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黒執事

【黒執事 寄宿学校編】本作で一番好きな名セリフは何??本作の名セリフをランキング形式で紹介!!

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今年2024年に待望のアニメ新シリーズである『黒執事 寄宿学校編』の放送がされることが決定した本作『黒執事』シリーズですが、本作の魅力の一つとして物語上に数多くの「名言」が登場することが挙げられるでしょう。本作では19世紀末の世界を舞台として数多くの社会の闇が描かれる作品となっており、それらの時代ならではの世相や人々の苦悩が数々の名言として描かれる作品となっています。それ故に他の作品では味わうことのできない重みのある名言を楽しめる作品となっており、皆さんの中にも本作にて描かれる数々の名言に心を奪われたと言うファンの方も多いのではないでしょうか?そこで、今回は本作『黒執事 寄宿学校編』のアニメ化決定を記念して、『黒執事』シリーズにて描かれることとなる数々の名言をランキング形式で紹介をしていきたいと思います。エピソードを問わず幅広い時系列からチョイスしているので、ネタバレが嫌だという方は気をつけてチェックをしてくださいね。

9位 「死」とは絶望的で絶対的な「終わり」であるからこそ…美しい

『黒執事』シリーズの名言ランキング第位はセバスチャンの「『死』とは絶望的で絶対的な『終わり』であるからこそ…美しい」です。この名言は寄宿学校編にてセバスチャンが葬儀屋(アンダーテイカー)に対して放った言葉となっています。葬儀屋はセバスチャンと同じく人間ではない人物で、死神として活躍をしているキャラクターなのですが、本来の死神としての「定められた運命通りに命を奪う役割」を果たさず、自らの好奇心に任せて行動するキャラクターとして登場します。

悪魔としての死生観

このような、定められた運命の先を見たいという好奇心から死体を操っている葬儀屋に対して、セバスチャンが放った言葉がこの名言なのです。この言葉には悪魔としてのセバスチャンの美学も反映されており、セバスチャンの死生観を伺える言葉となっています。シエルとの契約にもシエル自身の死を盛り込んでいることからもセバスチャンが死に対してかなりのこだわりを持っていることがわかりますね。

8位 セバスチャン 今日からお前はセバスチャンだ

『黒執事』シリーズの名言ランキング第位はシエルの「セバスチャン 今日からお前はセバスチャンだ」です。この名言はシエルが自らの契約悪魔としてセバスチャンを迎い入れた時に放った言葉です。本作の主人公であるセバスチャンとシエルの関係の始まりを象徴するシーンとなっていますので、非常に重要な名言であると言えるでしょう。

まさかの犬の名前

ちなみに、このセバスチャンという名前はファントムハイヴ家で元々飼っていた犬の名前らしく、契約した悪魔に対していきなり犬の名前をつけるというシエルの大胆な行動としても見てとれます。深読みをするならば、これはシエルがセバスチャンに対して圧倒的に優位に立っているということを命名の時点から印象付けたものとなっており、シエルの帝王学が故の名言としても見ることができると言えるでしょう。

7位 イエス マイロード(御意 ご主人様)

『黒執事』シリーズの名言ランキング第7位はセバスチャンの「イエス マイロード(御意 ご主人様)」です。この名言はセバスチャンがシエルの命令に対して返答をするときに放つ言葉となっています。かなり頻繁に使う言葉なので、どのシーンの言葉ということはないのですが、頻繁に登場する名言なので特に印象に残っているというファンの方も多いのではないでしょうか?

黒執事といえばこれ!という人も多いはず

この名言は『黒執事』シリーズの中でも特に知名度の高いものとなっています。例えば『黒執事』シリーズのLINEスタンプでも収録をされていますし、『黒執事』シリーズのファン同士の会話では「了解しました」という意味を込めて「イエス マイロード」と言うことがあります。このようにかなり汎用性の高い名言となっていますので、もしかしたら『黒執事』シリーズを知らないという方であっても聞いたことのある名言ではないでしょうか?

