『賢者の弟子を名乗る賢者』は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていたWEB小説をもとに、2014年からGCノベルズで連載されている異世界転生ジャンルの小説です。2022年の1月にはアニメ化も決まっていることで注目されています。この記事では『賢者の弟子を名乗る賢者』に出てくる主要な登場人物たちを紹介したいと思います!
『賢者の弟子を名乗る賢者』ってどういうお話??
28歳の青年である咲森鑑はVRMMOの「アーク・アースオンライン」というゲームで九賢者の一人「ダンブルフ」という白髭の老人としてプレイしていました。ある時、キャラクターのリメイクで女性キャラクターのアバターを作って遊んでい咲森は、そのまま寝落ちしてしまいます。目を覚ますと、そこはなんとゲームの世界。ゲームの世界に飛ばされたうえに賢者「ダンブルフ」ではなく、咲森が遊びで作った女性キャラクターのアバターの姿になっていました。その後成り行きで賢者の弟子の「ミラ」を名乗ることになり、銀髪の美少女「ミラ」として新しい世界で冒険していくことになります。
ミラ / ダンブルフ・ガンダドア
『賢者の弟子を名乗る賢者』の主人公です。本名は咲森鑑(さきもりかがみ)という青年で、元のアバターはダンブルフという渋い老人の姿でした。何となく作ったシルバーブロンドの少女の姿になってゲームの世界に入ってしまったことに咲森はひどく驚き動揺します。徐々にゲームの世界が現実になっていることに気づいた咲森は、九賢者であるダンブルフが少女の姿になってしまったことを知られては良くないと思うようになります。そこで本名である「鑑」を英語にしたmirror(ミラー)をもじった「ミラ」という名前を名乗るようになります。中身が老人の賢者なので、見た目は少女ですが一人称が「わし」になっています。
元々の姿は・・・?
ミラの元の姿はダンブルフという画像にある賢者であり、老齢の渋い印象でした。画像の姿から銀髪の美少女になったと考えれば、とても大きな変化を遂げてしまったことが分かると思います。性別も雰囲気も真逆なので、見た目に話し方を合わせられないのも無理はありません。ちなみにミラの正体は咲森であり、老人ではありませんが、咲森がダンブルフに思い入れが強いこともあり、キャラクターに合わせた一人称を使っています。
ルミナリア
九賢者の一人で、「天災のルミナリア」という二つ名があります。燃え盛る炎のような赤い髪をしています。咲森鑑と同じくVRMMOのプレイヤーで、ミラよりも20年前にゲームの世界に転移してきました。男性が好むような魅惑的な姿をした美女ですが、中身は男性のゲームプレイヤーなので、同じく中身が男性のミラとは男言葉で会話をしています。間違えて女性の姿になったことに困惑しているミラとは違い、ルミナリアは女性の姿を楽しんでいます。
ソロモン
ゲーム内に出てくる王国「アルカイト王国」の王で、ミラとは対照的に少年の姿をしています。ミラやルミナリアと同じくVRMMOのプレイヤーです。30年前からゲームの世界にいることから、ミラやルミナリアよりも前にゲームの世界に転移していることが分かります。ミラの正体であるダンブルフとは友人の関係でした。最初の頃からミラの正体がダンブルフだと確信していたようで、ミラに九賢者の捜索を依頼します。ミリタリーが好きという一面も持っています。
マリアナ
ミラの補佐官を務める妖精族の女性です。本来はダンブルフの補佐官でした。ダンブルフがいなくなってからも1人で留守を守り続け、ダンブルフのことをとても大切に思っていました。ダンブルフの弟子を名乗るミラからダンブルフは無事だと聞いた時は、思わず安堵して涙していました。自分自身がダンブルフであることを隠すことに罪悪感を感じたミラは、マリアナに自身の正体を明かします。マリアナは再会できたことに感動し、ミラとの距離を積極的に縮めようとします。
『賢者の弟子を名乗る賢者』登場人物の紹介まとめ
『賢者の弟子を名乗る賢者』は見た目と中身が一致しないキャラクター等様々な登場人物がおり、異世界転生の作品の中でもかなり個性的な作品です。2022年の1月にはアニメが放送されるので、期待が更に高まりますね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。