治癒魔法の間違った使い方は小説家になろう原作のライトノベルで、2024年1月よりアニメ化することが決定しています!本来異世界に召喚されるはずではなかった主人公が、回復魔法のスペシャリストになれる可能性が分かったはいいもののそこで待っていたのは、超激スパルタの地獄の特訓で、その訓練をやりぬいてしまった主人公が戦場を走り回る回復役……どころか必要とあらば鍛えられ上げたフィジカルと傷ついても自分で治す耐久力で無双してしまう作品です!今回はそんな本作の最初のエピソードの簡単なあらすじをネタバレありで紹介したいと思います!
目次
- ストーリーその① 高校二年生兎里健、異世界召喚に巻き込まれる!
- ストーリーその② 巻き込まれたウサト、治癒魔法の素質があることが判明する!
- ストーリーその③ 王国救命団団長ローズ、ウサトを拉致する!
- ストーリーその④ ウサト、王国の救命団の一員となる!
- ストーリーその⑤ ウサト、超マジヤバなスパルタ訓練に順応し始める!?
- ストーリーその⑥ 一般人卒業!?脳筋的思考に染まっていくウサト!
- ストーリーその⑦ ウサト、超危険な森の中でサバイバルを強いられる!
- ストーリーその⑧ 頂点捕食者をあっさり殺す最悪の存在と死闘を繰り広げる!
- ストーリーその⑨ ウサト、謎のビジョンを見せつけられる!
- ストーリーその⑩ ついに始まる戦い!戦場を駆ける回復要因!
- ストーリーその⑪ 治癒魔法の間違った使い方で黒騎士を撃退するウサト!
- ストーリーその⑫ 獣人のアマコとともに国外へ
- 【治癒魔法の間違った使い方】ストーリーまとめ
ストーリーその① 高校二年生兎里健、異世界召喚に巻き込まれる!
ある日、高校二年生の兎里健(ウサト)はクラスメイトで副生徒会長の龍泉一樹(カズキ)と完璧超人な生徒会長の犬上鈴音(スズネ)とともに異世界へと召喚されてしまいます。彼らを召喚したリングル王国の国王ロイドは、魔王軍の侵攻によって危機的状況に立たされている現状と、それらの現状を打開するために苦肉の策として勇者としての素質を持つ異世界人を召喚したと説明します。国王たちは頭を下げ、三人に協力してほしいと頼むのですが、実際勇者としての素質を持っていたのはカズキとスズネの二人だけで、ウサトは召喚に巻き込まれただけでした。
ストーリーその② 巻き込まれたウサト、治癒魔法の素質があることが判明する!
カズキとスズネは実用的な魔法の属性の資質と勇者として極めて大きな魔力があることが分かりますが、ウサトの持つ魔法の属性が判明した瞬間、周囲が騒然となります。ウサトが持っていたのは世にも珍しい治癒魔法使いになれる素質を持っていたのです。そして、皆がざわついていたのは特別な素質を持っていたからではなく、とある一人の人物にその事実を知られてはならないと判断したからでした。
ストーリーその③ 王国救命団団長ローズ、ウサトを拉致する!
国の重鎮たちが懸念していたのは、ウサトの存在が王国救命団団長のローズにバレてしまうことでした。ローズは魔王軍との戦闘で大きな貢献をした人物で、この国で最強の人物でした。しかし、教育方針は超がつくほどのスパルタ!常人がローズの訓練を受けようものなら肉体の前に精神が破壊されるほどの苛烈な訓練を課すような人物だったのです。そして、ウサトの存在はローズにあっさりバレてしまい、ローズはウサトを半ば強引に連れて行ってしまいます。
ストーリーその④ ウサト、王国の救命団の一員となる!
王国の救命団のメンバーたちは戦場で負傷したものを運び出し治療する役目を背負っていました。ただ、そのメンバーたちはまるで世紀末を生きているかのような思考の持ち主たちで、団長のローズはその最たる人物でした。ウサトはその日から救命団の訓練に参加することとなり、負傷や疲労を無理矢理魔法で治療してぶっ続けでトレーニングをするという超過酷な鍛錬を受け続けることになります。
ストーリーその⑤ ウサト、超マジヤバなスパルタ訓練に順応し始める!?
常人なら逃げ出すような鍛錬でしたが、ウサトはそこで驚異的な順応性を見せます。召喚される前は特にやりたいこともなくただ無為に日々を過ごしていた自覚があったウサトは、明確な目標が出来たことでひたすら鍛錬を続けるモチベーションがあったことや、厳しい環境に耐えられる順応性や強靭な精神力を備えていたことから厳しい鍛錬をやりぬいていきます。それとは別として団長のローズが強いてくる理不尽が気に入らなかったため、心が折れるどころか反骨心を見せるようになっていきます。
ストーリーその⑥ 一般人卒業!?脳筋的思考に染まっていくウサト!