6位 あくま(悪魔)で執事ですから

『黒執事』シリーズの名言ランキング第6位はセバスチャンの「あくま(悪魔)で執事ですから」です。この名言も先ほど紹介したセバスチャンの「イエス マイロード」と同じく、セバスチャンが頻繁に発する言葉となっています。悪魔であるセバスチャンの決め台詞とも言えるセリフとなっており、「あくまで」と「悪魔で」をかけた言葉となっています。

セバスチャンを最もよく表すセリフ

セバスチャンは作中において、悪魔という脅威的な存在であり、同時に執事という頼れる存在でもあります。この名言はそのようなセバスチャンの立ち位置を一言で言い表しているものであると言えるでしょう。洒落としてスマートに表現しているというのも、ウィットに飛んでいて余裕のあるセバスチャンらしい表現であると言えますよね。セバスチャンの名言の中でも特に彼の性格をよく表していると言えますね。

英語だとこのジョークは??

ちなみに、この「あくまで」と「悪魔で」を引っ掛けたジョークは日本語の同音異義語を引っ掛けたものとなっており、英語版ではそのまま悪魔と執事という単語を使い分けて表現をされているようです。この辺りの高度な日本語文法を使って表現というのは英語ではうまく表現はできないのは仕方ないことですが、この名言が洒落として成立するかどうかで、セバスチャンの人物像も随分異なったものに感じますよね。

5位 報酬として、貴方の魂をいただきます

『黒執事』シリーズの名言ランキング第5位はセバスチャンの「報酬として、貴方の魂をいただきます」です。この名言はセバスチャンがシエルと契約を結ぶ際にその見返りとして魂を求めたものとなっています。契約を果たす代わりに魂を要求するというのはいかにも悪魔らしくていいですよね。作中でも超重要キャラクターであるシエルが物語の終了とともに命を落とすことが確定しているというのも、ダークファンタジーとして深みがあって良いと思います。

シエルとの関係

この名言はセバスチャンとシエルの関係を最もよく表しているものであると言えるでしょう。セバスチャンとシエルは作中においてかなり良好な関係に見えますし、実際互いに信頼している描写も数多くあるのですが、あくまでも2人の関係は悪魔と契約をした人間であり、その裏にはシエルの魂を引き渡すという契約が含まれていることを忘れてはいけません。このような2人の絶妙な関係というのも本作の一つの魅力ですね。

4位 「嘘」もつき通せば「真実」になる

『黒執事』シリーズの名言ランキング第4位はシエルの「『嘘』もつき通せば『真実』になる」です。この名言はセバスチャンがかつて殺害した人物を探していたスネークという人物を迎え入れる時に、自らとスネークが探している人物との間に関係がないと嘘をついた後に、シエルがセバスチャンに放った言葉となっています。もちろんシエルはスネークが探している人物の殺害に関わっているため、スネークには嘘をついていたのです。

シエルの性格

この言葉は、シエルの性格を最もよく表しているものであると言えますね。シエルは目標のためなら嘘をつくことを躊躇わないキャラクターですし、作中でもこのような嘘をつくことがよくあります。契約悪魔として嘘をつくことをできないセバスチャンとは対照的な性格のキャラクターとして描かれているのです。その一方でセバスチャンもシエルのこのような言動に対して「そうですね」というだけであっさりと受け入れています。

世相を反映している

シエルの活躍した19世紀後半のイギリスは自らの国益のためにシエルがしてきたような嘘を多く活用していましたし、英国の貴族同士の争いでもこのような相手の裏をかく行動が必須でした。この時代の権力者たちはシエルのような狡猾さがないと生き残れないような時代でもあったのです。この名言はこのような19世紀の時代を反映しているものであると言えるでしょう。

3位 人間は誘惑に弱い。地獄の様な絶望の淵に立たされた時、目の前にそこから脱却できる蜘蛛の糸が現れたら必ず縋ってしまう...

