2023年7月にアニメが放送される『てんぷる』は、人一倍強い煩悩を抑えるために出家を決意した主人公が、何故か美人三姉妹の住む尼寺で修行することになってしまったというストーリーのドタバタラブコメです。キャラクターも可愛くて笑える作品なので、個人的にはアニメに向いている作品だと思います。日常もののドタバタギャグ作品で一話完結のエピソードも多いですが、大まかなストーリーの流れも存在するので、今回はその大枠のストーリーをまとめてみました!
目次
ストーリーその① 我が人生に女は不要!
大学生、赤神明光は女好きで女たらしの一族として有名で、明光の父親もいろんな女性とのラブロマンスで人生を謳歌していました。そんな父親の元、女たらしの一族として白い目で見られてきたせいで、明光は父親とは違う真面目で誠実な人生を歩もうとしていたのです。しっかりと勉強とアルバイトをこなし、安定した高収入と社会的地位を手に入れようと努力していました。自分に女は不要!そう思っていました。
ストーリーその② 血の呪いが発動してしまう……
しかし、ある日明光は偶然出会った美少女に一目惚れしてしまいます。そして、その一目惚れによって一族の呪いが発動してしまったのか、あるいは今までの禁欲生活の反動が来てしまったのか、勉強もアルバイトも身が入らなくなってしまいます。このままではまずいと考えた明光は、大学を休学し親戚から紹介してしまった寺に出家することを決意します。
ストーリーその③ 出家した先は美人三姉妹が住む尼寺だった!?
親戚から紹介された寺は普通の寺ではなく美人三姉妹が住む男子禁制の尼寺だったのです。どうやらその親戚は尼寺に変わっていたことを知らなかったようです。しかも、その尼寺に住む三姉妹の長女、蒼葉結月はあろうことか明光が一目惚れした美少女でした。連絡不備による誤解とラッキースケベが重なり、その場は荒れに荒れまくり、明光は変質者として警察に突き出されてしまいます。
ストーリーその④ 赤神明光、父が残した借金を背負う羽目になる
誤解は解けたもののこのまま居候するわけにはいかないと、寺を出て野宿をしようとする明光を放っておけなかった結月は一泊でいいから泊まることを提案します。そこで初めて二人はお互いの自己紹介のするのですが、実は明光の父親は結月の住む三日月寺に2000万円もの大金を借りていました。そのせいで明光は父親の借金を返さなければいけなくなってしまったのです。
ストーリーその⑤ お色気作戦で追い出されそうに
借金を労働力で返すことを条件に結月は居候を認めますが、次女の月夜やホームステイしているミアは認めようとしません。明光が無能であれば追い出す口実もあったものの、日夜様々なアルバイトをこなしていた明光は、料理・掃除・事務作業と何でもこなしてしまう極めて有能な男だったため追い出す口実が見つからず、お色気作戦で男の本性をさらけ出して追い出そうとします。それで一番胸が大きい月夜が色仕掛けを仕掛けに行きますが……。
ストーリーその⑥ 結月の身売り騒動!?
色々あって明光は寺に住むことが認められるも、寺ではそれ以外に大きな問題を抱えていました。それは寺が廃寺になってしまうかもしれないということで、廃寺にさせないためには代わりの住職が必要でした。結月は寺を守るために、別の男とお見合いをする話が決まっていました。しかし、そのお見合いにいく道中で様々なトラブルに巻き込まれたり、結月が身売りをするということに対しても明光は動揺してしまいます。
ストーリーその⑦ ミアさんの一族
お見合いの話は一先ず決着し、三姉妹とも打ち解けた明光ですが、ホームステイしていたミア・クリストフは明光との同居を認めようとしませんでした。明光と勝負して寺から追い出そうとするも、彼女はどうにもラッキースケベを受けてしまう星の元に生まれてきたようでした。実はミアの一族は好色一族と呼ばれるほどにエロいことオープンな血筋に育ち、そのことが原因で学友たちからは変な目で見られ、一族の教えがおかしいことに気づきこの尼寺へと逃げるようにやってきたのです。つまり、ミアの境遇は女版の赤神明光そのものだったのです。
ストーリーその⑧ 得度開始!!