想像を絶する厳しい訓練に順応したウサトは、ものの2週間ほどですっかり救命団に染まり、脳筋的思考に変わっていました。損傷した筋肉を無理矢理治癒魔法で回復させて訓練を続けるという異次元の超回復により、強靭な肉体と精神力を獲得していきます。大人しそうに見えて、内に秘めた反骨心や順応性、強靭な精神力はローズも認めるほどでした。治癒魔法を持っている以外は何も特別なものを持っていないはずのウサトは、ローズが理想的な資質を持っていると評するほどでした。
ストーリーその⑦ ウサト、超危険な森の中でサバイバルを強いられる!
ウサトが救命団に順応し始めたある日、ウサトはローズに超危険な魔物が跋扈する森で、その森の生態系の頂点捕食者を狩ってこいと無茶苦茶なことを言われ、野営セットを持たされて無理矢理森の中に投げ入れられてしまいます。その頂点捕食者とはグランドグリズリーと呼ばれる大型の熊!森に入って早々にグランドグリズリーとブルーグリズリーに追いかけまわされるハメになってしまいます。
ストーリーその⑧ 頂点捕食者をあっさり殺す最悪の存在と死闘を繰り広げる!
しかし、その森にはグランドグリズリーとブルーグリズリーという頂点捕食者をも殺せてしまうとんでもない魔物が存在していました。それは超大型の蛇の魔物!蛇の魔物は二頭のグリズリーをあっさり殺してしまう存在でした。ウサトはその死体の傍で悲しげになくグリズリーの子供の姿を見て、その大蛇を討伐する決意を固めます。ウサトはグリズリーの子供と共闘し、大蛇に立ち向かい奮闘するも万事休すの状況まで追い込まれてしまいます。
ストーリーその⑨ ウサト、謎のビジョンを見せつけられる!
大蛇との戦いは使い魔を通して全てを見ていたローズが駆けつけてあっさりとトドメを刺します。勝てはしなかったものの、ウサトの行動はローズに評価されます。共闘したブルーグリズリーの子供を連れて帰り、ブルリンと名付け、ウサトは再び訓練の日々へ。そして、魔王軍の侵攻が秒読みとなったある日、ウサトは謎の獣耳の少女に魔王軍との戦争の風景と、カズキとスズネが殺されるビジョンを見せつけられます。魔王軍には黒騎士と呼ばれる実力者が帯同しており、そのビジョンの中で二人を殺したのはその黒騎士でした。
ストーリーその⑩ ついに始まる戦い!戦場を駆ける回復要因!
ついに魔王軍が侵攻を開始し、ウサト・カズキ・スズネにとっての初陣が始まります。ウサトは戦場を駆けまわっては負傷者を回収し、ときには魔王軍の兵隊をシバいて戦場を駆けまわります。しかし、一方ではカズキとスズネが例の黒騎士と対峙していました。黒騎士は受けた攻撃を無効化し、その攻撃をそっくりそのまま反転するというまさに無敵の能力を持っていました。兵士たちは為す術もなく倒れ、目くらましや不意打ちを試みても問答無用でダメージを反転する反則的な能力によってカズキとスズネは倒れてしまいます。
ストーリーその⑪ 治癒魔法の間違った使い方で黒騎士を撃退するウサト!
カズキとスズネがトドメを刺されればそこから戦況が傾いていく状況で、ウサトは間一髪で二人のもとに駆け付けます。ただ、二人を倒した黒騎士は受けた傷をそのまま相手に返すという無敵の能力を持っていました。しかし、ウサトの物理攻撃は反撃されることなく黒騎士を攻撃することができます。ウサトは治癒魔法で黒騎士を回復しながら殴ることで、相手を傷つけず痛みや衝撃だけをダイレクトに与えていたのです。治癒魔法で相手を回復させ、痛みや衝撃だけを与えるという治癒魔法の間違った使い方によりウサトは黒騎士を気絶させ、捕らえることに成功します。そして、この戦果は戦局を決定づけるものでした。
ストーリーその⑫ 獣人のアマコとともに国外へ
魔王軍を退けたウサトは、カズキとスズネが死ぬビジョンを見せてくれた獣人の少女を見つけ、その目的を問いただします。彼女は予知能力を持つ獣人のアマコで、病の母を救える治癒魔法の使い手を探していたのです。さらにウサトは国王からの要請により、他国の協力を取り付けるための使者として国外へ出向くこととなります。また、アマコの願いを叶えるために旅に同行し、カズキ・スズネ・ブルリンや守衛のアルクとともに国外への出向くこととなります。
【治癒魔法の間違った使い方】ストーリーまとめ
2024年1月から放送のアニメ『治癒魔法の間違った使い方』の最初のエピソードのあらすじをまとめてみました!コミカライズ版で1巻から3巻くらいまでの内容です!ヒーラーだけど圧倒的な脳筋となった主人公の痛快で笑いありの作品で、飽きの来ない面白さがある作品だと感じました!アニメでは勿論これ以降のエピソードも放送される予定で、その内容も面白い作品なので是非視聴してみてください!