『賭ケグルイ双』は『月刊ガンガンJOKER』で連載されている漫画で、学園でのギャンブルをテーマにしています。学園には富裕層の生徒が通い、独自の階級システムが取り入れられていることも特徴です。シリーズ累計発行部数は620万部を突破し、アニメは第一シリーズと第二シリーズが放送されるなど、人気の高い作品であることが分かります。2022年の8月からは、Netflixで新シリーズの『賭ケグルイ双』が配信されることでも注目されています。今回は、新シリーズの主人公である早乙女芽亜里について紹介したいと思います!過去のシリーズである『賭ケグルイ』にも登場しているので、そちらでの活躍も含めて紹介していきます。
はじめに:どんな物語?
ごく普通の家庭に生まれた早乙女芽亜里は、お嬢様として財政界の子女が集う学校に通えることを楽しみにしていました。期待が胸が高まる芽亜里でしたが、同じクラスの愛浦心にギャンブルをやらないかと誘われます。この学校では勉強やスポーツの成績では無く、ギャンブルの強さで評価されるというシステムになっていたのです。初めて挑んだギャンブルで惨敗してしまいますが、かつての同級生の花手毬つづらと出会って希望を見出し、芽亜里は彼女自身のギャンブルロードを切り開いていくことになります。
早乙女芽亜里とはどんな人物?
私立百花王学園の生徒で、誕生日は3月8日です。金髪のツインテールが特徴的で、可愛らしい容姿とは対称的に頭の回転は速く、ゲームにおいて状況判断能力に優れている等スペックが高い人物です。高飛車で反骨心が強く、勝負で激昂した時などは口調が荒々しくなります。
トップからの転落
蛇喰夢子が転校してくるまで、クラスのトップに君臨していた芽亜里でしたが「投票ジャンケン」というギャンブルでイカサマを夢子に見破られたことで敗北し「家畜」に陥落してイジメを受けるようになります。その後、リベンジとして西洞院百合子に戦いを挑みますが、イカサマを見抜けず再び敗北してしまい、多額の借金を抱えてしまいます。
蛇喰夢子とのタッグ
債務整理大集会では、蛇喰夢子とタッグを組んで見事に大勝します。積み重なっていた借金を返済し「家畜」の地位も返上することができました。ギャンブルの腕前を買われて生徒会に勧誘されますが、かつて「家畜」だったことも踏まえ「家畜」に対する考え方が芽亜里の中で変わっていました。結局、生徒会からの誘いは断り、夢子と共闘することを選びます。以降、夢子に気に入られ、不本意ながら友人関係になりました。
生徒会選挙戦
生徒会選挙戦では鈴井涼太から頼まれて、夢子の代わりに陰喰・陽喰姉妹と対決することになります。毒を盛られた夢子を人質に取られた状態でしたが、ディーラーの思惑を見抜き、油断していた姉妹を圧倒して勝利します。毒に対する血清を入手し、夢子を救うことに成功しました。
『賭ケグルイ双』での早乙女芽亜里
『賭ケグルイ双』は夢子が編入してくる1年前が描かれている話です。今作では、早乙女芽亜里は実は一般家庭の出身であることが判明します。芽亜里自身も夢子と同じく編入生です。編入早々ギャンブルをやろうと持ち掛けられますが敗北し、更に生徒会会計の壬生臣葵との勝負にも負けたことで資金を失ってしまいます。葵が生徒会を潰すことを目論んでいると聞かされ協力することになりますが、善咲会入会試験後に葵の本性を知り離別を宣言します。その後は聚楽幸子との戦いに負け、善咲会のメンバーである久留米くるみから500万もの借金をすることになります。善咲会に入るか家畜になるかという究極の二択を迫られ、後者を選ぼうとしますが佐渡みくらに止められて、彼女の提案により善咲会のメンバーと対戦します。結果的に勝利して最悪の事態を免れることが出来ました。
『賭ケグルイ』との比較
『賭ケグルイ』に比べると悪辣な性格はかなり抑えめに描かれており、他人想いで優しい性格になりました。良い意味で人間らしさがにじみ出ているキャラクターになったと言えると思います。
早乙女芽亜里についての紹介まとめ
『賭ケグルイ双』の主人公、早乙女芽亜里について紹介しました。ごく普通の女子高生だった彼女は、ギャンブルに出会うことで人生が大きく変わりました。彼女のギャンブルに対する向き合い方や他人を思いやる気持ちは、周りのキャラクターにも大きな影響を与えているに違いありません。アニメ版ではどのように描かれるのか、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。