CLANNADはビジュアルアーツ/Keyより2004年にPCゲームとして発売され、PS2をはじめ様々なコンテンツにも移植版が発売された大人気恋愛アドベンチャーゲームです。そのゲームを原作に、2007年にアニメ化、翌年の2008年には第二期となるAFTER STORYもアニメ化され、ゲーム発売から15年、アニメ化からも10年以上経った今も大人気の作品です。とても心温まる話や、見るもの皆が涙した感動的なストーリーがとても話題となりました。今回は涙なしでは見られないような名シーンの中で出た名言をピックアップしていきます！
目次
CLANNAD（第一期）の内容紹介
怪我によりスポーツを諦め不良として過ごしていた主人公の岡崎朋也は、ある日学校へと続く坂道で一人立ち止まる古河渚と出会いました。その出会いが灰色だった岡崎朋也の人生に大きく色を付けることとなるのでした。渚と知り合ってから過ごす学園生活は今までとは全然違う日々で、そんな渚の願いである演劇部の復活の為に様々な困難を乗り越えていき、二人の気持ちは接近していき、互いに成長していくストーリーとなっています。
CLANNAD-AFTER STORY-（第二期）の内容紹介
出典: CLANNAD
岡崎朋也と古河渚が卒業するまでの話と卒業以降を描いた作品です。渚は病気のために一年遅れて卒業、岡崎は知り合いが働いている電気工の仕事をしています。そんな二人は共に暮らしはじめ、幸せな毎日が始まり、そんな毎日がずっと続くと思っていました。しかし、とても悲しい運命が二人を待っているのでした。
CLANNAD 名言10位
「それと便座カバー」（春原陽平）
出典: CLANNAD
散々感動とか煽っておいて始まりがこれでごめんなさい（笑）でもこの発言も当時から相当話題になり、感動場面が多いCLANNADの中ではとてもいい潤滑油として躍動していましたね。岡崎にそそのかされてうっかりは発したこのセリフですが、春原のいいキャラが凝縮された素晴らしいフレーズだと思います。
CLANNAD 名言９位
「おとといは兎をみたの。昨日は鹿。今日はあなた」（一ノ瀬ことみ）
出典: CLANNAD
朋也と幼少期ぶりに再会したことみが発したセリフです。初めて聞いた時は本当に何を言ってるのだろうと思ったのを覚えています。ですが、話が進むにつれて徐々に少しづつ明らかになっていきます。ことみが天才設定なのでその影響なのか、言葉で説明できないくらいに深いんですよこのセリフ。とりあえず、このセリフは元ネタがあって、ことみがいつも持っている小説がたんぽぽ娘という小説で、その中に出てくるフレーズです、実在する小説でして、ことみのシナリオとたんぽぽ娘は色々とリンクするようなシーンが多いです。
CLANNAD 名言８位
「占いは外れることもありますから、 悪い結果が出ても、本人や周りの人の努力しだいで、 未来は変えることも出来ると思います。」（藤林諒）
占いが大好きな藤林諒のセリフですね。占いの結果が悪くても占いは結局は占いだから、どうにでも出来るんですよと励ます台詞となっています。例え一人じゃ厳しくても、周りの誰かが助けてあげればいい、確かにとしか言いようがない正論です。占いの結果が悪くても前向きに、逆に先に起こることが知れて道を変えるチャンスをもらえたと思えば逆にラッキーとも思えますからね。さらに逆に考えたら、いい結果が出てもそれを聞いて胡座をかいてたらラッキーも逃げてしまうかも知れませんね。
CLANNAD 名言７位
「風子参上！」（伊吹風子）
出典: CLANNAD
セリフだけ聞いたらネタ枠かと思うかも知れませんけど、ネタ枠です（笑）ゲームでは風子ルート以外での風子の出番がほぼ無く、アニメスタッフが風子ファンのために追加で出番を作ったのがこの風子参上との説も濃厚なこのセリフですが、岡崎が困った時にどこからともなく風子が参上します。そして、特に役に立つこともなく去っていきます（笑）でも良いですよね、風子なりに手助けしようと出てきたわけですし、一生懸命さは伝わってとても癒やされます。
CLANNAD 名言６位
「町も人も、みんな家族です。だんご大家族です」（古河渚）
出典: CLANNAD
渚の大好きな一昔前に流行ったというだんご大家族、初期はただの一つのネタかと思っていたのですが、このセリフをはじめ、後半になるに連れてだんご大家族がどれほど重要なパワーワードになったことか。例え育った町の景色や人は変わっても、それでもこの町を愛している渚ならではの発言ですよね。そんな渚だからこそ町は奇跡を起こしたのでしょう。
