惑星のさみだれは2022年7月から放送される夏アニメの一作で、原作は2005年から2010年まで連載されていた作品で、実に12年越しのアニメ化となりました。日常と非日常を合わせたバトルファンタジ―で、その引き込まれる内容から知名度は低いながらも隠れた名作として扱われていましたが、ここに来てアニメ化となりました!今回はその惑星のさみだれに登場する主要登場人物を紹介していきたいと思います!
目次
- 登場人物その① トカゲの騎士 雨宮夕日
- 登場人物その② トカゲの従者 ノイ=クレザント
- 登場人物その③ 騎士たちの姫で魔王? 朝日奈 さみだれ
- 登場人物その④ カラスの騎士 東雲 半月
- 登場人物その⑤ さみだれのお姉ちゃん 朝日奈 氷雨
- 登場人物その⑥ カラスの騎士 東雲 三日月
- 登場人物その⑦ 馬の騎士 南雲 宗一郎
- 登場人物その⑧ 蛇の騎士 白道 八宵
- 登場人物その⑨ 黒豹の騎士 風巻 豹
- 登場人物その⑩ ネズミの騎士 日下部 太朗
- 登場人物その⑪ カマキリの騎士 宙野 花子
- 登場人物その⑫ 鶏の騎士 星川 昴
- 登場人物その⑬ 亀の騎士 月代 雪待
- 登場人物その⑭ フクロウの騎士 茜 太陽
- 登場人物その⑮ カジキマグロの騎士 秋谷 稲近
- 登場人物その⑰ 魔法使い アニムス
- 登場人物その⑱ 精霊 アニマ
- 【惑星のさみだれ】登場人物まとめ
登場人物その① トカゲの騎士 雨宮夕日
本作の主人公の大学生。当初は合理的でひねくれもので冷淡な性格をしており、積極的に誰かと関わろうとはせず、トカゲの従者のノイに対してもぞんざいに扱っていました。幼少期に両親を失い、さらに祖父から虐待を受けていたことから重度の人間不信となっていました。しかし、さみだれとの出会いや兄貴分となった東雲半月との出会いと別れ、そして祖父との和解を経てその性格も少しずつ変わっていきます。
登場人物その② トカゲの従者 ノイ=クレザント
ある日突然雨宮夕日の前に現れたトカゲ。地球が滅亡するという危機に抗うため、夕日の前に現れ、従者の指輪と超能力を授けます。騎士道精神に溢れる真面目な性格で、騎士に選ばれた夕日に協力を仰ぎますが、当初はかなりぞんざいな扱いを受けていました。戦いが始まってからは次第に打ち解け、よきパートナーとなっていきます。
登場人物その③ 騎士たちの姫で魔王? 朝日奈 さみだれ
本作のヒロイン。精霊アニマによって選ばれた、騎士たちの守るべき姫。泥人形に対しても単体で殴り倒せる最強の戦力です。しかし、その裏では自ら地球を破壊しようと目論む魔王でもあります。関西出身で明るく元気な高校生ですが、実は重い病を患っており、本来は余命いくばくもない状態をアニマの力によって健康を保っているだけであり、地球を巡る戦いに決着がつくということはその状況に逆戻りすることを意味します。
登場人物その④ カラスの騎士 東雲 半月
犬の騎士で、自称何でも屋の青年。古雲流という古武術をたしなんでおり、一人で暴力団を壊滅させるなど非常に腕っぷしが強く、泥人形との戦いでも一人で泥人形を倒すほどの実力者。夕日やさみだれにとっては身近で頼れる兄貴分で、彼らに大きな影響を与え続けます。さみだれの姉、氷雨に一目惚れしたことから彼女にアプローチをかけますが、その後の泥人形との戦いで夕日を庇い……。
登場人物その⑤ さみだれのお姉ちゃん 朝日奈 氷雨
夕日の通う大学で助教授をしているさみだれのお姉ちゃん。フランスに留学し博士号を取得するほどの才女ですが、それを感じさせないほどにフランクな性格。さみだれのことを溺愛しており、夕日を通して知り合った東雲半月に一目惚れされます。彼女自身も憎からず思っていたようですが……。
登場人物その⑥ カラスの騎士 東雲 三日月
カラスの騎士。東雲半月の弟。半月と同様に腕っぷしが強いが、半月の使う古武術は使わず戦い方は我流。社交的な性格でいつも皆の輪の中心にいるムードメーカーですが、その内面は戦うことが何よりも好きな戦闘狂。南雲宗一郎と戦うまでは掌握領域を知らず敗北しますが、1週間の山ごもりで掌握領域の使い方をマスターし宗一郎にリベンジを果たします。さみだれに好意を持ったことや、夕日が半月の技術を受け継いだことから執着し、ライバルのような関係となります。
登場人物その⑦ 馬の騎士 南雲 宗一郎
馬の騎士。騎士の中で最年長の42歳。現在は無職ですが、元々は刑事で戦いに巻き込まれてから刑事を辞めるも、未だに警察との繋がりは持っています。最年長で皆をまとめるリーダー的存在であり、泥人形との戦闘やその後の後処理や、年少組の指導なども率先して行う頼れる大人。従者のダンス=ダークはダンスインザダークという競走馬が元ネタだと思います。
