2022年の冬アニメとして放送されるライトノベル原作のアニメ「天才王子の赤字国家再生術」は、お金も資源も人材もないないばっかできりがない王国の天才王子ウェインが卓越した頭脳や政治力、行動力で国を再生させていくというストーリーです。今回はその登場人物たちを紹介していきたいと思います!
目次
天才王子の赤字国家再生術のあらすじ
金・資源・人材と全てが足りていない弱小国家であるナトラ王国の王子ウェインは国王の体調を理由に若くして国政を担うことになります。天才的な頭脳や政治力を持つウェインは稀代の賢君となるだろうと国民の信頼もあったのですが、当のウェインはないないずくしの国家を早々に見限り、国を売って悠々自適な生活をしようと企んでいました。しかし、国際情勢が大ファンブルを起こし、予想もつかない状況となったことで必死に立ち回らざるをなくなったウェインは、その能力を遺憾なく発揮し、本人の思惑とは裏腹に名声を高め、国家を繁栄に導く羽目になってしまいます。
登場人物① ウェイン・サレマ・アルバレスト
ナトラ王国の国王が病に伏したことで若くして国政を任された王太子。卓越した頭脳、政治力、胆力、腕っぷしの全てにおいて優れ、国内外から高い評価を得るも、当人はナトラ王国に未来がないことを分かっており、国を売って悠々自適な生活を送りたいと思っています。下手に目立って面倒ごとになることを嫌ってはいるものの、予想以上に成果をあげすぎたり、不安定な国際情勢に振り回された結果、自身の思惑とは裏腹に名声を高め、詰んでる国家を繁栄に導いていきます。
苛烈な一面もあり
常に損得勘定を計算し、冷静沈着にことを運び、裏ではこそこそやって最善の結果をだす思慮深い性格ですが、自身の身内が逆鱗であり、特に側近のニニムとその一族を侮辱されたときには相手が他国の国王ですら問答無用で殺害してしまうほどの苛烈さも持ち合わせています。
登場人物② ニニム・ラーレイ
ウェインの幼馴染にして側近。冷静沈着でウェインがもっとも信頼している人物で一番の理解者。変装や諜報に長け、常にウェインがそばにおく存在で、ニニム自身も聡明で頭の切れる人物であり、ウェインの本性や考えを理解しつつ、ウェインに対して遠慮なくモノを言える数少ない人物です。ウェインの無茶な行動には文句を言いながらも完璧にサポートをこなします。
差別を受ける種族
フラム人という人種で、綺麗な白色の髪に赤い瞳が特徴的な美少女。ただし、フラム人はナトラ王国以外では苛烈な差別を受けている種族であり、変装に長けるのも迫害から逃げるためという理由があります。ウェインとは固い絆で結ばれており、ウェインの妹のフラーニャからは兄と結婚してほしいと思われています。
登場人物③ フラーニャ・エルク・アーバレスト
ナトラ王国の王女様。ウェインの妹で心から兄を慕っており、全面的に兄を信用しています。素直で心優しい性格ですが、聡い一面もあります。ニニムのことも慕っており、将来は結婚してほしいと思っています。フラーニャにもフラム人のナナキという側近がいます。
登場人物④ ロウェルミナ・アースワルド
ウェインが売国しようとしたアースワルド帝国の第二皇女。ウェインが留学していたときの同級生で、そのときには田舎貴族のロワ・フェルビスを名乗っていました。洞察力のあるウェインがその正体に気づかないほどで、ウェインが認めるほどの明晰な頭脳を持ち、何かとウェインを厄介ごとに巻き込んでいました。
野心を持つ皇女さま
安泰と思っていたアースワルド帝国にて、現国王の急死による帝位継承問題が巻き起こったことをきっかけに自身が女帝として成り上がろうとする野心を持っており、そのためにウェインを巻き込むことを画策し、縁談話に名乗りを挙げます。ウェインのことは憎からず思っており、ウェインとニニムの関係にあこがれています。
登場人物⑤ フィシュ・ブランデル
ナトラに駐在する帝国大使館の女性。帝国にとって地理的に重要な場所であり、好条件を結べるようにウェインと協議を重ねます。ナトラ王国がいずれ属国になったことを考え、帝国の資金とノウハウを提供します。優秀な女性ではありますが、結果的にウェインに出し抜かれてしまった形となり失脚します。後にロウェルミナに見いだされて秘書となり活躍します。眼鏡で巨乳の美女。
大ファンブル
帝国軍のノウハウや資金をナトラに流し、いずれ属国になるときの布石にすることと、国を売って悠々自適に暮らしたいというウェインの思惑が重なったことで双方が望む結果になるはずでしたが、帝国現国王が急死したことでご破算となり、ナトラ駐留軍を撤退させざるをなくなり、結果としてナトラに資金とノウハウを流すだけの結果となってしまいます。ロウェルミナは全てにおいてウェインに出し抜かれたと考えていますが、実はウェインにとっても大ファンブルの結果だったので完全に誤解。
登場人物⑥ ナナキ・ラーレイ
フラーニャに仕えるフラム人の少年。寡黙でぶっきらぼうな性格をしていますが、フラーニャのことは大切に思っています。腕っぷしも強く、隠密行動や変装も得意なことからウェインに頼まれて裏で動くこともあります。
登場人物⑦ ゼノ/ゼノヴィア
マーデン王国がカバリヌに攻め滅ぼされた後、難を逃れた第二王子ヘルムートを旗頭に集まった反乱軍の幹部。ウェインがカバリヌに向かう道中でなにものかに襲撃され、それを反乱軍に助けられたことからヘルムートの名代としてともにカバリヌへと向かうことになります。男性の姿をしていますが、見れば女性と分かるのですが、大人の事情で男性のふりをしています。ちょっと熱くなりやすい性格で、国を滅ぼしたカバリヌと国を売ったホロヴィエに並々ならぬ憎悪を抱いています。
実は…
その正体はマーデン王国の王女。父親の暴政を諫めたために王宮から遠ざけられていましたが、その結果マーデンがカバリヌに侵攻され父親が討ちとられたときには難を逃れ生き延びます。その後は、第二王子ヘルムートを名乗り反乱軍を率いていましたが、ウェインと同行し、カバリヌでウェインと選聖候たちとのやりとりを見て現実を知ります。結果としてマーデンを解放し、独立を果たす機会が巡ってくるも、ナトラに臣従することを選びます。それはウェインにとって面倒が増える提案でしたが、ウェインがカッとなってカバリヌ国王オルドラッセを惨殺し、その後の大立ち回りの後処理に追われている隙に裏で根回しを済ませ、まんまとウェインを出し抜きます。
【天才王子の赤字国家再生術】 登場人物まとめ
2022年冬から放送される「天才王子の赤字国家再生術」の登場人物をまとめてみました。キャラクターも可愛くて、ストーリーも分かりやすく面白いです。冬アニメで期待の一作品なので、ぜひ見てください!