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【BLEACH 千年血戦篇】今回初めて登場する霊王宮を少しだけ解説致します!(ネタバレ含みます、ご注意下さい)

更新日:

霊王宮

BLEACHで初めて「霊王宮」「霊王」の名が出てきたのは破面篇でした。藍染惣右介が霊王を殺害し自身が尸魂界を支配しようとしていた時に名前だけで実際には登場しませんでした。「千年血戦篇」では霊王宮もいよいよ登場し、戦いの舞台になっていきます。今回はそんな霊王宮とはどんなところなのか、少しだけご紹介したいと思います。

そもそも霊王宮とは?

霊王宮

尸魂界のはるか上空に存在しており「霊王」が存在する空間です。本来護廷十三隊の隊長ですら入る事は許されておらず、入る為には零番隊と一緒に行くか、零番隊の許可をもらうかしないのです。それは霊王宮に入るには「王鍵」が必要で王鍵とは零番隊に選ばれた際に霊王によって変質された彼らの骨の事なのです。故に霊王宮に入るには零番隊の力を借りなければ入れないという事です。

霊王宮と尸魂界の移動は?

「天柱輦」と呼ばれる零番隊の移動用の乗り物で、見た目は大きな柱のようです。霊王宮から尸魂界へは上から落ちてくるという表現が一番分かり易いのではないでしょうか。しかしこの天柱輦には自力で霊王宮に帰る機能はついていない為、空鶴によって打ち上げてもらい霊王宮に戻ることになります。

霊王宮って何があるの?

まず霊王宮に最初に着く場所が「霊王宮表参道」という本殿に続く入り口です。その奥に進むと繭のような形の本殿「霊王宮大内裏」があり、霊王が住んでいる場所になります。その周りにお盆のようなものが五つ浮かんでおり、そこは零番隊が一人づつ与えられている「零番離殿」という城があり、それぞれ街が形成されています。霊王宮には霊王、零番隊、そして住人が住んでいるのです。

霊王宮内での移動はどうする?

空間内での移動は全て飛んで行います。実際にどうするかというと、丸い台座の足場があり、そこの上に乗った状態でハンマーでスイッチを叩き、台座にはじき飛ばされる形で移動する様です。

霊王とはどんな存在!?

霊王

霊王は全ての死神の頂点に立つ存在といわれています。尸魂界を統括している最高司法機関の四十六室よりもさらに上の存在が王族であり、その頂点に立っているのが霊王です。実際に謁見した人物は殆どおらず、零番隊を除きほとんどの者は存在だけは知っているという状況です。

霊王を守護しているのは

零番隊ロゴ

瀞霊廷を守護しているのが護廷十三隊であるように霊王宮、つまり霊王を守護しているのが王属特務・零番隊です。また、瀞霊廷に通行証を持たない人物が侵入しようとする時に上から落ちてくる壁「瀞霊壁」は、普段は霊王の住む霊王宮を護っています。

霊王を守護する王属特務・零番隊とは

零番隊

霊王宮そして霊王を守護している存在ですが、5人の隊長だけで構成されており隊士は一人もいません。しかし、その5人の総力は護廷十三隊全戦力よりも上といわれています。また5人全員が何らかの異名を持っています。

零番隊の入隊条件は?

5人の隊長はそれぞれ尸魂界で何かを創り出し、霊王に「尸魂界での歴史そのものである」と認められたもの達です。これからその5人の隊長達をご紹介してこうと思います。

麒麟寺天示郎(きりんじ てんじろう)

麒麟寺天示郎横顔

零番隊第一官は東方神将、異名は「泉湯鬼(せんとうき)」。リーゼント頭でキセルを咥え、羽織をはおった色々な時代が混じったチンピラ風な外見をしています。しかし、見た目とはうらはらに面倒見も以外と良く思慮深い面も見せています。動くスピードも速く、砕蜂に動いた事を気づかれずに背後をとれるほどで、かつて「雷迅の天示郎」と呼ばれていました。

麒麟殿(きりんでん)の守護者

麒麟殿

「白骨地獄」と「血の池地獄」の紅白二つの温泉があります。白骨地獄では傷んだ霊圧を血と一緒に絞りだし、その後血の池地獄に入り体内に湯を補給します。これを何度も繰り返し体中の腐れた霊圧と血を湯と入れ替え、尸魂界で治療不可能だった重症者も完治させる事ができます。本来超霊糸で編んだ防護湯衣を着ていなければ過回復でグズグズに腐り破裂してしまう程強力なお湯です。また、卯ノ花烈に治療用の鬼道「回道」を教えた回復のスペシャリストでもあります。

泉湯鬼の能力は!

斬魄刀は「金毘迦(きんぴか)」、湯かき棒のような形状で鞘には平仮名で「きりんじ」と書いてあります。描写が少ないので斬魄刀の能力が不明なのが残念です。白骨地獄の湯を相手にかけ「過回復」によって肉体を破壊させたりします。

曳舟桐生(ひきふね きりお)

曳舟桐生

零番隊第二官は南方神将、異名は「穀王(こくおう)」。「千年血戦篇」が始まる110年前十二番隊を率いていた女性隊長、猿柿ひよ里が母親のように慕っています。曳舟桐生が創りだした「仮の魂」とそれを「体内に取り込む」技術、それが「義魂」という概念です。その概念の一端を使って創り上げたのが「義魂丸」でした。その功績が霊王に認められて零番隊へ入隊する事となりました。

臥豚殿(がとんでん)の守護者

臥豚殿

臥豚殿は食の宮殿で義魂の神髄を込めた食事を食べる事ができるレストランです。義魂の神髄とは自身の霊圧とは全く別の霊圧を体内に取り入れて自らの力の階層を上げる事です。曳舟桐生は料理を作る際に全霊圧を使い切るので全品作り上げた時には毎回激ヤセしてしまいます、それでは体がもたないので普通の時は出来る限り太るようにしているのです。激ヤセした時は巨乳美人の姿に変わります。

穀王の能力は!