ミアと明光は同じ境遇を持つ心の友となり、晴れて同居生活がスタートします。そして、結月たちは得度(住職になるための修行をする前の学習)をスタートさせるのですが、本来一年かかる得度を三ヵ月の間に済ませなければいけなくなってしまいます。三人は己の雑念を捨てるために、狭い部屋での同居生活やサウナに入っての修行で異性への耐性をつけることに。
ストーリーその⑨ お金がない!
結月・明光・ミアはいろんなハプニングがありつつも順調?に修行をこなしていきますが、そこで新たな問題が発生してしまいます。結月の得度式はこの寺で行われることに決まったのです。しかし、この寺の本尊はガムテープで修復している有様で、得度式までに本尊を修理する必要がありました。当然、この寺にそんなお金はありません。明光たちは来たる日までに、最低でも50万円ほどの金が必要になってしまったのです。
ストーリーその⑩ 金策
50万円という大金を稼ぐ手段に加え、食糧難も発生してしまいます。一人で抱え込む癖がある結月が無理をしすぎてしまったりとトラブルが多発しつつも、最終的にはみんなで寺を復活させる方向で決着します。
ストーリーその⑪ カグラさんの謎
ミアの親友で、彼女のホームステイに同行して付き人のような存在だった謎の女性・カグラさんがついにその本性と目的を晒し始めます。カグラは姦計を巡らせて、様々な形で明光を誘惑し始めます。それはひとえにミアを“好色女王育成計画”によって好色女王に仕立て上げるためでした。実はカグラは名家のミアの付き人的存在で、クリストフ家の工作員でもあったのです。明光の存在は好色女王の一歩となるはずでしたが、ふたりはあくまでも理性で煩悩を抑える方向で結託してしまったがために邪魔な存在となり、排除する方向で動き始めたのです。
ストーリーその⑫ 檀家総会!
お寺の修繕費に関しては色々あった結果、素直に檀家さんからのお布施を頼もうという話に落ち着きます。しかし、檀家さんがお金を出してくれるかはまた別のお話。お金を出してもらう代わりに自分たちに何が出来るかを皆で考えます。そして、檀家総会の当日の集まった檀家さんに頼むのですが、そこで議論になったのは『本当に寺はこの先も必要なのか』という事でした。そんな議論の中、檀家さんの孫が謎の鬼によって人質になってしまいます。
ストーリーその⑬ 追儺式
檀家さんの孫が人質になったのは、寺が企画した追儺式(豆まき)の催し物でした。追儺式はかつてのような大きな盛り上がりを見せ、明光の身体を張った鬼役やミアのコスプレ、神々しい住職姿の結月、これなかった檀家さんへの気遣いを見せた月夜たちの活躍によって、檀家さんたちはお寺の存続を支持し、本尊の修繕費を賄うためのお布施を貰うことに成功します。
ストーリーその⑭ ミアの妹、カグラの姉が襲来!?
お寺の存続も現実的になってきた最中、ミアとカグラの顔色が変わります。その理由はミアの妹とカグラの姉が寺にやってくるからでした。ミアの妹のサラは一族の教えに忠実!そんな妹が来たらミアの本性がバレてしまうかもしれないうえ、カグラの姉のミコトはやり手のカグラのさらに上を行くやり手で、カグラが手も足も出ないほど厳しくできる相手だったのです!これまで一族に反逆してきた二人に大きな試練が訪れます。
【てんぷる】ストーリーまとめ
てんぷるの大まかなストーリーの流れをまとめてみました!!前作で現在も連載中のぐらんぶるにも見られた顔芸やリアクションなどのギャグ要素は継承しつつ、クセの強すぎるノリと野郎の裸成分が美少女の裸成分に変わっている感じの作品で、ラブコメの雰囲気を堪能しつつも笑える作品となっています!アニメでは多彩な動きのリアクション芸や美少女キャラたちが躍動すると思うので、面白い作品に仕上がると思います!是非、視聴してみてください!