『ワールドダイスター』はアニメ、ゲーム、漫画など様々な展開が予定されているメディアミックスです。演劇に挑戦する女子高生たちをテーマにした「演劇ガールズ」プロジェクトで、春にはアニメが放送され、夏にはアプリゲームが配信されることで話題になっています。原作は無いのでまだ詳細は不明な部分も多いですが、キャラクターは既に数名公開されており、それに伴って担当声優も発表されています。今回は、作中に登場する4つの劇団からそれぞれ1名ずつ選出して、そのキャラクターたちの担当声優を紹介したいと思います！
物語のあらすじ
時は20世紀。輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、世の中は空前の演劇ブームとなり、数多くの役者たちが「ダイスター」を目指していました。そして更に、その頂点である「ワールドダイスター」となることを夢見ていました。主人公で高校生の鳳ここなも「ワールドダイスター」になる夢を追っていました。憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑み、ここなはそのオーディションできらめく才能の持ち主たちを目の当たりにします。舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が始まります。舞台役者の最高峰「ワールドダイスター」になるのは、一体誰なのでしょうか！？
鳳ここな（シリウス）役：石見 舞菜香
鳳ここな役を担当するのは、石見舞菜香さんです。2016年から声優としての活動を開始しており、2年後には自身のキャリアで初めての主演を演じています。中学生の時に声優の仕事に興味を持ち、声で人の心を動かせるようになりたいと考えるようになりました。声優になる前は滑舌が悪かったそうで、早く声優の勉強をしたいという思いから、高校在学中に声優の養成所に通い始めます。高校を卒業するタイミングで声優としてデビューしました。そういった頑張りがあったからこそ、デビューしてから今までの間で多くの作品に出演し主要なキャラクターを多く演じています。「ウマ娘」シリーズのライスシャワーは石見さんが演じた代表的なキャラクターです。
鳳ここなってどんなキャラクター？
この作品の主人公です。16歳の女子高生で、幼いころからシリウスの演劇に強い憧れを抱いていました。ワールドダイスターになるためにシリウスの入団オーディションを受けます。明るく元気な性格ですが、弱気になることも多く、気持ちの面で課題があるようです。自分とは違っていつも堂々としている静香に憧れています。
ラモーナ・ウオルフ（銀河座）役：田中 美海
ラモーナ・ウォルフ役を担当するのは、田中美海さんです。初めて声優として活動したのは、オーディションで「フレッツ光」のイメージキャラクターに抜擢されたことがきっかけでした。小さい頃からアニメが好きでよく観ていましたが、アニメのエンディングのクレジットを見た時に「アニメの声って人がやっているんだ」と思って声優を知るようになります。確かに、子どもの頃は声優という存在を知らないですよね。本当にアニメのキャラクターが存在するんだと思ったりします。小学校の卒業式で声優になると宣言し、中学校では演劇部に所属し高校では放送部に入部しました。小学校の時に宣言した夢が叶うなんて、それこそアニメのようなサクセスストーリーですよね！ちなみに意外と知られていないかも知れませんが、2022年には「きかんしゃトーマス」のトーマス役に抜擢されました。あの有名なキャラクターの声を演じるなんて、プレッシャーもあるとは思いますが凄いことですよね。
ラモーナってどんなキャラクター？
銀河座に所属している17歳の高校生です。両親の影響で日本文化に興味を持つようになります。ドイツにいたころはシリウスのカトリナと同じ劇団に所属していましたが、とあることがキッカケで銀河座に入団します。一体何があったのかは本編で明らかになるのでしょうか。人との繋がりを大切にし、絆が重要だと考えています。
千寿 いろは（劇団電姫）役：岡咲 美保
千寿いろは役を担当するのは、岡咲美保さんです。初めて主役を演じたのは『転生したらスライムだった件』のリムル役でした。今では『転スラ』と言えば誰でも分かるくらいの人気アニメの主役に抜擢されたのは、岡咲さんにとってとても大きなことだったと思います。デビュー前には『のど自慢』でゲストの水樹奈々さんの前で本人の曲を歌い、優勝しています。その後、「声優になるなら一から養成所で学んだほうが良い」というアドバイスをレコード会社の人から貰い、それが声優を目指すきっかけになったと語っています。筆者もその時の「のど自慢」をリアルタイムでテレビで観ていて、とても印象に残っているのですが、今こうして声優として活動しているのを知ると非常に感慨深いです。
いろはってどんなキャラクター？
劇団電姫に所属している高校生で、銀河座に所属している千寿暦の妹です。アニメと漫画が大好きないわゆる「オタク」で、コスプレ趣味をキッカケに劇団に入団することを希望します。おっとりした性格ですが、火が付くと突っ走る情熱的な一面もあります。
舎人 仁花子（Eden）役：斉藤 朱夏
舎人仁花子役を担当するのは、斉藤朱夏さんです。子どものころから人前で目立ったり、活躍したりするのが好きだったそうで、ダンスを始めた辺りからはステージに立ってパフォーマンスをしたいという思いが強くなっていました。『ラブライブ！サンシャイン！！』のオーディションに合格し、渡辺曜役で声優活動をスタートします。斉藤さん自身は声優になりたいと最初から思っていた訳では無く、元々ステージに立つのが好きだったので、気が付いたら声優になっていたという感覚だそうです。声優業は最初は慣れないことも多かったそうですが、今では声優としての活動を楽しんでいるそうです。演じている渡辺曜は、アクティブで元気な性格が自身と似ていることからとてもシンパシーを感じており、とても思い入れのあるキャラクターだと語っています。今でも、斉藤さんを象徴するようなキャラクターと言えると思います。
仁花子ってどんなキャラクター？
Edenに所属する高校生です。島育ちで元気に暮らしていましたが、同劇団所属の初魅に出会ったことでスカウトされ、演劇の道を歩むようになります。演劇経験はありませんが、純真無垢であるが故に役の憑依がすさまじいこともあります。
声優キャストの紹介まとめ
声優を知ると他に出演している作品のことを知れるので、新しい作品を知るキッカケになります。声優関連で観たいアニメをチェックしてみるのも楽しいのでオススメですよ！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
