫を亡くした八雲さんと、一人暮らしで高校野球の強豪校に通い、その猛練習と元来の生活によって普段の生活に気を配る余裕がない大和との交流は二人のメンタルにも大きく影響を与えているようです。そんな二人の「おかえりなさい」「ただいま」という言葉には読者にも大きな癒しを与えてくれます。
作品の魅力10選!その2『餌づけの快感』
強豪校の高校球児の大和はエネルギーの消費も激しく食べ盛り、というレベルを逸脱するほどによく食べる男です。八雲さんはそんな大和に晩御飯を作り、その食べっぷりを見ることで癒される“餌づけ”が趣味です。ペットにエサをあげて食べる様子を見るというのに癒される人も多いと思いますが、それと似たような快感があります。
蹂躙される食糧
八雲さんが頑張って作ったメガ盛サイズのメニューや炊飯器一杯に炊かれたご飯を蹂躙するかの如く吸い込んでいく食べっぷりは見てて気持ちがいいです。誰かが大量の食事を美味しそうに食べるのを見るのが大好き!そういう動画も一杯見てる!そんな人にはおススメできます。
作品の魅力10選!その3『八雲さんが可愛い』
本作品の主人公であり、男子高校球児に晩御飯を作ってくれる美人で巨乳で未亡人の八雲さんがすごく可愛い。とっても魅力のあるキャラクターで一目見て八雲さんにビビッと来たならもうそれだけで作品を楽しめるくらいのキャラクターです。
八雲さんはこんなキャラ
28歳で数年前に夫を亡くした未亡人。眼鏡で巨乳で料理上手のお姉さん。夫を亡くしてからは好きだった料理にも張り合いが無くなってしまいます。しかし、そんなとき隣に引っ越してきた高校球児の大和翔平の生活とおすそ分けのおにぎりを吸い込んだのを見た八雲さんは大和のために毎晩、晩御飯を振る舞うようになります。
作品の魅力10選!その4『大和の成長物語』
八雲さんに餌づけされながら、高校球児として苛烈な練習に臨む大和ですがその中では上下関係や期待からくる厳しい指導などイライラすることもあります。そんな中での八雲さんの交流は身体を作る血肉となり、精神的にもいい方向へ働いたりしています。
超高校級のバッター
越境入学して東京の強豪校へとやってきた野球エリートであり、その実力は1年生ながらレギュラーを獲るほどで先輩と監督からは一目置かれ、控えの先輩たちからは目を付けられています。プロ注目株のトッププロスぺクトの選手でそんな大和の成長も見どころの一つです。
作品の魅力10選!その5『西原ルイのリアクション芸』
子供の頃から大和に想いを寄せる幼なじみで自他ともに認める美少女の西原ルイですが、当の大和は野球で忙しいから無理と残当な理由でフラれ続けています。しかし、それでも諦めずに暴走を続ける西原ルイの躍動感に溢れたリアクション芸もこの作品を面白くしています。
リアクション芸人
感情表現が豊かな女の子であり、好きになったら一直線。フラれ続けても特にライバルがいなかったのですが、八雲さんの登場でその立場に暗雲が立ち込めます。妄想癖も強い彼女は危機感を抱きさらに暴走して突っ走るのですが、その際に見せる顔芸やド派手でコミカルなリアクションはとっても面白く見ていて飽きません。ちょっと残念な美少女です。
作品の魅力10選!その6『西原ルイがヤクルトファン』
暴走JKの西原ルイですが、彼女はもう一つ特徴があります。それは、父親の影響で高校野球やプロ野球に情熱を燃やす生粋の野球狂であることです。対戦相手のエースの情報を調べ上げて大和に渡したり、目を輝かせて高校野球のすばらしさを熱弁する部分は、少なからず野球に興味のある読者の感性を刺激することでしょう。
ヤクルトファンである
プロ野球の分野では西原ルイの贔屓のチームは『東京ヤクルトスワローズ』です。しかも、定期的にファームのグラウンドに足を運んではヤジを飛ばすほど熱心なスワファンです。ヤクルトファンの読者は好きになるしかないでしょう。2019年のヤクルトはヤクルト8連敗がトレンド入りしたと思ったら翌日には9連敗を達成したと思ったら翌日10連敗トレンド入り。結局11連敗してまだ記録を伸ばすかもしれません。辛いです。
作品の魅力10選!その7『心温まるエピソード』
この作品はただただ八雲さんが餌づけするだけの作品ではなく、随所に心温まるエピソードが散りばめられています。八雲さんに「ただいま」と言ったら「おかえりなさい」と言ってもらえるだけで心が温まりますが、お花見したり、プールに行ったり、試合の応援に行ったり、ダイエットが必要になったりするシーンが心温まります。
観察日記
個人的に特に心がほんわかしたシーンが『八雲さんが大和の観察日記をつけてその習性を記録しているシーン』がとてもほんわかしました。イラストが可愛くて、何より何となくお嫁さんみたいになっています。もうルイちゃんに勝ち目はないのでしょうか?
作品の魅力10選!その8『脇を固める登場人物も良し』
八雲さんや大和、ルイだけでなくその三人を取り巻く登場人物たちも魅力的な人物ばかりです。八雲さんの学生時代からの親友で豪快な性格をしている『伊南川由梨』や故人であるものの回想シーンで出て哀愁を漂わせる八雲さんの夫、大和の知り合いではしっかり者の妹のさくらやバリバリのキャリアウーマンの母親なども個性的で魅力あるキャラクターです。
登場人物の数だけドラマがある
大和のチームメイトの『川井大悟』や『前田宏太』も野球部のチームメイトとして度々登場しており、ルイの友人でルイの陰でツッコミを入れる『永井律子』は前述の『前田宏太』と幼馴染で友人以上恋人未満の関係ですが、その関係はルイ以上に進んでいるようでちゃっかり勝ち組になりそう。そんなドラマもあります。
作品の魅力10選!その9『サブリミナルデカ盛りメニュー』
野球部で食べ盛りの大和は一食で釜の飯を平らげてなお足りないくらいの食欲魔人です。そのため出てくるメニューもデカ盛りになる傾向があります。そんなデカ盛りメニューを見ていたら思わずカロリーを気にせずデカ盛りメニューが食べたくなってくるでしょう。
一押しデカ盛りメニュー
個人的に一押しのデカ盛りメニューは豚の角煮1kgです。豚の角煮は自分で作ると想像以上に縮んでしまううえ、中々手間のかかる料理です。食べるのがもったいないと思うメニューですが、そんなボリュームたっぷりの豚の角煮は思わず食べたくなってしまうメニューです。
作品の魅力10選!その10『明日のメニューにいかが?』
グルメ漫画であり、出てくるメニューは食べたくなってしまうものです。本作品には家庭料理がメインなので作るメニューに困ったら参考にしてみるのもいいと思います。今ではネットを検索すれば様々な料理のレシピが出てくるので敷居も低くなっています。読んで食べたくなったものを作って食べるのも楽しみ方の一つでしょう。
作品の魅力10選まとめ
巨乳で美人の未亡人が晩御飯を作ってくれる『八雲さんが餌づけしたい。』はグルメ漫画としての楽しみ方も出来るし、心温まるホームコメディとしても楽しめます。作中のキャラクターが可愛く躍動するので、とっつきやすくすんなりと受け入れることが出来る作品だと思います。グルメ、未亡人のお姉さん、やきう…これらのワードが琴線に触れるようならきっと楽しめるので是非とも読んでみてください。
出典