命の檻

曳舟桐生の技「命の檻」、産褥(さんじょく)という樹の檻を作って相手を閉じ込めます。自身の霊圧を使って樹木を生みだし創り出した檻で、霊子を取り込む性質を持っているので同じ個所を連撃しても壊れないし、隙間を狙っても枝が瞬時に伸びて防御します。貫こうとしても成長速度が上回って貫通できません。霊子での攻撃は全て吸収してしまいます、曳舟曰く「そんなオイシイもの、この命の樹は逃しやしない」という事です。

二枚屋王悦(にまいや おうえつ)

二枚屋王悦

零番隊第三官は西方神将、異名は「刀神(とうしん)」。首にヘッドフォンをかけてDJのような風貌をしており、ラッパーのような話し方で相手を「チャン」付けで呼ぶノリの軽い感じですが、真剣な話しになると急に口調が変わります。普段の軽いノリは真意を隠すため敢えてそうしてるのかもしれません。

鳳凰殿(ほうおうでん)の守護者

鳳凰殿

零番隊の離殿ですが断崖絶壁の端にあるオンボロ小屋が鳳凰殿です。本人はそれが嫌でGalaxy鳳凰殿という豪華な偽鳳凰殿を造りました。二枚屋王悦は最初に「斬魄刀」を創り出した人物で、尸魂界の開闢以来全ての「浅打」を作っています、「浅打」とは六千名を超える護廷十三隊隊士全員が入隊と同時に正式授与される無銘の斬魄刀、死神達は浅打と練磨を重ね魂の精髄を浅打へ写し己の斬魄刀を創り出します。浅打は何にでもなれる最強の「斬魄刀」なのです。

刀神の能力は!

鞘伏

斬魄刀は「鞘伏(さやふし)」、王悦が言うには鞘伏は失敗作。切れ味が良すぎて刃がなめらかすぎる、刃こぼれせず血の一滴も刃につかない、そして収める鞘が創れない、保管するには専用の液体に浸して保管している。結局刀として成立しないので瀞霊廷に回すことができなかった、そういう意味で失敗作という事です。しかし、異常なまでの切れ味は王悦に言わせると「一振一殺Sa」です。

修多羅千手丸(しゅたら せんじゅまる)

修多羅千手丸

零番隊第四官は北方神将、異名は「大織守(おおおりがみ)」。零番隊5人の中で一番謎が多い隊長です。三日月をイメージした大きな髪飾りをつけ、背中には6本の義手がついているのが特徴的です。原作では性別は不明でしたが見た目やアニメでの声優さんなどから女性ではないかと推測されます。死神が創造できる最高の死覇装を創る事ができ治療で霊王宮に来た一護達にそれぞれあつらえました。

元技術開発局員!?

修多羅千手丸が技術開発局に保管してあった一護の折れた斬魄刀を持ってきた際、涅マユリに「妾が居た頃よりも随分と鍵は緩かったのう」と言っています。修多羅千手丸は技術開発局に在籍していたのでしょうか、技術開発局を立ち上げたのは浦原喜助でその時の副局長が涅マユリでした。修多羅千手丸はユーハバッハとも面識があるようですし、千年前に会っていたという事でしょうか.....修多羅千手丸と浦原喜助と涅マユリがどんな関係だったのか非常に気になりますね。

大織守の能力は!

修多羅千手丸の技

修多羅千手丸のは原作でも描写が少なく謎が多く、能力についても良く分かっていません。唯一使った技は、敵が着ている物を自身が作った反物で一瞬に作り替えて、大きな仕立て針で串刺しにして倒してしまいました。

兵主部一兵衛(ひょうすべ いちべえ)

兵主部一兵衛顔

零番隊のリーダー格、異名は「真名呼和尚(まなこおしょう)」。大きな数珠を首から下げて髭をはやし、ダルマのような容貌をしている。一護から「ハゲのおっさん」と呼ばれても怒る事もなく飄々と対応をしています、とても器の大きい人物です。

霊王から貰った名

兵主部一兵衛は尸魂界にあるあらゆる事象の名を最初につけた人物です。「斬魄刀」、「始解」、「卍解」なども全て兵主部一兵衛がつけたのでした。そして王悦が打った浅打が死神に渡った時点でその名の全てを把握しています。それは霊王から頂いた名に由来があり、貰った名が「まなこ和尚」で「真の名を呼ぶ」と書いて「真名呼和尚」となったのでした。阿散井恋次に蛇尾丸の卍解の本当の名を教えたのも兵主部一兵衛でした。

真名呼和尚の能力は!

斬魄刀を持った真名呼和尚

斬魄刀は「一文字(いちもんじ)」、大きな筆の形をしている刀で解放前でも筆先で触れた者の名前を半分にし能力も半分にする事ができる。解放後は筆先が厚い刃にかわり、尸魂界全ての「黒」を支配下に置き、自分の力に変えることができます。そして周りに墨をまき散らし、その墨に塗り潰された相手は名前を失って力を発動できなくなってしまいます。

まとめです

霊王宮

「千年血戦篇」で重要な舞台となる「霊王宮」をご紹介いたしました。ただ、物語の重要な話が展開される場所ですので今回はなるべく深いところまでは触れないように気を付けました。是非皆さんには放送でしっかり見て頂ければと思っています、少しでも興味が湧いて頂ければ嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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雨太郎

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