CLANNAD 名言５位
「風子と友だちになってください」（伊吹風子）
風子シナリオのラストシーンで、みんなの記憶からは消えてしまった風子ですが岡崎の夢に出てきます。岡崎が夢の中で記憶の片隅から呼び出した風子でしょうか、この時の映像といい、風子が目を覚ましたらきっとこうやって走ってくるんだろうなーと思わせてくれる素晴らしいシーンで名言でした。みんなが風子がくれた明らかに星にしか見えないヒトデの木彫りを見て声を合わせて「ヒトデ」って言うシーンからの流れからですので、本当に個人的に好きすぎるせいかとても感動したのを覚えています。
CLANNAD 名言４位
「そうか、いつの間にかやり終えていたのか…」（岡崎直幸）
出典: CLANNAD
CLANNADの中でも屈指の号泣シーンであり、岡崎の父、直幸のセリフですね。息子に怪我をおわせてからは正直父親としては何一つしてあげてる描写もなく、しまいには冤罪的な感じで捕まってしまい、朋也からは疫病神扱いされていた直幸ですが、朋也が祖母と出会い、直幸が自分を育てるために犠牲にしてきた沢山のことに気づき、智也自身も父親となってわかったこともあり、最後は感謝を告げて和解することとなったシーンでの直幸のこのセリフです。朋也を育てることだけに注いできた人生、そして、息子から告げられるやりきったという事。結構視聴者も直幸には失望していたのですが、本当に最後の最後で直幸は全て許されましたね。
CLANNAD 名言３位
「いつも楽しい場所に風子を引っ張って行ってくれて、 毎日がお祭りみたいでとても楽しかったです。 ありがとうございました。風子、楽しかった ...です」（伊吹風子）
出典: CLANNAD
風子シナリオのクライマックスのシーンです。それまでは岡崎に対しては比較的生意気な態度が多かった風子ですが、自分のため、そして風子のお姉ちゃんの為に一生懸命頑張ってくれた岡崎と渚に対する最後の言葉。後ろ姿のみのシーンですが、岡崎と渚のすすり泣きが徐々に聞こえてきて、見ているこっちも全く同じ状況となってしまいました。この後のお姉ちゃんの前に幻想的な感じで現れて、おめでとうって言うシーンにも繋がって本当に素晴らしかったです。
CLANNAD 名言２位
「楽しいことは、これから始まりますよ」（伊吹風子）
出典: CLANNAD
AFTER STORYの最後の最後で風子がたまたま見つけた寝ている少女に発したセリフ。風子が目をさますことが出来たこと、渚と汐が生きていられたこと、みんなが素敵な日々を迎えることが出来ている世界だからこその発言。楽しいことがないなら探せばいいという第１話の岡崎のセリフとこの最後の風子のセリフはどこか繋がっていると思います。たくさん辛いことがあって、それを乗り越えてのこのセリフですからね、最終回の感動も相まって本当にCLANNADの中では印象に深く残っています。
CLANNAD 名言１位
「渚、見つけたよ、やっと見つけたんだ、俺にしか守れないもの、俺にしか守れないかけがえのないもの、それは、ここにあった」（岡崎朋也）
出典: CLANNAD
CLANNAD涙腺崩壊シーンで１位２位を争う名場面で発した朋也のこのセリフ。渚を失ったショックからの育児放棄、そして５年ほどぶりに会った我が子。一緒にでかけた場所は幼少期に朋也も父親と来ていた場所、そこで祖母と出会い、父親の大変さを聞き、父親が愛した人がこの世に残してくれた大切な存在の事を、それは朋也であること、その朋也を自分の人生を犠牲にして一生懸命育ててくれた事を知り、自分も父親として何をすべきか気づいた朋也。渚が残してくれた大切な宝物をこれからは今までの分も必死に面倒を見て取り返す事を決意した朋也に号泣必至です。
CLANNAD名言まとめ
出典: CLANNAD
個人的に風子が好きなので少し多くなってしまってすいません（笑）名言ということで今回は１０個に絞ったんですけど、入れてあげられなかった名言もまだまだありますし、自分的にはそこまでだったセリフも見る人聞く人によっては名言になるようなセリフも沢山あると思います。CLANNADはそういうのがとても多く、本当に深い作品です。最近感動してないなーとか思ったりしている方でCLANNAD未視聴の方はぜひCLANNADを見てくださいね。それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
