ドラゴンボールの中で、ベジータとブルマは夫婦ですよね。そして結婚して子供が生まれてからは、子煩悩な父親といった雰囲気を醸し出しています。それまでのベジータは、すごく怖くて周りを近寄らせないような雰囲気がありました。そこでベジータについて、考えてみましょう。
ベジータの生い立ち
出典: ドラゴンボール ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ベジータは、戦闘民族サイヤ人であります。惑星ベジータというところでうまれました。今風にいうと、おぼっちゃまということになりますね。地球の10倍の広さがある惑星だったようです。しかも王様の子供としてだったんですね。ちなみに王様とは、ベジータの父親です。ベジータの父親も、実はフリーザに殺されているんです。元々ベジータは、あの強敵であるフリーザの部下だったのです。しかし自分の故郷をフリーザに壊されてしまったのです。そんな時、地球でどんな願いも叶うというドラゴンボールがあることを知るのです。そして生まれ故郷を取り戻したく、地球に向かって悟空やナメック星人のピッコロと戦うことになるのです。そこで初めてフリーザに完敗し、悔しいという気持ちを味わうのです。
ベジータの個性
出典: ドラゴンボール ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ベジータは、どんな人なのでしょうか?まず、プライドが高いです。これはやかり、おぼっちゃま育ちという環境からきたのかもしれません。そして何でも自分がトップでないと納得がいかないのです。これは、良い意味で負けず嫌い。悪い意味で、頑固ということになると思います。ブルマと結婚するまでは、我が強くて怖いもの知らずという感じに見受けられます。それがブルマと一緒になることで、環境や考え方が徐々にかわっていったんだと推測します。
名前のルーツ
出典: ドラゴンボール ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ベジータという名前は、野菜を英語で言うとベジタブルと発音されますよね。そこから、きているらしいです。その他、サイヤ人のトップである存在といった意味合いもかねているとのこと。悟空もカカロットとベジータからいわれてます。カカロットはニンジンのキャロットからきてるのです。そう考えるとドラゴンボールのキャラクターは、野菜をヒントにつけられた可能性があることになりますね。
家族への愛情
出典: ドラゴンボール ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
はじめベジータは、ブルマや自分の息子であるトランクスに対して冷たかったのです。しかしドクター・ゲロまたの名を人造人間20号に、ブルマと息子のトランクスが襲われたのです。そのときベジータは、全く見向きもしなかったのです。確かに、冷酷ですよね。その後、未来から来た大きくなったトランクスがベジータの前に現れて軽蔑するようになるのです。あれだけ冷たい態度をとられては、軽蔑されても仕方ありませんね。しかしそれがきっかけとなり、ベジータはちょっとずつ変わっていくのです。次にトランクスがセルに殺られそうになった時、今までなら知らんぷりしていたと思います。それが前とは別人のように、感情をむきだしにしてトランクスを助けたのです。この変わりようには、正直驚きました。
まとめ
出典: ドラゴンボール ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ベジータについて、少し深くみてみました。ベジータが王の子供であったことに驚きました。地球にきて悟空たちと戦うきっかけは、故郷が消滅してしまったのが原因だったのですね。もしそういったことがなければ、地球に来るまたは期待という気持ちはなかったのかもしれないですよね。そうなると、ブルマと知り合うきっかけもないままだったことでしょう。だからベジータとブルマが一緒になったのは、運命のようにも思えますね。もしブルマとであわなかったら、ベジータはどのような人生を歩んでいたことでしょう。不思議な気持ちであり、現在のベジータではないように思えます。だからベジータにとって、ブルマとトランクスの存在は、非常に大事で大切なことだと思います。