登場人物その⑧ 蛇の騎士 白道 八宵
蛇の騎士。穏やかな性格の美人で心優しい性格の持ち主、ただし怒らせると怖い性格でときには冷酷な選択をすることもあります。ホームレスの神余から剣術の指導を受けており、泥人形との戦いでは掌握領域を木刀に纏わせて戦う。隠れオタクでコスプレが趣味。泥人形との闘いがきっかけで雨宮夕日に好意を寄せるようになりますが、夕日とさみだれの地球を破壊する計画を知ってしまいます。
登場人物その⑨ 黒豹の騎士 風巻 豹
黒豹の騎士。恰幅のあるのほほんとした雰囲気の男性。しかし、強い知識欲からアニムスとの交流があり、契約の願い事にはアカシックレコードの掌握を願うなど、知識のためなら常軌を逸した行動を取ることもあります。ただし手段を択ばない外道ではなく、あくまでも知識を得ることは人類を幸せにするための手段であり、目的ではないという信条を持っています。
登場人物その⑩ ネズミの騎士 日下部 太朗
ネズミの騎士。カマキリの騎士、宙野花子とは家が隣同士の幼なじみ。素直で明るい性格から皆に慕われる男子高校生。花子に好意を寄せてはいますが、花子はあまりその気がなく殆ど進展はありませんでした。元々が小心者で、泥人形との戦いに関しても恐怖心を抱いていましたが、それでも泥人形に対して向かっていける勇気を持っていました。
登場人物その⑪ カマキリの騎士 宙野 花子
カマキリの騎士。ネズミの騎士、日下部太朗とは幼なじみで家も隣同士。感情の起伏が少なく、何事にも執着しないことから、契約の願い事に偶然ニュースで見た連続強盗殺人犯の死を願います。そのことから業を背負ってしまい、死亡率が高まってしまいます。太朗のことは手のかかる弟のように思っていましたが、太朗はいつの間にか人生の目標を決め進んでいたことから置いて行かれたような気持ちになっていました。
登場人物その⑫ 鶏の騎士 星川 昴
鶏の騎士。中学1年生で亀の騎士、月代雪待とは幼なじみ。ボーイッシュな見た目の女の子で、雪待とともにカジキマグロの騎士、秋谷稲近から指導を受けていました。見た目から活動的な女子に見えますが、実は気が弱く運動は苦手。しかし、思考力や判断力に優れており、雪待とは抜群のコンビネーションを見せます。
登場人物その⑬ 亀の騎士 月代 雪待
亀の騎士。星川昴とは幼なじみでマイペースな女の子。こう見えて活動的な一面もあり、小学生から続けていた空手を今でも続けており身体能力は高い。昴と二人で使う掌握領域「最強の盾」と「最強の矛」は圧倒的な防御力と攻撃力を持ちます。
登場人物その⑭ フクロウの騎士 茜 太陽
フクロウの騎士。実母が死去して以降再婚した継母との折り合いが悪く、半育児放棄の状態であったことから地球を救う戦いには参加しておらず、アニムス側についていました。夕日を始めとした大人たちや、同年代の昴や雪待との交流を経て徐々に心を開くようになります。
登場人物その⑮ カジキマグロの騎士 秋谷 稲近
カジキマグロの騎士。元々アカシックレコードに触れたことで全能の力を得た超能力者。500年間生き続けて、その半生であらゆる者たちにあらゆる知識を授けてきた。自分が500年前に死ぬこともすでに知っており、最後の教え子として星川昴と月代雪待に力の使い方を指導します。最後は二人を庇い致命傷を負って死亡。その際には願い事による延命が可能でしたが、それをせずに人生を終えます。また、その500年という年月や知識を得ることについての執着はとある人物との関連性を示唆しています。
登場人物その⑰ 魔法使い アニムス
泥人形を生み出し、騎士たちと対立する魔法使い。地球を破壊する泥人形、ビスケットハンマーにより地球の破壊を目論んでおり、その使用条件を満たすために泥人形で騎士たちを襲撃します。その正体は未来で生まれた超能力者であり、地球を破壊することで時空を遡れることを知ったことから時空を遡り原初の知識を得ることを目的としていました。
登場人物その⑱ 精霊 アニマ
魔法使いアニムスと対立し、騎士と泥人形との戦いの根幹となる人物。さみだれと契約し彼女を姫とした精霊で、長い間姿を見せていませんでしたが突如として騎士たちの前に姿を現します。マイペースで説明不足なところがあります。その正体は未来で生まれたアニムスの双子の妹。兄を止めるため、幾度となくアニムスに挑み続けていました。
【惑星のさみだれ】登場人物まとめ
惑星のさみだれに登場するキャラクターたちをまとめてみました。非日常バトルファンタジーの本作ですが、日常パートでのキャラ同士のほうがむしろ重きが置かれている作品で、日常でのキャラクター同士のやりとりも本作の見どころで関わるキャラも非常に多いです。日常と非日常を併せた魅力的な作品なので、7月からの放送をぜひ見てほしいです!