かつて神だった獣たちへは、2019年の夏にアニメ化が決定している作品。物語は、戦争中に生み出された擬神兵の戦後を追った話。人の体と心を代償に驚異的な力を手に入れた擬神兵。しかし、戦後徐々に心をなくてた彼らは、獣となって街に害を及ぼす存在へと変わって行きます。その擬神兵隊の隊長であった、ハンクは、心を失ったものは仲間の手でとめるという隊の誓約の元、彼らを始末する旅を続けます。今回は、擬神兵を作った研究者、エレイン・ブルーレークについて紹介させていただきます。
目次
エレイン・ブルーレークの幼少期
エレインは、貴族であったブルーレーク家の子供。しかし、戦争で家を焼かれて孤児となります。そこで出会ったハンクとともに、貧民街でゴミ拾いをしながら生活します。実は、初めてハンクと出会った時、彼は何も覚えておらず、名前すらもわからない状況。ハンクはエレインが彼に名をつけたのでした。そんな中で、彼女の才能に気がついた教会が、教会学校への入学と身柄の保護を申し出ます。その申し出に、ハンクと一緒ならという条件付きで彼女は、教会学校に入学しました。
エレイン・ブルーレークと教会学校
教会学校
ハンクとともに教会学校に入学したエレイン。彼女はそこでも成績優秀で、教員たちからも一目おかれる存在。そんな教会学校時代に、ケインが入学してきます。後に大統領となるレイチャードの息子である彼は、下見にやってきた際にエレインに一目惚れ。ハンクとはよき友人となり、三人は無事に教会学校を卒業。そして、ハンクは軍隊へ入隊、ケインは父親同様に政治の世界へと入って行き、エレインは教会の研究者となります。
神の声
エレインが研究者となったのは、ソムニウムから聞こえる神の声を聞く事ができたためでした。その声に従い、研究を続ける彼女。研究者としてのエレインは、ソムニウムの有効活用などの研究を行いますが、この研究は国や教会が彼女に期待していた研究成果ではなかったようです。エレインは、離れ離れになったハンクを恋しく感じる描写も多く、恐らくは2人は愛し合っていたのではないかと感じられます。
エレイン・ブルーレークと擬神兵
エレインが研究者となって時間が立ち、教会側は、エコールにある、大きなソムニウム石、神の化石の所へとエレインを連れて行きます。そこで、神の化石から強い声を聞いたエレイン。彼女はその声に従い、屈強な兵士を作るための人体実験を始めることとなります。ソムニウム石を核として人体に入れ込むことにより、強大な力を手に入れる事ができる、そう神の声を聞いていたエレイン。研究を繰り返すに連れて、核を取り込む側の人間の適性が非常に大切だという事がわかってきます。そんな折にその人体研究施設に戦争で瀕死の怪我を負ったハンクが運ばれてきます。そして、彼はソムニウム石と最高の適性を持っていました。自分の命はもうすぐ尽きるとわかっていたハンクの言葉を聞いて、エレインは彼に核を取り入れる実験を決意します。そして、見事にその実験は成功。ハンクは初めての擬神兵として、戦争で活躍するのでした。
エレイン・ブルーレークと擬神兵と戦争
エレインとハンクとケイン
戦争が終結に近づくに連れてエレインは、擬神兵は戦後に残すべき力ではないと考えるようになります。そして、そのことをケインへと相談。そして、最愛のハンクを1番最初に撃ち殺そうとします。そして、その後に全ての擬神兵を殺し、自分も死ぬ気でいたのでした。しかし、ケインは協力するふりをしていただけで、ハンクを撃ったエレインを直後に撃ち殺します。そして、擬神兵を解き放ったのでした。そしてエレインをエコールへと運び、彼女の擬神兵に対しての技術と知識を奪い去るのでした。撃たれたハンクは死んでおらず、ケインにより解き放たれた擬神兵を殺して回るために旅をしているのです。
ミリエリア
ケインとともに行動をともにしている少女。エコールでエレインが水槽に入れていた子供です。彼女は、擬神兵ではあるものの、擬神兵の核を持っておらず、生まれながらの擬神兵。父親はもしかすると、ハンクかもしれません。エレインの子供であるとすると、エレインは擬神兵ではありませんので。彼女は、人をゾンビのようにし、操る事ができる能力を有しているようです。まだまだ謎が深い人物でもあります。
エレイン・ブルーレークの紹介 最後に
エレインがどんな思い出擬神兵を作り上げたのか、彼女とミリエリアの関係って一体?ケインが擬神兵になった過程もまだわかりません。とにかく何かと続きが気になる作品ですね。アニメ化もどのようになるのか気になります。
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