刃牙シリーズの最凶死刑囚編で登場する5人の死刑囚の一人・スペック。死刑囚としては、水面下200mの潜水艦に設けられた監獄から脱走し、ファイターとしては、死刑囚の中でも最大の体格と残虐性を持っています。5人の死刑囚の中でも、最も野性味にあふれ、豪快にあふれる印象を持つスペックですが、今回はそんな彼の特徴や性格・強さについて作中に登場したシーンから考察していきたいと思います。
1.スペックの特徴は?
スペックは5人の死刑囚の中でも最大の体格と残虐性を持っています。他の死刑囚は、刃牙などのファイターとの戦闘のみを行うのに対して、スペックは警察官や刑務職員ではない一般人にも危害を加えます。驚異的な心肺機能を持っており、無呼吸で5分間の全力運動が可能です。また、そのたぐいまれな心肺機能から、水面下200mの潜水艦に設けられた監獄から、生身で深海から脱走するなどの身体能力を持っています。どんな監獄に入れられたとしても、必ず脱獄することができます。ここでは、そんなスペックが使用する技を見ていきましょう。
①無呼吸打撃
驚異的な心肺機能を持つスペックならではの技です。無呼吸の状態から一瞬の間も与えずに繰り出す連打です。この技を使用することでアメリカの自由の女神を倒壊寸前にまで陥れました。
2.スペックの性格は?
スペックの性格としては、5人の死刑囚の中でも最も残虐な性格をしています。警察官や一般人にまで危害を加えるとい見境のなさや、刃牙と対峙した時には、握手と見せかけて自分が切り落とした人間の腕を握らせて、混乱させた刃牙を叩きのめそうとするなど手段を選ばないスタイルが特徴です。また、死刑囚たちの共通点でもある「敗北が知りたい」という言葉ですが、これまで敗北というものを味わったことがないスペックでしたが、花山との戦いにおいて、完全敗北を喫してしまいます。それによって、精神的に敗北を感じ取ったことによって、肉体が急激に老化して、骨と皮だけになってしまいました。驚異的な身体能力をもつスペックですが、これを支えていたのが負けを知らないという精神だったといわれており、実は97歳の老人であったことも作中で触れられています。
3.スペックの強さは?
スペックは死刑囚の中でも最大の体格を生かした豪快なファイトスタイルが特徴的です。また、花山薫と同様に、何かの格闘技のバックボーンがあるというわけではなく、己の力のみで相手を圧倒するというスタイルを持っています。そして、驚異的な身体能力から放たれる無呼吸での連続打撃が得意技となっています。過酷な状況からの脱獄や、残虐な戦闘シーンからかなりの強者であるようなイメージのあるスペックですが、作中で刃牙たちに勝利した場面は一度もありませんでした。刃牙との戦闘では、動揺した刃牙を叩きのめしますが、あと一歩のところで失敗してしまいます。対花山戦では、殴り合いで決着を付けようとしますが、花山の不屈の耐久力と、猛反撃によって最終的に喉元を握りつぶされて完全に敗北を喫してしましました。そのため、スペックは作中で勝利を収めたシーンがまるでありません。相手が悪かったのかもしれませんが、買ったシーンが描かれていないのは、強さを考えるうえではマイナスポイントですね。
まとめ
2018年夏にアニメ版が配信されることが決まった「刃牙~最凶死刑囚編~」ですが、5人の個性的な死刑囚たちの活躍に注目が集まります。中でも、スペックのファイトスタイルは死刑囚の名に偽りのないまさにヒールと呼ぶべきキャラクターと言えますね。これからも注目の刃牙シリーズですが、この記事を機にスペックに注目してみて下さい。
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