2019年4月からアニメ1期が放送され、すでにこの秋から2期の放送も決定しています!見た目がヤンキーの男だらけで箏(琴)を弾く。笑いあり涙あり、さらに恋もありな異例の箏曲部の青春ストーリー『この音とまれ!』!この記事では箏曲部で、唯一ヤンキーじゃない部長の倉田武蔵について徹底的に紹介していきます。
目次
1人ぼっちの箏曲部部長『倉田武蔵』
4月…先輩たちが卒業し箏曲部の部員は、倉田武蔵1人になってしまいました。同級生からは「なでしこちゃん」と呼ばれ、いじめられっこキャラの武蔵ですが先輩たちの想いを受け継ぎ、新入部員の勧誘から始めることに…。
先輩の想いが重くのしかかる
もともと入部希望者と勘違いされ、断り切れずに箏曲部に入部した武蔵。しかし先輩と過ごすうちに、箏曲部は武蔵にとってかけがえのない「居場所」になっていました。
そして憧れだった真白先輩から最後に言われた「箏曲部のこと頼むね。武蔵ならきっと最高の箏曲部を築いていけるから!」という言葉を守るために1人でも戦います。
自信がなく、1人で背負い込む性格…。
武蔵は自分を信じることができず、いじめられても笑ってごまかすなどハッキリ言うことができません。しかし箏曲部の新入部員である主人公の久遠愛からは、「自分のことが信じられなくても、そんな自分を信じてくれる”仲間”がいる」と教えられます。
受験で失敗して、さらに自信を喪失…。
武蔵はとにかく本番に弱いタイプ。高校受験のときも明瞭高校に絶対受かると言われていたのに、試験の当日体調をくずして不合格になってしまいました。その後弟の武流は明瞭高校に合格し、武蔵を見下すようになります。しかしそれでも武蔵は武流に言い返すことができません。
芯は強くて信頼されている!
不良たちに目を付けられても、見た目はヤンキーな久遠愛に絡まれても「部を守る」という意志は変わりませんでした。怖がりながらも「自分のやるべきことはやる」というとても芯が強い性格です。そのため他の部員からの信頼もとても厚いです!
特に部長という立場があるので、顧問の滝浪先生にはいつも強気な発言をします。武蔵は普段が大人しいキャラなので、たまに男らしい一面を見せるときは3割増しでカッコよく見えます。
武蔵と愛。
最初は愛のことを部室を荒らしにきたヤンキーだと思っていた武蔵。しかし愛は自分の祖父がつくった『時瀬高校箏曲部』に入って、大切にしたいと思っていただけでした。その想いを知った武蔵は、愛に謝ろうと思いますが不良たちに殴られてしまいます。
愛は武蔵を襲った犯人として、校長室に呼び出されていました。それを知った武蔵は、愛を助けるために校長室へ行き、「久遠くんは、犯人じゃありません!」と断言。誰にも信じてもらえずいつも孤独だった愛は、武蔵のこの言葉に救われました。ここから武蔵と愛のキズナは深まっていきます。
箏曲部部長『倉田武蔵』
久遠愛が入部してきたのをキッカケに箏曲部に入部希望者が現れ、武蔵は1人ぼっちではなくなります。しかし愛をはじめ、ツンデレお嬢様の鳳月さとわや3バカトリオなど癖のあるメンバーばかり…。
武蔵はその濃いメンバーのクッションのような役割をしています。いつも間に入り仲裁役をがんばっています。特に最初、愛とさとわはいがみ合っていたので武蔵が必要不可欠でしたね!部長も楽ではありません…。
嫌いから恋へ発展!来栖妃呂との関係。
最初『仲間」とか『居場所』とか温かい響きを大切にしている箏曲部を、バラバラにしてやろうと入部した来栖妃呂。妃呂の企みはすぐに明るみになりますが、それでも箏曲部のキズナは壊れることはありませんでした。
武蔵に嫌がらせのために入部したことを「来栖さんって、よっぽどヒマなんだね」と言われ、泣きながら走り去った妃呂。しかし次の日妃呂の涙のワケが気になった武蔵は、その理由を聞きに妃呂に歩み寄ります。
新生!来栖妃呂誕生!そして…。
妃呂は武蔵の優しさで心を入れ替え、改めて箏曲部へ入部します。今までウソをついて関係を壊した人全員に謝りに行って、ネイルもやめて本当に別人のようになりました。
そして今度は箏曲部のことを1人で抱えて悩む武蔵を支えようとします。きっと武蔵の優しさが妃呂をここまで変えたのでしょう!箏曲部は1年生ばかりで、2年生は武蔵と妃呂の2人だけなので、自ら副部長になると名乗りをあげて、悩んでいる武蔵の家まで押しかけます!
妃呂のために、強くなる武蔵!
武蔵の家に妃呂がきたときに、武流が妃呂のギャルっぽい容姿だけで判断し、「付き合う人は考えた方がいい」と武蔵に言いました。そのとき武蔵はいつも武流に何を言われても言い返しませんが、「何も知らないくせに、勝手なこと言うな」と言います。
それを聞いた武蔵の両親も、ちゃんと言えてうれしかった話します。武蔵がとても温かい家庭で育った優しい子だということがわかりますね!
武蔵も妃呂を好きになっていく。
最初に好きになったのは妃呂の方でした。しかしそこから妃呂は、武蔵を支えたり可愛い服を着てみたり、積極的に猛アピール!武蔵も妃呂の優しさや、可愛さにどんどん惹かれていきます。ちょくちょく妃呂が好きだとバレるくらいのことを言うのもあって、気がつくと妃呂を好きになっていました。そしてちゃんと自分のキモチを自覚しています。つまり2人は両想いですね!
武蔵の成長に注目!
最初、武蔵は自信が持てず迷ってばかりいましたが、武蔵のことを信じてくれる「仲間」ができてからの成長がすごいです!「仲間」によって自信が持てなくてもいいと思えるようになり、武蔵の優しさや芯の強さが光っています。
倉田武蔵の紹介まとめ
ナヨナヨしている上に、箏を弾いているということからついたあだ名は「なでしこちゃん」…。しかし途中から男らしい一面も出てくるようになり、しっかり部長をしながら妃呂からモテています!最初の武蔵からは想像もつかない姿ですね。未だ妃呂とは付き合っていませんが、今後この2人がどうなっていくのか気になります!