2024年1月からアニメ化されるグルメファンタジー、『ダンジョン飯』は「ダンジョン内で死亡した妹を回収し蘇生したいけど、お金も食料も失ってしまったので、魔物で食いつないでダンジョンを踏破していく」というストーリーの、笑いあり、飯テロあり、謎マシマシの作品です！登場人物はみんなが濃いキャラクターで、種族も様々です。今回はそんなダンジョン飯に登場するキャラクターたちをまとめてみました！
目次
登場人物その① ライオス・トーデン 種族：トールマン
本作の主人公で、鎧を着込んだ戦士。冷静沈着で戦士としての実力もあり、皆のリーダーとしてパーティーをけん引する存在で、最大の武器は魔物マニアとも言われるほど魔物の生態や特徴を熟知していること。魔物食についても前々から興味があったため、魔物で食いつないで妹を助けにいくことにも積極的でした。頼れる存在ではあるものの、空気を読めない発言をしたり、騙されやすかったり、他人の顔を覚えられず、興味のあること以外に無頓着なところもあって彼を苦手とする人物もそれなりにいます。ボケ担当。
登場人物その② マルシル・ドナトー 種族：ハーフエルフ
知識と知性に溢れ、高度な呪文を操る魔法使い……ですが、鈍くさくてうっかり屋な一面もあるエルフの女性。魔物を食べることについては心理的な忌避感が強く、当初は絶対に食べたくないスタンスでしたが、食べてみたら意外と美味しいことも多く、複雑な心境になることも多いキャラクターです。エルフという種族もあり、美しい顔立ちをしていますが、マイペースなライオスにツッコミを入れたり、面白いリアクションをとるなど、ヒロインとしてはかなり酷い扱いのザンネンな美人です。ツッコミ担当ですが、扱いの酷さからギャグ担当でもあります。
登場人物その③ ファリン・トーデン 種族：トールマン
ライオスの妹。温和でマイペースな性格で癒し系の女性。職業は魔法使いで、回復魔法や補助魔法が得意で、特に除霊に関しては高度な技術を持っていました。パーティーがレッドドラゴンとの戦闘で壊滅しそうになった際、ドラゴンに食われかけながらも最後の力をふり絞って、パーティー全員を帰還させるも、自身が帰還することは出来ませんでした。レッドドラゴンの体内から骨を回収し、マルシルが黒魔術を使って蘇生させるものの、迷宮の支配者である狂乱の魔術師シスルによってキメラに変えられてしまいます。レッドドラゴンの血肉を使って蘇生したため、シスルに盲従するようになっており、彼女自身の意識はないままライオス達と敵対することになります。
登場人物その④ チルチャック・テイムズ 種族：ハーフフット
種族的に小柄で童顔なため、パッと見は子供にしか見えませんが、年齢は２９歳で妻子持ち。性格は思慮深く、気配りが出来るタイプ。リアリストではあるものの、パーティーが壊滅した後、パ―ティーを抜けるものもいる中で、ファリンの救出のためにライオスに同行するなど割と義理堅い一面もあります。職業はスカウトで、扉や宝箱の開場や罠を事前に察知し解除するスペシャリストです。半面、戦闘は苦手で後方支援に回ることが多いです。また、過去の経験からミミックやテンタクルスなど、罠型のモンスターを毛嫌いしています。
登場人物その⑤ センシ 職業：ドワーフ
ダンジョンの中で魔物食を研究しながら自給自足の生活を送るドワーフ。魔物料理に挑戦するも、四苦八苦していたライオス達の前に現れ、魔物食についてレクチャーします。レッドドラゴンの調理と実食という目的が一致したため、ライオス達とパーティーを結成します。料理全般が得意で、魔物料理についても詳しく、食事面でパーティーをサポートしつつ、戦闘では前衛として戦うことも多いキャラクターです。センシという名前はドワーフ語で「探究者」を意味しています。
登場人物その⑥ ナマリ 種族：ドワーフ
