2024年1月から放送されるアニメ『魔女と野獣』は月刊ヤングマガジンで連載中のダークファンタジーです。美女と野獣を彷彿させるタイトルですが、本作の主人公ギドは魔女の呪いによって美少女に変えられた野獣であり、その呪いをかけた魔女に復讐するために相棒の魔術師アシャフとともに魔女を探し出しながら、各地で起こる事件を解決していくというストーリーとなっています。そのなかにはド迫力の名シーンが数多くあるのですが、今回はそんな名シーンの数々をランキングにしてみました!
目次
名シーンランキング 第10位 3つ目の方法
魔女の呪いを解く方法は二つだけあり、白馬の王子様の愛の口づけ(相思相愛の者からのキス)と憎き魔女のきまぐれ(呪いをかけた魔女自身が呪いを解く)方法があります。しかし、実は第三の方法があり、それは魔女との口づけでした。英雄として崇められていた魔女レオーネの復讐を阻止するためにギドはレオーネに立ち向かうのですが魔道の頂点と呼ばれる魔女の力は圧倒的で、彼女を止める手段などないように思えました。しかし、そのレオーネ自身と口づけを交わすことによって、ギドは一時的に呪いを解くことができるのです。そんなギドの美しくもド迫力のキスシーン。普段は美少女のギドは、魔女とのキスによって野獣と化すのでした。
名シーンランキング 第9位 ワンパンマン
魔女レオーネの一瞬の隙をついてキスをしたギドは、封印されていた真の姿を見せます。筋骨隆々のまるで野獣のような風貌の戦士の姿に戻ったギドは、街一つを業火に包んだ強力な魔女をワンパンで昏倒させてしまいました。ギドはこの世で最も美しく恐ろしい魔女にとって、唯一最大の天敵なのです。美女と野獣では野獣が元の姿に戻るお話なのですが、魔女と野獣は美女が野獣の姿に戻るための旅というわけです。
名シーンランキング 第8位 死霊騎士
ギドとアシャフはある日、警察から死屍人(アンデット)が絡む事件の解決を依頼されるも、門外漢のアシャフはその依頼を同じ魔響教団の死霊術師ファノーラに引き継ぎます。ファノーラとヨハンは調査の末に、犯人の死霊魔術師を見つけ出します。“幽玄なる魔女”ファノーラは彼女につき従う死霊騎士たちにより、禁忌を侵した犯人に引導を渡します。本来、死屍人になると輪廻の輪から外れ虚無へと落ちてしまい永遠に続く地獄を味わうのですが、ファノーラの死霊騎士たちはそれを知ってもなお死屍人として彼女に付き従っている忠義の騎士たちなのです。そんな死霊騎士たちの登場シーン。恐ろしくもカッコいいシーンです。
名シーンランキング 第7位 氷の男 マット・クーガ
6人もの民間人を殺害したとされる魔女、ヘルガ・ベルベットを狙うのは『聖騎士団』の第六大隊大隊長である氷の男、マット・クーガ。彼は人間でありながら氷の大精霊と契約した精霊魔術師で、その実力は魔道の頂点たる魔女に匹敵するものでした。そんな彼の精霊魔術は街一つを覆うほどに強大なもので、彼に限らず本作の登場人物は最初からインフレの極致にあります。ただ、彼自身は生真面目で良心的な性格で、自己犠牲も厭わないアツい内面を持った人物であることも見逃せません。本来はアシャフら魔響教団とは敵対せずとも、商売敵みたいなところもありますが、事件の内容の不可解さから共闘体制をとります。
名シーンランキング 第6位 魔剣VS野獣
剛毅なる魔女の系譜、ヘルガ・ベルベットは魔剣アシュガンの封印を守る一族でした。しかし、魔剣の力を欲した処刑人や処刑人と手を組んだマット・クーガの副官にローエルの手によって、魔剣の封印は解かれてしまいます。処刑人は魔剣の力を我が物にしようと企んでいましたが、実のところ誰かに制御できるような代物ではなく、封印が解かれれば世界を滅ぼしうる暴力をまき散らすだけの存在でした。でも、そんな魔剣でも、封印が解かれたギドのワンパンによって沈みます。
名シーンランキング 第5位 一線を超えたら容赦はしない
