2023年4月に『くまクマ熊ベアー』の新シリーズが放送予定です。着ぐるみを着て異世界で無双する主人公は見ていてとても痛快で、原作の小説は200万部以上発行される人気作となっています。前シリーズは約2年前の放送だったので、内容を忘れてしまった・・・という人もいるかも知れません。今回は、前作の第一期のあらすじを振り返っていきたいと思います。ネタバレもあるので、ご注意ください!
ユナ、異世界へ飛ばされる
主人公のユナは、両親と不仲で学校の同級生とも上手くいかないということもあり、学校に行かずに引きこもり生活を送っていました。しかし、株取引の才能に長けており、その才能を活かして大金を稼いで暮らしていました。ある日、お気に入りのゲームである『ワールド・ファンタジー・オンライン』にログインし、とあるアンケートに答えたところ、神のイタズラなのかは知りませんが異世界に飛ばされてしまいます。そして何故か装備がクマでした。 自分の姿に戸惑っていると、突如少女の悲鳴が聞こえてきます。そこでユナは、今作のヒロイン的存在であるフィナと出会います。
ノアとの出会い
ユナはデボラネという冒険者に難癖を付けられ絡まれますが、あっさりと返り討ちにします。そのパーティーメンバーである魔法使いのルリーナと共に、ゴブリン50匹の討伐へ向かうこととなりました。しかし実際に森へ行ってみると、100匹近くのゴブリンに加えゴブリンキングまでいることが判明します。 心配するルリーナをよそに、ユナは何かを企んでいました。その後 クマハウスという拠点をゲットし、異世界生活もすっかり板についてきたユナ。しかしそんな時、クリモニア領主のクリフから名指しの依頼を受けます。領主の館を訪れたユナの前に、天真爛漫で少しわがままなお嬢様、ノアが現れます。
孤児院を救おう!
市場で買い食いを楽しもうとしていたユナは、汚れた服を着て、ひどくお腹を空かせた様子をした子どもたちを見つけます。彼らの住んでいる孤児院を訪れると、その建物までもがボロボロな状態でした。この貧しい生活には、領主であるクリフが関わっているという噂を聞きます。領主に対して憤りを感じるユナでしたが、実は領主では無く、領主の部下が黒幕であることが判明します。
クマさん、王都の危機を救う!?
ユナ、フィナ、ノアの3人で王都へお出かけをすることになりました。 領主の娘であるノアに対し、フィナは身分の違いを感じたのかどこか緊張気味です。クマ達に乗ったり、お出かけ用クマハウスでお泊りしたり、ノアの友人であるミサーナを助けたりしつつ、無事一行は王都へたどり着きます。そこで待っていたのは、ノアの母であるエレローラと姉のシアでした。禁忌を犯し追放されたはずの王宮魔道士・グルザムが、十年という時を経て再び王宮へと姿を表したのです。グルザムは、動揺する国王に対し復讐を宣言します。そして彼が従えている魔物たちがなんと一万匹も王都へ向かって来ていました。王都の危機に立ち向かうのは、偶然(?)通りかかったユナでした。
パン屋を開業しよう!
王都に建てたクマハウスでの生活を楽しんでいたある日、ユナとフィナは久しぶりに二人で出かけることになりまいた。買い物を楽しんでいる最中、以前食べたおいしいパン屋さんがなぜか閉まっていていることに気づきます。ユナは店を閉めるという店員たちに代わり、自分がお店を開くことを決意します。お店は開店初日から大盛況で、前の店の店員も結果的にユナの店に留まることになりました。
クラーケンとの決戦
食材の流通が止まっていることを知ったユナ。その原因は、港に居着いて船を襲っている魔物のクラーケンでした。クラーケンを倒すために色々と策を練るユナでしたが、なかなか良いアイデアが思いつきません。そしてついにクラーケンとの直接対決を迎えますが、ユナは今までにないくらい苦戦を強いられます。しかし最終的には炎の魔法を使うことで、クラーケンを討伐することに成功しました。今やすっかりヒーローのユナは、様々な場所に引っ張りだこです。フィナはそのことに寂しさを感じていました。ユナとフィナが徐々にすれ違うようになっていきますが、ノアからのアシストもあり、二人は再び距離を縮めることが出来ました。
あらすじ紹介まとめ
前シリーズでは、ユナがクマセットの能力を活かして大活躍でした。新シリーズでもそのような感じで活躍する姿に期待したいですね!新キャラクターも確実に登場すると思うので、誰が登場するのか今から楽しみです。登場する新キャラクターの予想を別の記事でまとめているので、そちらも是非ご覧下さい!