『黒執事』シリーズの名言ランキング第3位はセバスチャンの「人間は誘惑に弱い。地獄の様な絶望の淵に立たされた時、目の前にそこから脱却できる蜘蛛の糸が現れたら必ず縋ってしまう...」です。 この名言は、ジャック・ザ・リッパー事件においてセバスチャンがウィルに放った名言となっています。

達観しているセバスチャン

セバスチャンは人間の見た目をしていますが、その正体は悪魔であり、人間とは全く異なった感性を持っているキャラクターとなっています。そのため、セバスチャンの名言の中には、このような人間の本質的な特性に対して悪魔という俯瞰的な立場から評しているものが数多くあるのです。このような人間を達観しした立ち位置である悪魔としての名言もセバスチャンの個性であるといえますね。

本作で重要なテーマでもある

そして、何よりも、本作では数多くの裏社会についての闇や事件が描かれることとなりますが、そのどれもが、人間自身の心の弱さから来ているものであることが多いです。人間である以上、どんな人にも恐怖心や交渉力があり、それゆえに故に、起きてしまう様々な事件を扱っているからこそ、悪魔という俯瞰的な立ち位置のセバスチャンの名言が刺さるようですね。

2位 所詮この世の正義など、力を持つ者が自分のために作った建前

『黒執事』シリーズの名言ランキング第2位はシエルの「所詮この世の正義など、力を持つ者が自分のために作った建前」です。 この名言は、シールがジョーカーに対して放った名言となっています。 これまで数多くの組織やキャラクターたちと敵対してきたシエルだからこそ言うことができる名言であるといえますね。

英国貴族であるシエルが言うことの意義

そして、何よりもシエル自身が英国貴族である事も、この名言に対して説得力を持たせている要素となっています。イギリスは本作の舞台となっている19世紀末から様々な調略を用いて、世界の大国にのし上がった国家となっており、まさにシエルの言っているこの言葉そのものは、英国の国家としてのあり方に起因しているとも言えるからです。

勧善懲悪ではない面白さ

このように本作では19世紀末という複雑な時代背景が設定されているということもあり、登場人物の中にもそれぞれの正義がある対立構造となっています。一概に勧善懲悪では片付けられないストーリー構成となっているところに、本作のドラマ性が隠れていると言えるでしょう。

歴史がわかるとさらに面白い!!

このようなシエルの名言は、もちろん、本作を純粋に楽しむだけでもグッとくるものとなっていますが、 当時の世界の情勢などを知っていると、さらに楽しめるものとなっているのです。歴史を知れば、さらに楽しむことができる作品となっていますので、ぜひとも当時の世界情勢についても勉強してみてくださいね。

1位 だから人間って面白いんですよね

『黒執事』シリーズの名言ランキング第1位はセバスチャンの「だから人間って面白いんですよね」です。 悪魔であるセバスチャンは時として人間よりも非道な行動を容易に行うキャラクターですし、悪魔が故の戦闘力の高さを持ち合わせているキャラクターとなっていますが、そんなセバスチャンであっても、多くの人間たちと関わっていくうちに、人間にしかない魅力に気づいていくこととなるのです。

物語を通して変化するセバスチャンの心境

セバスチャンは悪魔として普遍的なキャラクターではありますが、作中を通して様々なキャラクターたちと交流をする中で、人間に対する考え方が変わっていく人物でもあります。本作では、そんなある種のセバスチャンの成長と言う観点にも焦点を当てた作品となっており、この名言は、そんなセバスチャンの人間に対する心境の変化と心の成長を表すものであるとも言えるでしょう。

人間との絶妙な距離感の面白さ

このように本作は悪魔という複雑な立ち位置のセバスチャンが物語を進めていくにつれて、次第に人間たちを理解していくという面白さがあります。人間と悪魔という決して相容れない関係の人々だからこそ生まれるドラマ性が本作の1つの魅力となっているのです。

まとめ

いかがでしたか?今回は本作『黒執事』にて描かれることとなる様々な名言たちについて紹介をしてきました。『黒執事』シリーズは勧善懲悪ではない裏社会の複雑な対立構造と、人間と人間ではない者たちによる心境の違いによって生まれるドラマ性に定評のある作品となっています。他の作品では描かれることのない複雑なストーリー構成が故に、様々な名言が生まれる作品となっていますので、ぜひとも本作に登場する名言についても注目をしながら、本作を楽しんでみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

nissy

どうも、アニメや歴史、都市伝説系の記事を書かせていただいてます。ニッシーです。YouTubeのシナリオライターとかもやっているのでよかったらそちらの方も見てください。

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