氷の男、マット・クーガは冷徹に見えて、実はとても甘い男でした。彼の正義は決して善人の死を許さず、悪人がその実善人である可能性を残したままの死を許さない。だからどんな人間であろうとギリギリまで生かそうとするという信念がありました。その甘さが部下の裏切りを招いたともいえるのですが、もし一線を超えてしまったものには容赦はありません。クーガは事件の首謀者である処刑人と部下のローエルをその手で処罰します。
名シーンランキング 第4位 神秘なる魔女の系譜ハルベルの魔術
ギドがアシャフが出会うきっかけとなった事件は、とある魔女に絡む事件でした。神秘なる魔女の系譜を持つ魔女ハルベル・ハーミントンは、口が利けず魔術も使えない魔女で、辺鄙な村で弟と共に静かに暮らしていました。しかし、その村にて変死事件が発生し、その犯人ではないかと疑われてしまいます。その黒幕は処刑人で、ハルベルはその力を狙われていたのです。ですが、そこに偶然居合わせたギドにキスされる形で、ハルベルも封印が解かれます。その魔術はあまりにも強力なもので、動くなと声をかければ全員が静止し、火に消えろと命じれば消え、滅びろと口にすれば即座に消滅するような強力すぎる魔術だったのです。
名シーンランキング 第3位 男の血など二度と飲まん
魔響教団の協力者である吸血鬼ダンウォードは傲慢で我の強い性格で、非常に身勝手でプライドが高いかつての吸血鬼の王でした。立場と家族を奪い葬った仇敵、ドルネイズ・ギィワーズが目の前にいながらも、本来の力を出せずにいました。ダンウォードが真の力を取り戻すためには、相棒であるオスカーの血を飲まなくてはいけません。ダンウォードはプライドの高さからオスカーの血を飲まないと思っていたのですが、実際のところオスカーは男。どう見ても女の子ですが、オスカーは男だったのです。男の血など飲みたくなかったのですが、最後はプライドをまげてオスカーの血を飲み覚醒。仇敵であるドルネイズを圧倒しました。
名シーンランキング 第2位 “偉大なる魔女”の系譜
吸血鬼の女王ドルネイズと吸血鬼ダンウォードの戦いはダンウォードに軍配が上がります。しかし、女王の討伐を虎視眈々と狙っていた『血族』の吸血鬼が漁夫の利を得ようとギド・アシャフ・オスカー・ダンウォードに襲い掛かります。万事休すかと思いきや、魔術師オスカー・オルエンシアは“偉大なる魔女”の系譜を受け継ぐものでした。オスカーは吸血鬼の天敵となる太陽を呼び出すことによって、血族の吸血鬼たちを撃退します。オスカーのは“起源の魔女”の術や知識だけでなく、趣味嗜好も受け継いでしまったらしく、彼の女装趣味はその影響だったようです。魔女の力は演出もド派手で効果もスゴイ!吸血鬼を一瞬で焼きつくす神秘的で神々しいシーンです。
名シーンランキング 第1位 助けに来たアシャフ
魔女の寵愛を受けた吸血鬼の女王、ドルネイズ・ギィワーズに捕らえられたギドは、自力で脱出して殴り込みをかけます。実はギドはアシャフを逃がすために捕らわれており、アシャフも逃げた後にもきっちりとギドを助けに行く計画を立てていました。しかし、ドルネイズは不死身の吸血鬼で、ギドには打つ手がありませんでした。そんな窮地に立たされたギドを助けに来たアシャフの姿はカラスの羽根の翼を身に纏っていました。美しいビジュアルだけでなく、二人がただギブ&テイクの関係ではなく、息の合った相棒のような関係性が見えてくるようなワンシーン。美麗で迫力のあるシーンが多い本作の中で一番心に残るシーンだと思います!
【魔女と野獣】名シーンランキングまとめ
今回は2024年1月からアニメ化される『魔女と野獣』の名シーンをまとめてみました!バトルシーンはド派手で綺麗!ギドや魔女たちの圧倒的すぎる魔法の数々は、神秘的で心に残る名シーンが多かったです!原作の一枚絵でここまでインパクトが強いのでアニメでのド迫力のシーンも楽しみですね!