刃牙シリーズの中でも高い人気を博しているキャラクターでもある花山薫。その特徴的な見た目とファイトスタイルは、見ている人を魅了しています。様々な格闘技をルーツに持つキャラクターが多い中で、花山薫だけは何の背景もなく、喧嘩1本でここまで強くなった人物です。今回はそんな花山薫の特徴や性格、強さを考察していきたいと思います。
1.花山薫の特徴は?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
花山薫は初登場時の年齢が15歳で、この時すでに暴力団花山組の2代目組長に抜擢される人物でした。この時から、非武装・非鍛錬という考え方を持っており「素手喧嘩」の言葉からも見て取れるように、どんな戦いにも素手で臨むファイトスタイルから「日本一の喧嘩師」の異名で呼ばれています。普段は白スーツを着用しており、顔には大きな切り傷があります。背中には、代々花山組の組長が引き継いでいる「侠客立ち」と呼ばれる入れ墨が入っています。実は、この「侠客立ち」には、縦横に切り刻んだ跡があるのですが、これは花山自ら敵対する組に乗り込んだ時に付いたもので、「傷のない侠客立ちは侠客立ちではない」という信念からわざと傷をつけたものといわれています。花山薫の代名詞といえば、常人離れした握力から放たれる技の数々です。ここでは、花山薫の驚異的な握力が可能とする技の数々を紹介します。
①握撃
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
喧嘩師・花山薫を語る上で、この技を外すことはできません。強力な握力によって相手の腕を両手でつかみ、血管を圧縮することで、行き場を無くした血液によって血管や筋肉を破裂させるという技です。打撃技よりも、致命的なダメージを与えることが可能で、一度花山に掴まれたら逃れることはできません。
②ヤクザパンチ
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
円盤投げのようなフォームから繰り出す一撃必殺のパンチです。強靭な握力と、体重、スピードが組み合わさることによって、強力な破壊力を作り出します。この技を食らった相手は、たとえガードをしていたとしても吹き飛ばされるほどの威力を持っています。
2.花山薫の性格は?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
花山薫は普段は無口であまりしゃべることなく、感情を表に出すことはあまりありません。巨大な体と暴力団の組長という肩書から威圧感がありますが、素の状態であれば、優しく、面倒見のいい性格をしており、一般人には決して手を出さないなど、暴力に対する明確な美学を持っています。未成年ではありますが、バーボンウイスキーのワイルドターキーを愛飲、パーラメントを喫煙するなどの一面があります。また、強くなるために体を鍛えること否定しており、花山薫の持つ強さは100%生まれ持った才能であることがわかります。
3.花山薫の強さは?
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
花山薫の強さについては、イメージと実績とでは少しかけ離れた部分があります。その強さは誰もが認めるところではあるのですが、幼少期には範馬勇次郎に惨敗、最大トーナメント編では、稲城文之信に圧倒的な力を見せて勝利しますが、2回戦の愚地克巳戦では、善戦を繰り広げるも敗戦するなど、最大トーナメント編では、目立った結果は残していません。最凶死刑囚編では、スペックと対戦、銃弾を口に押し込まれて、爆破され頬が敗れるなどの重傷を負いますが、決して倒れることなく、持ち前の握力でスペックの喉を握りつぶして勝利を収めています。戦績だけを見れば、決して目立ったものはありませんが、それでもその特徴的なファイトスタイルや美学などは魅力的なキャラクターですね。一撃必殺の武器を持ち、防御を全くせず相手の攻撃を受け止める様は、カッコよさに満ち溢れています。
まとめ
出典: 刃牙 ©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
花山薫は刃牙の中でも男に人気のあるキャラクターといえるでしょう。その立ち振る舞いや戦闘スタイルは、見るものを魅了してくれます。花山薫が戦うときは、特に印象的な対決が多くなるので、皆さんも注目してみてください。
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