2023年4月に、ジャンプスクエアで連載されている作品『カワイスギクライシス』のアニメが放送されます。異星人と地球の動物たちとの交流を描いたSFコメデイで、その異色な組み合わせと面白さから、アニメ化を待ち望んでいた人は多かったのではないでしょうか。原作を知らないという人も多いと思いますので、今回は主人公のリザ・ルーナという人物について解説したいと思います!
はじめに:どんなストーリー?
宇宙帝国「アザトス」は発展した文明を持ち、いくつもの星々を支配下に置いています。その星間調査隊の一員であるリザ・ルーナは、侵略の前段階として地球の調査に訪れました。地球に降り立ったものの、文明レベルの低さにリサは思わず呆れていました。しかし食事のために立ち寄ったカフェで、他の宇宙の星々では考えられない「可愛すぎる」生物と遭遇します。その生物の正体は、「猫」でした。猫との衝撃的な出会いをしてしまったリサは、これからどうなるのでしょうか?
主人公:リザ・ルーナ
この作品の主人公です。「アザトス」という宇宙帝国の星間調査隊の生態系調査室長です。肩書が難しくてややこしいですが、惑星の生物の調査する人(厳密には宇宙人)、といったところでしょうか。年齢は19歳で、銀髪の少女のような外見をしており、通常の人間と変わらない見た目をしています。素性を知らない相手からは、単に外国人だと思われることが多いようです。
声優について
『カワイスギクライシス』はボイスコミックでも連載されており、ボイスコミック版の声優キャストが既に存在しています。ちなみにアニメ版だと、誰が声優になるのでしょうか?主人公のリザは、ボイスコミックと同様、花守ゆみりさんが担当します。ボイスコミック版の花守さんの声が好評だったため、続投という形になったのだと思います。アニメでも花守さんのクールな声が聞けるのが楽しみですね!アニメ版の声優キャストに関しては、別の記事で詳しく紹介しているので、是非読んでみて下さい。
どうして猫好きになったの?
惑星の生態系調査を目的として地球を訪れました。当初は地球の文明レベルの低さを見下すような言動もしていましたが、食事のために入店した猫カフェで運命的な出会いをします。未知の生物・猫と出会い、他の宇宙の生物を遥かに凌駕する「可愛さ」に衝撃を受けたのです。その後は猫をはじめとした地球の生物の「可愛さ」を、宇宙の人々の価値観を塗り替え、最悪死に至る程であると危険視し、マンションに居を構え、地球上の可愛い生物の調査をスタートさせます。地球の生物の中でも猫が特に好きな「猫派」であり、自身の飼い猫である「よぞら」のことは猫の中でも宇宙一可愛いと語るほどの猫好きになりました。
宇宙でのリザは・・・?
宇宙では「星間調査隊始まって以来の天才」とも評されるほどの有名人であり、後輩のガルミやラスタからは非常に慕われています。一方で絵や歌など芸術的な分野に関する才能は皆無といった感じです、しかし、飼い猫である「よぞら」の絵だけは練習してとても上手く描けるようになりました。苦手を克服できるようになるほど、飼い猫への愛が強いことが分かります。
飼い猫:よぞら
リザのペットの飼い猫です。性別は雄で、種類はアメリカンカールです。雨の中路上に捨てられ衰弱していましたが、リザに拾われ、真っ黒な体と金色の瞳が闇夜に浮かぶ星のように見えて夜空を連想させることから、「よぞら」と名付けられました。一度捨てられた経験があることから、リザには徹底して構ってもらいたがる習性があるようです。構ってもらいたいがために、その度合いがなかなか強い時もあります。ちなみに、実際のアメリカンカールは黒の他にも様々な色の猫がおり、名前にあるように、カールした耳が特徴的です。よぞらの耳もカールしており、さらに首元には白く横に長い模様があるため、ツキノワグマのようにも見えますよね。月も夜空を連想させるので、とてもオシャレなデザインの猫です。
リザ・ルーナについての解説まとめ
猫という存在を知って衝撃を受けるリザは、それまでとのギャップが大きくて見ていてとても面白いです。普段はクールな人物でも動物の魅力には叶わない、というのが分かると何とも微笑ましいですね。そんな主人公・リザのアニメでの活躍が楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。