阿波連さんははかれないは少年ジャンプ+で連載されているほのぼの日常恋愛漫画で、2022年4月からアニメ化することが決定しています。今回はその阿波連さんははかれないの作者である水あさと先生について紹介していきたいと思います!
目次
水あさと先生のプロフィールを紹介!
水あさと先生は2007年に月刊少年シリウスにて「正義の覆面マフラージャスティス」で新人賞を獲得し、読み切り作品として掲載されデビュー。その年、「世界征服セキララ女学院」で連載デビュー。その後はコミックフラッパーで2011年より「デンキ街の本屋さん」を連載し、2014年にはアニメ化を果たしています。また、ヤスダスズヒト氏の元で「夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~」のアシスタントを務めていたこともあるそうです。
水あさと先生は沖縄県出身!作中にも沖縄由来の苗字が出てくる?
水あさと先生は沖縄県出身で、阿波連さんの作中にも沖縄県由来の苗字が登場しています。阿波連さんははかれないの阿波連という苗字も沖縄県由来の苗字として実在します。それ以外にも、
玉那覇や桃原、平安山など沖縄由来の苗字が出てきます。
阿波連さんははかれないの原案は自身の同人作品から!
水あさと先生は同人での活動も行っており、ミルメークオレンジ(現在はオレンジミル)というサークルで活動しています。阿波連さんははかれないの原案は同人作品として発表していた「君との距離が測れない」が元となっており、第1話と構成が殆ど変わっていません。同人として発表していた作品が少年ジャンプ+にて取り上げられた形となります。
オレンジミルは石見すずりさんとのサークル
こちらC99おしながきになります pic.twitter.com/N8A1EhSxyZ
— 水あさと (@mizuasato) December 28, 2021
ミルメークオレンジは水あさと先生個人のサークルでしたが、現在のオレンジミルは石見すずりさんとの共同サークルとなっています。ご時世がご時世なのでコミックマーケットの開催自体が危ぶまれる昨今ですが、2021年の冬コミには参加しています。
阿波連さんははかれないって、いったいどんな作品?
阿波連さんははかれないは、人との距離感を測るのが極端に苦手な女の子、そのくせ無口で無表情な阿波連さんが、常識外に距離を詰めてくるというコンセプトを主軸としています。主人公のライドウも表情を崩さない男子ですが、阿波連さんが距離を詰めてきても殆ど動じない菩薩級の寛容さを秘めていたので、奇跡的にうまくやれています。極端に不器用な性格をしている阿波連さんの奇行を、ライドウがあさっての方向へと解釈しそれでも受け入れようと努力しようとするも、すぐに誤解が解ける。こんなパターンの作品です。
阿波連さんははかれないの作品について
阿波連さんははかれないは可愛いほんわかとしてキャラクターデザインのキャラクターと、若干そうはならんやろと思わせる不条理なギャグ要素を備えた日常系ほのぼの恋愛漫画です。キャラクターは個性的で、どちらかというと残念なキャラクターに寄っていて、正常なキャラクターが異端に見えるような作品です。
水あさとさんの同人作品からみる作風
水あさと先生の作品の一部はpixivにて投稿されており、一部を見ることが出来ます。そこから見る作風はほんわかとした可愛らしいキャラクター、不条理なギャグに加え、お〇っこを我慢させたり、突如としてぶち込まれる下ネタに、顔面をくしゃくしゃにする号泣フェイス、版権作品でのキャラの扱いの酷さが際立つギャグ要素が滅茶苦茶特徴的です。阿波連さんの中にも不条理なギャグはありましたが、その本性はいい意味で酷くて笑える作風となってます。阿波連さんはその要素がかなり希釈されていますが、その片鱗を感じ取ることは出来ます。
水あさと先生のツイッターは酷い?酷くない?
今年も阿波連さんをよろしくお願いします! pic.twitter.com/SyNG3L8NmI
— 水あさと (@mizuasato) December 31, 2021
阿波連さんはともかく、可愛らしいキャラクターがひどい扱いを受けるギャグが特徴の水あさと先生ですが、pixivでの投稿だけでなく、ツイッターによる情報発信もしています。作風からさぞや酷いツイートを行っているかと思いますが、その内容は配信作品更新の告知、アニメ情報の配信など、酷いツイートは全くありませんでした。
水あさと先生の代表作品は何がある?
デンキ街の本屋さん
月刊コミックフラッパーにて2011年7月号から2017年12月号まで連載。全15巻+短編集3巻の全18巻。2013年8月にドラマCDが発売され、2014年10月からはテレビアニメが放送されました。
デンキ街の本屋さんについて
「日本のとある電気街」に建つ架空の書店「COMICうまのほね」を舞台に、7名の個性的な店員たちを中心に、オタク文化にまつわるエピソードや、繁忙期の激務などを絡めた日常系ラブコメディ。
キャラクターは残念な方向で個性的なキャラが多く、舞台のモデルは言わずと知れた秋葉原、モデルとなったであろう店舗はコミックとらのあな。
世界制服セキララ女学館
月刊少年シリウスにて2008年2月号から2010年1月号まで連載。全三巻。作者の連載デビュー作。2014年にはベスト盤が発売されており、同人誌にて発表された内容を含んでいます。
世界征服セキララ女学館について
転校生の富三月マイが編入した高校は、エラく性的な女子生徒ばっかりだったり、夜の接待術や痴漢撃退術、スパイ潜入術など、ハニトラの技術やらなんやら、セキララな処世術を学ぶ学校だったのです。何も知らずに編入してしまったマイは、クラスメイトたちに迫られる展開に……、可愛らしいキャラクターと、残念過ぎるキャラクターが多数登場する作者のらしさ全開の連載デビュー作です。
異世界デスゲームに転送されてつらい
月刊コミックフラッパーにて2018年2月号から2019年8号まで連載。全3巻。異世界転送+デスゲームの要素を交えたファンタジー作品ではなく、異世界転送デスゲームを運営するポンコツ死神と、よく巻き込まれる有能な社畜、氷見によるギャグコメディーです。
異世界デスゲームに転送されてつらいについて
上司から無理難題を押し付けられて死にたくなっていた目つきの悪い社畜、氷見は突如異世界デスゲームに巻き込まれてしまいます。しかし、そこでゲームを主宰していた死神のメイにクレームと難癖をつけ、ポンコツなメイのうっかりによってゲームにならなくなってしまいます。死神の仮面と黒いローブに身を包んだメイは、泣きっ面が似合う残念系死神女子だったのです。死神としての職務を全うできなかったメイは号泣し、氷見は元の世界に帰ることができますが、それからも何かとメイのやらかしに巻き込まれる羽目に……。
【阿波連さんははかれない】作者、水あさと先生についてまとめ
阿波連さんははかれないの作者である水あさと先生について紹介しました。阿波連さんはアニメ化するほどの人気作となりましたが、他の作品も、可愛い日常系キャラのデザインと残念な性格のキャラクター、号泣フェイスがよく似合うという作風です。残念というより酷い扱いのキャラが織りなすギャグが面白いので、他の作品や、4月から始まる阿波連さんのアニメもぜひ視聴してみてください!