レッドドラゴンとの闘いで全滅した後、ライオスのパーティーを離脱したドワーフ族の女傭兵。父親は「武器屋」と呼ばれ武具の流通に携わっていましたが、横領が発覚した後に失踪。その後、ドワーフの地位向上のために父親の借金を返済するべく傭兵業を行っていましたが、パーティー壊滅後はより実入りのいいパーティーに参加しています。彼女自身も武器に対して造詣が深く、手入れや目利きにはうるさい。ライオス達に対してはパーティーを抜けたことに負い目を感じてはおり、抜けた後も気にかけていました。
登場人物その⑦ シュロー 種族：トールマン
ナマリと同様にレッドドラゴンとの闘いで全滅した後、ライオスのパーティーから離脱したメンバー。東洋風の男性で、刀を使っています。とても腕のたつ冒険者で、シーサーペントなどの巨大なモンスターも一刀両断するほど。ファリンに好意を抱いており、求婚までしていた彼がパーティーを抜けたのは自分の伝手を使った方が成功率が高いと感じていたため、独自にパーティーを組んでファリンを捜索していました。本名は『半本俊朗』でトシローと読みますが、呼び方が難しいためシュローと呼ばれていました。
登場人物その⑧ アセビ/イヅツミ 種族：トールマン
シュローの一行として同行していた忍者。パーティーが帰還する際に姿を消し、その後ライオスの前に姿を表します。黒魔術によって人間と獣の魂を混ぜられて獣人となり、自分の姿を元に戻すために黒魔術を使えるマルシルを利用しようと考えていましたが、マルシルでもその状態を解除することは出来ず、呪いの解呪の可能性に賭けてライオス達のパーティーに同行します。素手でも戦闘能力は高いものの、非常に気まぐれでワガママな性格なため集団行動は苦手。さらには偏食で気に入らないものは絶対に食べず、パーティーメンバーにもなかなか心を開きませんでしたが、徐々に心を開くようになっていきます。
登場人物その⑨ カプルー 種族：トールマン
癖っ気に褐色肌の冒険者。冷静沈着で人間観察が趣味。育ちが良く人当たりはよいものの、狡猾に物事を考える性格でもあります。迷宮に入る以前から、ライオスのことを認知し『特別に強い訳ではないのに、最も迷宮攻略に近い人間でありながら、人間に興味がない故に損得勘定のない行動をとる偽善者』であると考えており、その正体を暴こうと考えていました。その強さや行動原理が魔物の知識に溢れ、魔物食をこよなく愛する魔物マニアであることを知ります。その流れで魔物食と食べさせられるハメになり、殺して逃げようかと一瞬考えますが結局食べる羽目になってしまいました。
登場人物その⑩ シスル（狂乱の魔術師） 種族：エルフ
ダンジョンの主である褐色肌のエルフ。迷宮の外の者が必要以上に迷宮に干渉すると現れるとされ、レッドドラゴンを倒したライオス一行の前に現れて、蘇生したファリンをキメラへと変えてしまいます。ダンジョンを自らの主であるデルガル王の所有物だと認識しており、迷宮に干渉するものを盗賊や簒奪者と呼び、激しい憎悪を向けています。その正体はおよそ一千年前に存在した王国の宮廷魔術師で、当時の王デルガルへの忠誠心により迷宮の主となりました。その後、純粋な善意から王国の民たちに不老不死の呪いをかけ、ダンジョン内に縛りつけています。
登場人物その⑪ ミスルン 種族：エルフ
迷宮の調査や危険な迷宮を制圧するために組織されたエルフの精鋭部隊、カナリア隊の隊長。高度な転移魔法を操り、魔物に対する知識も豊富ですが、感情や欲求の殆どを失っています。元は迷宮の主で、食事、睡眠などの生存に必須の欲求すらも迷宮の悪魔に食われてしまいましたが、唯一悪魔への復讐心だけは食われなかったため、悪魔への復讐を糧に生きています。
【ダンジョン飯】登場人物まとめ
2024年からアニメ化のダンジョン飯に登場する主要キャラクターをまとめてみました！登場するキャラクターはみんな濃くてコミカルなキャラクターなので、愛着も湧きやすい登場人物たちだと思いました！ギャグあり、飯テロありなダンジョン活劇も面白いですが、徐々に明らかになっていく謎やクライマックスに向かっていく後半の展開も面白いので、一度で色んな角度から楽しめる作品となっています！アニメも勿論期待大なので、是非見て欲しいです！
